恋愛に関わらずコンプレックスは自信低下の原因になり、他者に対して感情的になり自分のパフォーマンスが出せない場合が多いです。
コンプレックスが気になり他者を羨み恨んでしまったり・・
どう思われるかばかりに気になってひるんでしまったり・・
突っ込まれるのを恐れて感情的になってしまったり・・
これでは、モテるどころか人間関係を構築することも難しくなってしまうし行動もできなくなってしまいます。
確かに誰でもコンプレックスはあります・・。しかし、それを強く持ってしまうと恋愛さえできなくなってしまいます。そこでここではあなたが抱えるコンプレックスを克服するための3つの選択肢と事例を通じて具体的にどのように克服をしていけばいいのかを紹介していきます。
コンプレックスの克服に必須の3つの方法
コンプレックスの最大の問題は、コンプレックスを気にするあまり心理的に心を閉ざしたり感情的になったりしてしまうところです。その気持ちが表情や態度になり相手に察知をされてしまうのです。
これでは恋愛も下手すると人間関係でさえもうまくいきにくくなってしまうので、いかに克服をしていくのかは非常に重要になります。そんな、コンプレックスを克服するためには大きく分けて3つの方法しかありません。
①劣等感を克服する
②コンプレックスそのものを克服する
③コンプレックスを活用する。
1つでも2つでもいいのですが、これら3つ方法のどれかでしか克服はできません。では、1つずつ具体的に方法論を解説をしていきますがわかりやすいように事例を使って克服法を紹介していきます。
それではいってみましょう。
事例①:学歴コンプレックスの場合(劣等感の克服)
僕は、高校を中退したので中卒でした。勉強もこれと言って得意でもなくどちらかと言えば苦手で下から数えたほうがマシ。でもだからと言って勉強する意味を見出すこともできず高校を中退したのです。
学生の頃は勉強ができる奴やスポーツができる奴はもてはやされ、褒められモテるやつばかり・・・親にも学歴はあったほうがいいと言い続けられたのもあり、自分が学歴がないことにコンプレックスを感じていたのです。
しかし、どうせまた学校に行っても勉強する気さえおきないのもわかっているのでどうしようもなかったのです。そして、「どうせ学歴がないから」「頭が悪いから」と何も行動ができませんでした。
自分に自信がどんどんなくなっていったのです・・。
それから克服するまでには数年はかかったかと思います。
そして、今では学歴がない事をコンプレックスだとは思わず、学校に行かなかった事によって得たものがたくさんあるということに気づいたし今では「頭がいい」とまで言われるようになりました。
劣等感はほぼゼロになったのです。では、僕は克服するために何をしたのか・・?それは一重に行動をしながら考え方を少しずつ変えていったのです。
1.他人と比較をしなくなった。
コンプレックスというものは、そもそも「他者と自分との比較」から生まれます。(人でなくても一般常識とかメディアとか)人は誰だって優れている部分があれば、そうでない部分があるもの。それぞれ違うからこそ価値があるわけです。
そんな中で誰かと比較をして自分が至らない部分をコンプレックスに感じても仕方ありません。例え周りに言われてもそんなものは気にしても仕方がないこと。自分にとってもいいことは1つもありません。決して多数が正しいわけではないのです。
2.自分の価値基準を変えた
何らかの自分の価値観や価値基準があると、そこから至らないとコンプレックスになってしまいます。その為、まずは自分の価値基準を変えるのが最も手っ取り早いです。
例えば、モテたい=学歴がない=モテないと思っていたとしましょう。
このように僕らは出来ない部分やコンプレックスの部分を結果が出ない理由として自分で自分を洗脳します。でも、これは自分自身にとって理想ではないのならば、それを変える基準を作ったほうがマシです。
3、他者と自分の素晴らしい部分を明確化
先ほど、他者と自分を比較するからコンプレックスはうまれると言いましたが、比較をするのならばもっと明確に具体的に明確化してください。そして、自分の素晴らしい部分を明確化し伸ばしてください。
例えば、僕の場合は「学歴はなくて学校教育には合わないけど感性は優れている」とうように・・・他者を憎み自分を憎むよな選択をするのではなく他者の凄いところを明確化して自分の素晴らしいところを見つけるか純粋に長所を探し明確化し伸ばしていきましょう。
4.目的を最重要視した
あなたのコンプレックスは具体的に何の邪魔になっているでしょうか?将来の可能性が見えないコトですか?それとも、恋愛がうまく行かないコトですか?何のためにコンプレックスが邪魔なのでしょうか。
ここを一度考えてみてください。そして目的がわかったら、今自分がコンプレックスを障害に思って何も踏み出せないコトとどちらを重要視すべきかを考えてください。大事なのはコンプレックスではなく目的なはずです。それでもまだコンプレックスが重要ならば1~3を繰り返し意識して考え抜いてください。
僕の場合は、モテたい、もっと認められたい、もっと大きな人間になりたいというものでした。そこから考えたら周りが否定してきたコンプレックスを持っている人を受け入れてあげる事ができるのではないか?と思えるようになりました。
5.あらたなチャレンジし成長に目を向けた
あなたの目的や目標のために今できる事からでいいので、どんな小さな事からでもいいのでチャレンジをしてみてください。掃除をするとかファッションに気を使うとかなんでもいいです。
そして継続的に繰り返しやって成長にフォーカスをしてください。昨日より今日出来るようになったこと、うまくなったこと、または壁にブチ当たったことを…それはあなたにとって1歩の成長になり喜びになり魅力を拡大していくことにつながっていくはずです。数か月後にはコンプレックスの事を考える暇はなくなっているはずですよ。
・・・以上5つの方法を紹介しましたが、これらを同時でもいいのでやってください。まず何よりも行動です。しかし、その行動をするための気持ちを作っていくのがコンプレックスを克服する最初のステップです。
これを繰り返し実践していけば劣等感はかなり消えていくはずです。感情はあなた自身である程度はデザインできるのでくじけずに頑張ってください。
事例②:容姿(身長・顔など)のコンプレックス(そのものを克服)
コンプレックスからくる劣等感はある程度克服して気持ちの面では、かなり軽くなったとしても、実際にコンプレックスそのものがなくなるわけではありません。僕の場合は学歴コンプレックスは最終的に気にもならなくなりましたが、気になってしまうコンプレックスも中にはあります。
例えば身体的な容姿のコンプレックスですね。
僕も容姿のコンプレックはいくつかありますが、わかりやすい例でいうと僕の知り合いには、若い頃から髪の毛が抜けてハゲてしまった友人がいます。こういったコンプレックスは気持ちを変えても治るわけではないので気持ちの中でどこか引っかかってしまって無意識的に感情が揺さぶられる事もあるかもしれません。
こういう場合は、以下の2つの克服法しかありません。
1.コンプレックスそのものを克服する。
2.コンプレックスをごまかす。
です。当然コンプレックスそのものを克服するというのは、顔で言えば整形とかになりますしごまかすとなれば、化粧とかになると思います。自分でできる範囲でどうしようもなくなったらプロに頼めばいいでしょう。
プロでもどうしようもない身長のコンプレックスの場合はごまかすしかありませんが・・・。
もちろんお金が必要になるのは当然の事なのでお金を稼ぐ必要はありますが、お金を必死で稼いでコンプレックスを気にしなくなる状態を作れるのならば、必死で働けるはずです。
例えば、先ほどのハゲで悩む友人は自分で髪の毛の事を調べ栄養素・髪の毛の洗い方・頭皮のいたわり方などを独自で調べて自分で髪の毛を生やしたそうです。もし、駄目だったらプロに頼むつもりで・・・最近ではネットで色んな情報があるので是非自分でやってみてください。
ただ、ここで注意してほしいことがあります。それは劣等感を同時に解消させるようにセルフコントロールも同時にしてください。じゃないとコンプレックスを敵として見てしまい過剰な事をしてしまうからです。
ダイエットとかは有名ですよね。過剰にやりすぎて拒食症と過食症を行き来してしまったりしてしまいかねません。劣等感を克服する事を同時にやりながらコンプレックスそのものを克服していきましょう。
事例③:身長のコンプレックスの場合(活用する)
コンプレックスの中でもどうしてもごまかしがきかなくなる時はきます。例えば、先ほどの身長の例とか足が短いとかは、いくら外でシークレットブーツや靴などで身長を高めに見せたりしても限界がありますよね。
初対面ではごまかせても親密になるほど限界が訪れます。
そういった隠してごまかしても通用しないもの、そしてコンプレックスそのものを改善しようにもできないものは武器にするのが一番いいかなと思います。そして、多くのコンプレックスは武器にすることで大体は克服できるはずです。
つまり、コンプレックスがデメリットではなくメリットにした瞬間
あなたのコンプレックスは本当の意味で克服できたと言えるのかもしれません
顔の悩んでいた時期も全て認められるようになって本当に克服をしたと言えます。
1.過去のコンプレックスを武器にする。
2.現在も持ってるコンプレックスを武器にする。
この2つかなと思います。先ほどの髪の毛で悩んでいた友人はすぐには髪の毛が生えてこないことを知っていたので、それまでの間ハゲをキャラとして使っていました。
「あだ名はハゲです。ただいま育毛中です。」と自分で言って覚えてもらっていたのです。僕も自分のコンプレックスをいくつか武器にしてきましたが、コンプレックスは1つの特徴でもあります。
例えば、高校中退だという事で学歴にコンプレックスはありましたが、学歴がなくても学歴がある人材を使う立場にもなりましたし、学歴がないとか頭が悪いとか言っている人にとって僕は価値をより強く感じてくれているはずです。
自分のコンプレックスで誰かを助けてあげることもできるし、覚えてもらいやすい自分の特徴(個性)として使うこともできます。劣等感を克服すると同時に自分のコンプレックスをいかにして武器として使うのか?を考えてみてください。
過去を恨んでもコンプレックスを恨んでもあなたの人生は充実しないし解決するために行動もできません。ならばまずは武器として使えないか?を考えてみください。
ストレスや悩みは誰にだってあるものですが、その状態をいつまでも続けると解決する策でさえ解決するための行動さえできません。どうせ克服をするなら出来る限り自分が有利に働くようにもっていってみるために試行錯誤してみましょう。
まとめ
ここまで見てもらえばわかるように、コンプレックスを克服するために絶対にはずせないのは「劣等感の克服」です。劣等感を克服しながらでもいいのでコンプレックスを克服していきましょう。
もちろん今すぐには克服はできません。日々少しずつでもいいので自分の心を矯正していくつもりで克服をしていってくださいね。