男性も女性も関係なく異性と恋愛関係になりたいのであるのならば・・・スキンシップはひ必須と言われています。
実際に他にも恋人同士になっても夫婦関係においてもスキンシップの頻度によって違いの関係が決まるというデータまでも・・
それほど重要なスキンシップにもかかわらず。
しかし、多くの恋愛相談を聞いていると
「どうやって誘えばいいのか?」
「なんと言えば口説けるのか?」
「恋愛感情を感じさせる会心の一言は?」
みたいな事ばかりに目がいってしまい、言葉だけのコミュニケーションにこだわってしまっています。しかし、心理学の世界では言葉の影響力は最も低いと言われ、それ以上に視覚や聴覚(表情やランゲージや声のトーンなど)からの情報のほうが圧倒的に影響をされると言われているのです。
その中でもスキンシップは互いの体に触れるわけですから、当然ただの言葉のコミュニケーションよりも圧倒的に効果があります。
だからと言って、
「そうかぁ!スキンシップをすればいいんだぁ!」
ってイキナリ触るとセクハラ扱いされかねません。
女性の恋愛感情を想起するボディタッチ・スキンシップの方法9選の記事で効果的なスキンシップの方法を実践するのもいいのですが、それ以前に、まずスキンシップがどうして効果的なのか?
心理的にどうはたらくのか?を知らないと誤った使い方をして撃沈しかねないのでここではスキンシップの心理的効果を6つご紹介していきたいと思います。
1.傍目から仲がいいか悪いかわかりますか?
上の2つの写真を見てください。
どちらが仲がよくてどちらが仲が悪いのかわかりますか?
まぁ、いうまでもなく右側のカップルのほうが仲がいいと答えるのではないかなと思います。
もし、あなたが右側のカップルが仲がいいと答えなければ、きっとあなたは女性と適切なスキンシップをする能力をすでに持っているという事です。
なぜなら、仲が良い・距離感が近いという感覚がなんとなくわかっているわけですから。
よく、恋愛関係に至る時にはいかにスキンシップがいかに重要なのかをよく言われていますけど、仲がいいからスキンシップが多くなると同時に、スキンシップをするから仲がよくなっていくという側面もあるわけです。
心理的な距離感=肉体的な距離感
つまり、異性と親密になるためには、心理的に親密になると同時に、このスキンシップをいかにしていくのかどうかが非常に重要になってくるのです。
傍目から見て仲が良さそうになると周囲に
「仲がいいねぇ」「好きなんじゃないの!?」
というように言われたりするので、相手がスキンシップをしている事・されても受け入れている状態を自分自身で正当化するので、、
「もしかして私、この人の事好きかも!?」
と自分自身でどんどん好意を正当化していくという効果的なもあったりしますしね。
とにかく大事なのは、ただ好意的に思ってもらうと同時に、好意を互いに強く実感できる状態(スキンシップをしあう関係)をいかに作っていくのか?だということは覚えておいてください。
2.男女のスキンシップの意味の違い
男女関わらず僕達人間は、「嫌い・苦手・恐怖」などの感情や思いをかんじている相手には、どれだけ口では真逆の事を言っていたとしてもスキンシップをするのは難しい生き物です。
基本的には。
ですから・・ちょっと苦手であったり距離をかんじる人にはボディタッチをされるだけで嫌な気持ちが増幅したりもするわけです。
特に、僕ら日本人は、ハグなどの文化がないのでボディータッチってかなり少ないのもあって、ボディータッチをするのも結構勇気が必要だったり、逆にされてセクハラにもなりかねないのですが・・・
上手に活用をすればコミュニケーションをとる手段で相手との心理的な距離感を縮めるだけじゃなくて、恋愛関係に発展する上でも、より親密になる上でも必須といっても過言ではないものです。
しかし、男女共にスキンシップをする時には大きな違いがあります。
ここを理解しておかないと異性の心を掴むことも難しくなってしまいますし、下手をすればボディータッチをすることによって逆に嫌われる羽目になりかねないのでまずは違いを知っておきましょう。
2-1.女性にとってのスキンシップの意味
女性から男性へのスキンシップは、「あまり考えずに自然に体が動いて、衝動的になった時にボディータッチをする」というパターンが最も多いです。
もちろん、中には“自分が注目されたいがために”“お金のために”男に好意的に思われるツールとして使っている女性も確かにいます。
しかし、基本的には女性からのスキンシップは頭で考えてやるものではありません。
なので最初は自ら積極的にボディータッチをしてくる女性よりも
リアクション型・・あなたの会話や行動の何らかのアクションへのフィードバック
のボディータッチをしてくる女性の方が多いです。
また、女性の場合は、無意識ではありますが対比をする能力が秀でているので、ボディータッチをしてくる男性のスキンシップがどれくらい当たり前になっているのかも見ていたりします。
つまり、、
・普段、他の異性とボディータッチをしているか?してないか?
・普段、同性とどのようなスキンシップをしているのか?
まで見ているので、普段から人との身体的な距離感が遠い男性がボディータッチをしてくると無意識的に違和感を感じたりします。もちろん、好意的におもっている男性からのボディータッチは関係ないですけどね。
ただ、少なからず女性は、女性同士であったりリアクションで無意識的に、日常からボディータッチをする習慣が男性よりも明らかに頻繁にあるので女性からのボディータッチを「脈あり」と受け取ってしまうと勘違い男になりかねないのでご注意を。
男性同士で抱き合ったり肩を組んで歩く。
というような習慣がある人のほうが少ないですから・・
だから、男性か感覚では女性からのボディータッチ=好意という方程式が成り立つのがわからなくもないですが、安直にそうやって見てしまって誘ったり告白したりして断られて撃沈する羽目になりかねません。
それならば・・・・他の男と比較をしたほうがずっと好意レベルはわかるはずです。
ただ、ボディータッチになれた女性と言っても、嫌いな人に積極的にボディータッチをすることは稀かなと思うので嫌いではないはずです。ただ、当然「嫌いでない」だけで「特別にに好き」とまでなっているとは別の話であることはお忘れなく。
2-2.男性にとってのスキンシップの意味
最近では、男性からスキンシップを積極的にするという方もかなり減ってきたのではないかなぁと思いますが、、、まぁ、それも仕方ないでしょう。
テレビのニュースなどでは、ちょっと触れただけ・・触っただけでセクハラと言われたりして中には訴えられたとか聞きますからね。触るのにビビってしまうのもわからないでもありません。
まぁ、セクハラで訴えられてる人とかって目の前の女性との心理的な距離間を図れずにボディータッチをしたりしまったからでしょうけど・・そして、セクハラという言葉だけが一人歩きしてとりあえずセクハラとかいうみたいな(笑)
しかし、どんな女性であろうとも
・いかに自然体にボディータッチができるのか?
・親密度を高めながらボディータッチができるのか?
ができていれば、女性からのセクハラ扱いされることもないですし、逆にボディータッチをするほどに親密度を高めることだってできるようにもなれるでしょう。
ただ、大体の男性の場合はそれがなかなかできないし慣れていません。
そのため、男性にとってのスキンシップというのは・・大体の場合“好意の表れ”である場合が多いです。ただ、この好意にも違いがあって女性の場合は、自然に衝動的にしてしまうものであるのとは違って男性の場合は・・・・
やや「しようと思ってするもの」「意図的にしようとするもの」
という感覚のほうが近いです。
触ってしまっているのではなく、触ろうとしてしまっているという感覚ですね。だからこそ、互いの距離感をつかめずにセクハラになってしまうことが多いのかもしれませんが、少なからず好意的に思っているのは確かです。
しかし、この好意というのが、恋愛感情なのか?性的な本能なのか?狩猟本能なのか?妹のように見ているのか?は人それぞれ違うのでよく観察する必要があったり、リアクションの仕方を工夫をしたほうがいいかもしれません。
ただ・・・スキンシップは理由はなんであれ男性にとっては好意だということは覚えておけば大体の場合は間違いないでしょう。
・・・このように男性と女性とではスキンシップをするにもされた時の感じ方も全然違うのがお分かりでしょうか?する側・される側の意味も全然違ってくるのです。
ここを理解せずにスキンシップが大事だ!
って男性の場合はベタベタと触ったり、スキンシップ=好意だ!と勘違いしたり、女性の場合は、スキンシップなんてしたら嫌われちゃうかも?と何もできなかったり、他の女性のスキンシップでも喜んでるからどうなんだろう?なんて考えすぎなくてもいいのかもしれません。
3.効果的な男女のスキンシップ
・・・さて、ここまで読めばなんとなくでもスキンシップが異性に対して、どのような影響を与えるのかもなんとなくわかってきたのではないでしょうか?
もちろん!ボディータッチやスキンシップは生まれ育ちで慣れているのか?慣れていないのかの違いがありますが基本的には親密になるためには必須のツールです。
しかし、男性にとっては諸刃のつるぎにもなりかねないので注意が必要かもしれませんが、逆にこのスキンシップなくして親密な関係は構築はできないというほど重要ではあります。
ということで、もうちょっと深堀して男女ごとのスキンシップをする際に、ここだけは外してはいけないポイントのようなものをご紹介していきます。
3-1.女性に効果的なスキンシップのポイント
3-1-1.不自然ではなく自然にできる
先ほどもいいましたが、日本では、ハグとかハイタッチなどをする文化がないのが原因かどうかはわかりませんが、スキンシップが不自然な方も多かったり、さわされる事に対して海外よりも心理的に抵抗感をもっているためセクハラ扱いをされがちです。
だから、いかに自然にボディータッチをするのか?
がポイントになってきます。まぁ、どうすれば不自然にならないか?については色々細かく言えば色々ありますが、最低限覚えておいて欲しいのが・・・
・時間・・・ボディータッチの時間
・面積・・・肌が 触れ合う面積
・部位・・・触る体の部位
この3つをしっかり意識することができるのかどうかです。
例えばですよ・・初対面でしかも好印象を与えられていないのにも関わらず、太ももに頭を乗せて膝枕状態を10分間したらどう女性はおもうのか?と言われたら・・「キモッ」って思うはずです。
まぁ、これはわかりますよね。
太もも(下半身の部位)に顔(設置面積)を10分間(時間)
ですから、結構心理的な敷居が高くなってしまっているからキモいと思われるわけです。
じゃあですよ。
もし、これが
腕(上半身)に指先(設置面積)をトントン(コンマ何秒を数回)
ならばどうか?もちろんイキナリはどうかと思いますが、先ほどよりは心理的な抵抗感は感じないはずです。では、、、、もっといきましょうか。
腕(上半身)に指先(設置面積)をトントン(コンマ何秒を数回)する素振り。
ならばどうでしょう?
これならば心理的に抵抗感を感じることはありませんよね。不自然なボディータッチをする人は、この3つの数値が高いものをイキナリやるからセクハラになってしまうのです。
もし、あなたが自然なスキンシップをしたいと思っているのならば、この3つの要素を少しずつ高めていくようにしてください。
それだけで女性に対して心理的に抵抗がないどころか好意的に思われるスキンシップをすることができるようになるはずです。
3-1-2.心理的な距離から身体的距離
とは言え、無言で何もコミュニケーションをとらなかったり、逆に盛り上がりもしない会話をしているのにボディータッチをしてもドン引きされる可能性があがります。
そりゃそうです・・・。
大したコミュニケーションをしていないわけですし、盛り上がったり、心を開いたりもしていない状態では心理的に距離があったり壁を作ったりしている状態になるので、その時にボディータッチなどをしても心理的に抵抗する反応を示しやすくなります。
身体的な距離を埋めるには
・現実的に納得する理由・・・車道側を歩いて危ない・仕事で後ろを通るなど。
・感情的に納得する理由・・・盛り上がる・楽しい・嬉しい
この2つのどちらかが必要になります。好意をどんどん高めていくためには感情的な理由は絶対に必須ですが、少なからず(相手にとって)何の理由もなくボディータッチをしても女性は衝動的なので拒絶反応を示してしまうのです。
つまり・・・コミュニケーションで盛り上がった時や共感を得た時、嬉しそうな時や楽しそうな時、、、触らないといけない正当な理由ができる状況を作ってボディータッチをしていってください。
もちろん、自然にというのは必須です。
3-1-3.リアクションを引き出そう
あなたから触るのも悪くはありませんが、出来るならば女性からボディータッチしてもらえるようにリアクションを引き出したほうがいいでしょう。
もちろん、これは女性の男性に対する慣れなどによって
ボディータッチを積極的にするかどうかは変わってきます。
なので、出来る限りリアクションを引き出すためのアクションをして女性の男性にたいする反応をたしかめるためにも、あなたからリアクションを引き出すアクションをしていきましょう。
その中で最も簡単なのが
・いじる
・からかう
・冗談を言う
・つっこませる
・共感を得る
この5つかなと思います。先ほども言いましたが女性は衝動的に体が反応をしてボディータッチをする傾向が高いので、「もう!バカ!」と叩かせてあげたり「おい!」というツッコミをいれさせてあげるような会話やアクションをすると効果的です。
・・・以上この3つのポイントさえ大きく外さなければ、女性に好感を持たれるスキンシップができるようになるはずです。
3-2.男性に効果的なスキンシップのポイント
3-2-1.リアクション型のボディータッチが基本
基本的に、女性が男性に対してボディータッチをするのは、どんな方法であれ男性は喜びますが、自ら積極的にボディータッチをしすぎると・・
「おっ!こいつ簡単にヤレそうだな。」
「もしかして俺のこと好きかもぉ!」
と思わせてしまう羽目になります。もちろん、これはケースバイケースでとりあえず次に繋げたい場合はアリですが、自らアグレッシブにボディータッチをするのは、基本的にはオススメはしません。
なのでリアクション型のボディータッチをしましょう。
面白いと思った時や共感をした時などなど、もちろんベストは自然体で出来るようになっているのがベストですけど、触れることに慣れてない人はなれるところから始めるときいいかもしれません。
3-2-2.タップとタッチを使い分けよう
とはいえ、ベッタベタとあまりに長々とボディータッチをするのもある程度親密になればいいんですが、イキナリ誰彼構わずなりふり構わず粘着スキンシップをすると・・正に今日お持ち帰りしてくださいと勘違いされかねません。
その瞬間・・・恋愛感情よりも性的な対象が勝ってしまう可能性があるのです。
そうではなく、
盛り上がり感を感じてもらうために・・・
もっと言えばし親密になっていると感じてもらうために・・
更に言えば、もっと強く恋愛感情を感じてもらうために・・
軽いタッチ・・・いや。
タップからタッチへと接触する面積と頻度を低いところからだんだん親密になるに従って高くしていきましょう。
3-2-3.触らせてあげる隙を作る
更に・・・好きな男性であったりもっと親密になりたいなと思っている男性に対しては触らせてあげる隙を作ってあげたほうがいいです。
・・・簡単にセクハラとか痴漢扱いされやすい現代。
男性は自分からスキンシップをとることを、どうしてもためらいやすくなります。
ですから、自らボディータッチをしてもいいですし、ちょっと寄りかかるような仕草を見せたりして触りやすくしてあげるといいでしょう。
この隙が全くなく腕組みをいつもしてガードしまくっていれば・・
当然、男性も近寄り難くなってしまいます。隙は男性側からアプローチをされるのならばある程度はみずから作って、男性側から積極的にアクションできるようにお膳立てしてあげるといいかなと思いますよ。
・・・以上、この3つのポイントを外さなければ男性との距離感をもっと上手にとれるようになるだけでなく、以前よりも恋愛感情を感じてもらいやすくなるはずです。
最初はある程度の調整(慣れ)も必要かもしれませんがあなたがどういう関係を男性と作りたいのかによってあなたなりの方法論を見つけ出してくださいね。
体を使ったコミュニケーションを極めよう
僕たち人間は、どうしてもわかりやすい言葉でのコミュニケーションを重視しがちですが、それだけでは恋愛感情はあなたも相手も感じにくくなってしまいます。
やっぱり恋愛のいいところはドキドキ感、ワクワク感、癒され感みたいなものがあるかどうかは非常に重要ですから・・・また、言葉だけじゃなく五感全部をつかって相手をかんじることによって以前よりも相手がわかる部分もあるかと思います。
だからこそ、、、体を使ったコミュニケーションももうちょっと極めてみてください。