いままでいろいろな恋愛をしてきたけれど、どれも長くは続かない。俺って(僕って)恋愛不適合者なのかなぁ…と思って、ネットにあふれている「恋愛不適合者診断」をついついやってしまう。そのチェックリスト高めの診断が出て、またへこむ。そんな経験ありませんか?
自分が恋愛に向いているかどうかは、イケメンだってフツメンだって共通の悩みです。
でも、恋愛不適合者って何?といわれたら、しっかり答えられる人は少ないと思います。もやもやしてたらいつまでも気持ち悪いですから、この機会に「俺って恋愛不適合者?」という疑問を掘り下げてみましょう。
<恋愛不適合者の意味>
日本語で意味がとりにくい言葉って、一回英語にしてみるとちょっとわかりやすくなったりします。恋愛不適合者は英語で”romantic nonconformity”といいます。少しややこしいですが、そのまま訳せば「ロマンチックなことに親和性がない人」ということになります。
恋愛を「長く安定した男女関係を続けていくこと」と考えてさらにこれをかみ砕くと、「女性とロマンティックな関係を長く続けていくことが難しい人」となります。
少し見えてきたでしょうか。でも、こんな風になってしまうのにはどんな原因があるのでしょう?
1.とにかく飽き性
同じ女性とずっと一緒にいたら、飽きてくることってありませんか?相手のことがわからないうちはどきどきし
そして、例えばあなたがその女性にとってイケメンであれば、新しいその女性との関係は驚くほどすんなりと、刺激的に、進展してしまいます。
これは女性にとっては浮気ということになりかねませんよね。そうするともう別れは目の前。いまの彼女とロマンチックな関係を築いていくのはとても難しくなりますし、恋愛不適合者だと言わざるを得なくなります。
2.刺激フェチ
飽き性な男に刺激フェチという特徴がそろうと、いっそう新しい刺激を求める男ができあがってしまいます。「据え膳食わぬは男の恥」という言葉があるほど、男は性に対して積極的であるのがよいとされる傾向があります。
退屈になるのも早く更に強い刺激を求めるため
一人の女性と長く付き合うこともできない
長く付き合うとあなたに刺激を要求する
他に刺激を求め浮気をしたりする
退屈そうにする
みたいなことがおこって長続きもしないのです。
3.決断力がない
一方、そもそも女性とのお付き合いを始められない、という恋愛不適合者もいます。女性慣れしていないとか、好きな女性ができても全然前に踏み出せない人です。
この特徴を持つ人は、なんとか恋愛になれていくことが必要でしょう。女性と話す機会をたくさんもつとよさそうです。合コンや、結婚を見据えている方だと婚活など、女性と嫌でも話さないといけない状況を作り出すのもいい方法です。旅の恥はかき捨て、といいます。初対面の女性の前で恥をかいても、それは全然そのあとの人間関係に影響を及ぼさないと考えてよいですから、積極的にトライしてみましょう。
また、お付き合いできても、決断力のない男は女性からげんなりされやすいです。「こんなことまで私が決めなきゃいけないの?」といういらいらが溜まって、とうとう別れを切り出されるパターンもよく聞きます。
目が覚めるようなイケメンがこういった失敗を経験していることもよくあります。見た目だけなら最高だから恋愛は絶対にうまくいくはず。なのに、そのイケメンには決断力がないのです。だから恋愛がうまくいかなくなってしまう。なんで彼女いないの?とか言われるパターンですね…。こうしたことから、ある程度自分で思い切って決断するのが非常に大事なことなのだとわかります。
4.相手に求める理想が高い
見た目とか中身とか、自分の評価で100点満点の人を探すあまりに恋愛がうまくいかない、というのがこうした人の特徴です。
「俺はこういう人間でありたい」「俺はこういう自分になりたい」 というような自分自身に対する理想ならいいのです。それは向上心ですし、そういう理想が高いのは男らしく、あなたのとても素敵なところだと思います。
ところが、女性に求める理想が高いとなると話は別です。グーグル検索だってなんだって、検索ワードが多いとヒットするサイトは減りますよね。「見た目がいい」「優しい」というのは、その検索ワードと同じと考えていいのです。すると、検索ワードが増えるとヒットは減る、すなわちあなたの条件にあう女性はどんどん減っていくのです。だからいい女性が見つかりにくくなりますし、たとえ今あなたの彼女があなたのそんな特徴が見えてしまったら、そんな人を彼氏にしておきたいなんていう女性はいなくなってしまいます。
相手が見つかりにくいうえに目移りしやすいとなると、恋愛不適合者である、ということになってしまいます。
5.恋愛以外の優先順位が格段に高い
自分に対しての理想が高い男は素敵だと言いましたが、それも限度があります。俺は社会でのし上がってやるんだとか、職業柄忙しすぎてあなたとの時間がとりにくいとか、また仕事が面白すぎて仕事中毒(ワーカホリック)になってしまったら、プライベートの時間は非常に少なくなってきます。恋愛はプライベートな時間を使ってするものですから、当然プライベートの時間が少なければ少ないほど恋愛する時間は減ります。ですから、仕事を優先してしまう人は恋愛不適合者と言わざるを得ません。
また、いくらプライベートの時間があっても、そこで彼女以外との時間を優先してしまうというのも恋愛不適合者の特徴です。プライベートの時間を彼女と過ごすためには、そのぶん趣味とか他の飲み会などに使う時間を削らないといけません。このようなタイプの人は、それができません。だから、恋愛には向かないなというふうに評価されてしまうのです。
6.依存症
彼女に対する依存症ならばいいかもしれません。それは、もちろん健康的な形とはいえないかもしれませんが、適度に彼女にハマるというのは、恋愛を続けていくという点だけからいえばプラスです。
しかし、アルコール依存症やギャンブル依存症の男はいけません。世界保健機構では、「飲酒で周りの人にけがをさせたことがありますか?」というのが依存の一つの意味とされています。また、ギャンブル依存の診断基準には「言葉が荒くなる」「親密な人と過ごす時間が減ってくる」という項目が入っています。
これらを考えると、彼女と一緒にいる時間が減る上に、暴力的になる男ということになりますから、これは明らかな恋愛不適合者です。
7.気性が荒い
気性が荒い男は、女性に暴言を吐いたりすぐ怒ったり、暴力をふるったりしてしまいます。心に余裕がないから仕方がないんだよ!というかもしれません。でも、気性が荒いことで、女性に精神的に負担を無意識に与えている可能性は非常に大きいのです。
女性を殴る蹴る、これは男としては恥ずべき行為だとよく言われます。言葉の暴力をふるうのもそうです。彼氏に暴言や暴力を振るわれてしんどくなる、いわゆるDVで苦しんでいる女性は多くいます。
気性が荒いというのは生まれ持った性質ですから、自分で気を付けるしかありませんが、間違いなく、ゆっくりと女性とロマンチックな関係をはぐくんでいくことは難しいでしょうし、恋愛不適合者と言わざるをえません。
最後に
さて、ここに書いてあることにあなたはどれくらいあてはまったでしょうか。何個もあって憂鬱になった方も、意外に少なくてほっとした方もいるかもしれません。
でも、安心してください。なぜ自分が恋愛不適合者になってしまっているのかがわかれば、その解決策を考えることも少しは楽になります。改善は簡単ではないかもしれませんが、「恋愛したい!あの人の彼氏になりたい!」というモチベーションがあれば必ずうまくいくはずです。そして、それはあなたの魅力をより増すことになります。
女性は、努力している男にはどきどきするといわれます。それが自分とロマンチックな関係を築くための努力ならなおさらです。なので、改善に努めるのは絶対にあなたにプラスになるはずですから、無理せずできる範囲で頑張っていきましょう!