どれだけモテるための方法とか女性に好かれる方法やコミュニケーション法を学び、そのまま実践をしても恐怖心を抱えていたら絶対に実践はできない
声のトーンや力強さやボディーランゲージや表情に表れてしまうからです。
どれだけ「好きだ!」と同じセリフを言っても、その声がビクビクしていているのと堂々としているのとでは与える印象は大きく変わってしまうもの。そのため、女性に対する恐怖心を抱えている人は、どれだけやり方を学んでもうまくいきにくいです。
よし!これでモテるぞ!って思っても
いざ実践をしてみると・・
「何かうまく言えない。」
「自分には実践できる気がしない。」
「できたと思っても失敗ばかり」
という人も結構多いです。
その原因は恐怖心を抱えているから・・・僕は元々は鬱傾向のある人間だったのでどんなやり方をしても全然うまくいかなかった・・・。それくらい恐怖心をぬぐうことは非常に大事な事。
そこで今回はそんな女性恐怖症の心理的原因から僕の経験と数々のクライアントを通じて克服するためのポイントを紹介していきます。
1.女性恐怖症の5つの症状
そもそも女性恐怖症というのは、読んで字の如く「女性に対する恐怖心」が過度に表れている状態で、恋愛に対する恐怖の場合は恋愛恐怖症ですよね。
つまり、女性全般・・女性と強く意識をした時に恐怖心を感じる事を女性恐怖症と定義づければいいでしょう。
と、言ってもわかりにくいと思うので、最初に一般的に言われる女性恐怖症の主な5つの症状を紹介していきたいと思います。
1-1.女性と会話をする事、目を合わす事に対して緊張感や恐怖心を強く感じる。
よく心理学などで、目を合わせる事ができにくい人は相手におびえているような心理を感じやすくなる傾向があります。
目を合わせない事でどんどん心理的に委縮をしてしまい目を見る事に対する恐怖や不安を感じてしまう・・・
すると女性は、無意識的にあなたを下の位置に見ることになるので、女性によってはあなたを適当に扱うようになってしまったり、とりあえず建前で付き合って本音では男らしくない・・・とかダサい・・とかどうしても思ってしまい最終的に裏切られたり幻滅する出来事が起こるようになってしまう可能性が高くなってしまいます。
1-2.赤面をしたり汗でる、胃がキリキリと痛むなど「肉体的反応」に出てきてしまう。
恋愛に関わらず、過去に他人に拒否された経験を持っていたり、今までにない経験をする時に、その経験を二度と感じたくなくなり似たような状況がおこるようになると身体的に反応が表れたり、新たな体験に対する不安から恐怖を感じて身体的な反応に表れてしまいます。
頭が真っ白になり言葉が出てこなくなったり・・・身体が震えたりしてしまうんです。
すると相手はあなたをイジめているように感じ拒否をしたり逆にイジめて欲しいという無意識の反応を示してしまったりしてしまいます。
1-3.他人からの視線を過剰に意識しリラックスした状態・平常心を保てなくなる。
これは女性だけに関わらず、人そのものの視線を意識しすぎて、自分自身を全く出せなくなってしまいます。すると相手の態度や言動にただ反応をするだけの自分の意思が全くなく相手には映るようになるでしょう。
更に、いつもいつも緊張状態になって精神的に疲れる人間関係を構築し、あなた自身も疲れてしまいます・・・すると本来の自分で関わっていないので相手も建前であなたに関わるようになるでしょう。
1-4.女性に触れられる事、触れる事に対して強く抵抗があり緊張や不安感を感じたりする。
これは、ちょっと触れられたから好意があると感じるのも一緒だったりします。ツッコミをいれる際、面白い時、フッっとした際に人は人に触れることはよくあるのですが・・・それを過剰に緊張したりビビったりして抵抗をすれば「この人は私の事が嫌いなんだろうな・・」と無意識的に感じ、逆に過剰に喜べば「下心がある人」というように無意識に感じたりしやすくなります。
まぁ、慣れてないとどうしても緊張しちゃいますよね・・・ただある程度慣れておかないと過剰な反応をおこしてしまい余計に負のスパイラルにはいってしまう可能性もあります。
1-5.女という生物を信じられず常に疑いの目で見て、裏切られないようにしようと極端に感じてしまう。
幼少の頃の母親、学生の頃の酷い振られ方、付き合ってた彼女の裏切り・・などなどなんらかの経験から女性という生き物を怖いとか信じられないと感じてしまうと、常に女性を疑いの目で見て裏切られないように極度に自分のいう事を無理矢理聞かせようとしたり、逆にいう事を聞いておけば穏便になるという思考をもっていると・・・
支配と奴隷
強制と従順
依存と自立
の関係は強くなってしまい対立がどんどん強くなってしまいます。
・・・・
これが頻繁におこり繰り返されている場合は女性恐怖症である可能性が高いと言われています。まぁ、慣れとか成功体験ができてないというのもありますが、頻繁になるほど長期的になるほど「恐怖症」と言えるのかもしれませんね。
2.女性に恐怖心を感じる3つの心理的原因とは?
そもそも恐怖症というのは、強い恐怖心が継続して頻繁におこり恐怖を避ける事で自分にとってリスクの高い方法ができず、解決策が見えない事により恐怖心だけがどんどん拡大していっている状態からおこるものです。
恐怖や不安
↓
避ける
↓
何もできなくなったり感情に振り回される
↓
うまくいかない
↓
恐怖や不安を拡大
という流れが一般的でこのスパイラルにはいるほど恐怖症になっていく傾向が高いです。つまり、そもそも恐怖症の心理的原因は”過去の経験や体験”から来ている場合がほとんどです。
代表的な心理的原因を3つほど紹介しておきます。
・幼少の頃に母親から肉体的な虐待や精神的な虐待をうけた。
・学生の時に女の子にイジめられた事がある。
・幼い時に母親以外からの虐待や性的虐待
ほとんどの場合・・・過去のトラウマ的なものが原因で女性恐怖症になっている場合がほとんどで、そのほとんどが小学生卒業までの場合が多かったりします。
過去の感情的な恐怖が無意識的にフラッシュバックしてしまう事が繰り返し行われて癖になったり、強烈な記憶として残っているような状態が恐怖症の主なパターンです。
3.恐怖心を克服する5つの方法
では、そんな女性恐怖症を拡幅するための方法を5つほど紹介していきたいと思います。
これらは、1つやるだけでもそれなりの効果がありますが全部やるとより恐怖症を克服する可能性は高くなるのでできるならば全部やってみてください。
3-1..誰だって”失敗”をする事を理解し受け入れる。
僕達は数回の失敗やうまくいかなかったことを全てのように考えて引きずって「俺はダメなんだ・・・才能がない」と思いがちですが、そもそも何事も未体験のコトをゼロからやってうまくできる事のほうが少ないですよね。
「そんなこと知ってるよ!」
ってツッコミが入りそうですが(苦笑)
でも、これ凄い大事な事なので覚えておいてほしいです。
トラウマなどは過去の失敗経験からくる感情的な痛みを引きずっている状態で、数回の失敗からダメだと思い自分を守る事を考え避けてしまっている状態が続いている場合が多いです。
最初の数回の失敗からスタートし、その失敗を繰り返さないようにしようと逃げたり自分を守ったりするから繰り返し同じ事がおこってしまう・・・自分を変化させず違う結果を望むのは結構無謀ですよね。
でも、最初は誰だって複数回失敗するものです。
イキナリ自転車に乗れないように、何度もこけて失敗して乗れるようになるように僕らは失敗を通じて学ぶこともあるわけです。だから、まずはあの時の自分は自分なりに一生懸命やったけどうまくできなかっただけだ・・・と自分を認め許してあげるところが恐怖症の克服の最初の一歩になります。
まず、恐怖心を感じる自分を受け止めてあげて心の傷をいやしましょう。
3-2.女性も同じ人間であることに気づく
あなたが女性恐怖症になったキッカケがいつごろかはわかりませんが、何らかのキッカケがあったと思いますし、直近でその恐怖心を感じた女性もいるでしょう。
特に女性は男とは違う生き物のように感じて恐怖を感じているかもしれませんが、そもそもあなたが関わっている女性もあなたと同じ人間だし、あなたと同じように傷をもっていたり、悲しんだり、恐怖だって感じている同じ人間であることには変わりません。
平気な顔をしながら恐怖を抱えているかもしれません。怖いからこそ冷たい態度をとったり怖いのを誤魔化すために何かしているかもしれません。
あなたと同じように感情がある人間なのです。
にも関わらず自分だけが恐怖を感じているように感じているのならば、彼女達が、母親が、いかなる恐怖を抱え不安を抱えているのかをちょっと意識して考えてみてほしいのです。
形は違えど、表面的にはわかりにくくても彼女達も何かを抱えているんです。
そこに気づくだけで物凄く楽に接する事ができるでしょう。
僕の場合は、女性の恐怖に感じている事や不安に感じている事を聞いてから女性に対する恐怖はほとんどなくなったどころか逆に女性が好きになりました….考えてみる・想像してみるだけでも効果テキメンなので是非やってみてください。
3-3.恐怖から逃げるか立ち向かうか決断をする。
恐怖は怖いですよね・・・でも、その恐怖から逃げて無視をし続けほど、同じような状況が繰り返し起こる度にその恐怖心を感じる事になるものです。
別に逃げるのが悪いワケではないし
立ち向かうのがいいわけではありません。
でも、あなたの人生・・・これからその恐怖心を持ち続けているとどんな人生になるのか?克服すればどんな可能性が見えてくるのかを想像してみてほしいのです。
・克服しない未来
・克服した未来
をイメージでいいので想像してみてください。すると自然と「このままじゃ嫌だ!」「超えたらもっと俺の人生の可能性は広がるじゃないか!」と決断ができるようになります。
もし、あの時・・・あなたが恐怖心を感じなければ・・・
とあらゆる過去の出来事に対して想像をめぐらせてみてください。そして、これから乗り越えないとどんなひどい未来になるのか?乗り越えたらどんな素晴らしい未来になっていくのか?が明確になるほどあなたは乗り越えようという動機が自然と湧いてくるはずです。
3-4.幼少の出来事を今の自分なら解決できるかを考える。
ほとんどの恐怖症は幼少の頃の恐怖体験がトラウマになっている場合がほとんどで、キッカケは意外と小さい出来事から始まっている場合であったり、今の自分からすれば大したことでないコトがキッカケになっていたりするものです。
幼少の頃よりも今のあなたは成長しているわけですから、今ならちょっと違ったアプローチができるはずですよね?
もし、あなたのトラウマが今思い出しても大きな出来事ならば、”幼少のトラウマになる出来事になる前のキッカケ”ならば今ならちょっと違うアプローチができるはずです。
今の自分ならば超えられる。
以前よりも上手にできるかもしれない。
この感覚があるだけでトラウマはかなり軽減するはずです。
恐怖症は過去から来ているものが多いので過去の出来事に対して解消ができるだけで恐怖心はかなり軽減されるはずです。
3-5.小さな成功体験を積む
そして、できるならば同時にやってほしいのが今からどんな小さな事でもいいので、何か新しいチャレンジをして小さな成功体験を繰り返し積んでください。
これは、あなた自身の潜在的な意識に対して
「自分は何か困難があっても乗り越えられる人間である。」
ということを刷り込むためです。
自転車の乗れないのが乗れるようになった・・・というように出来ないコトが出来るようになっていく経験を味わう事が大事です。
恐怖心をイキナリ完全克服はできないかもしれません・・・。なので、小さな成功体験を積んで自分は乗り越えられる人間だという事を自分で自分を洗脳してあげるのです。
すると・・・失敗に対して強くなり、超えられるということを信じる力になり、繰り返すことでどんどん確信になっていきます。
恐怖は避けたいもの・・でも必要なもの。
僕も昔は女性に対して恐怖心を感じていて、女性を目の前にすると足がガクガクブルブル震えたり、頭の中が真っ白になって何も話せなくなっていました。
というか男にもそんな時があったので人間恐怖症だったかもしれません(笑)
でも、そんな状態が一生続くのが嫌で必死に今の自分を超えるために本当に色々やりました・・・・そうして乗り越える事ができました。
それからというもの、
僕は自分にとって乗り越えたい恐怖に対して強い恐怖心を感じなくなって、乗り越えられる自分をどんどん信じられるようになってどんどん、自信がつきモテるようになっていったのです。
もし、あなたが女性に対して恐怖心を感じているのならば、是非、そんな未来を想像してこの記事を参考にしてくださいませ。