ある程度モテるようになったり恋愛経験を積んで彼女や彼氏ができたとしても、女性の束縛や嫉妬にうんざりしている人も多いかもしれません。
そもそも、恋愛は依存的な女性や依存をさせれば好きにさせる事ができると言われていますが、そんな恋愛をしてる限り充足感を味わえる恋愛などできないし、ウザイ、面倒臭いと思って当たり前の話です。
そこで、今日は実際によくある嫉妬や束縛のエピソードを例に、彼女の束縛をやめさせるためのポイントを紹介していきたいと思います。もちろん、女性も使える方法でもあるので是非参考にしてください。
そもそもなぜ嫉妬や束縛をするのか?
これに関しては根本的に言えば自己の不足感から、その不足を埋めようと他者に依存をしている状態程嫉妬や束縛をする傾向が高いです。具体的に言うと・・・
・嫉妬は・・・
他と自分を比較し自分に価値がないと思う状態。
・独占欲は・・
その状態にならないように、恋人を自分のモノにし縛り付けるしか手段がない思考からうまれる欲求。
・束縛は・・・
独占欲を行動としてあらわしている状態。
という感じでしょうか。つまり、自分自身を信じられず、そして他者を信じない人ほど嫉妬深く、自分の喪失感をごまかすために独占しようとし、手段として恋人をモノのように鎖でつなぎとめる事を束縛と言うのです。
そして、そういう人ほど「他者依存」「他者否定」「自己正当化」「自己愛」が強い傾向があり「現在や過去から思考する癖」がある人が多い傾向があるのです。
そもそも恋愛感情と言うのは、不足を埋める行為である場合が多いので、程度は人それぞれですが誰にでも起こり得る可能性のある感情ですが、どちらかというと「ありきたりの日々でも自分を充実させられる人」ほど嫉妬や束縛はしないのです。
では、なぜどうすれば束縛や嫉妬心がなくなるのか・・・それは根本的に言えば「満たしてあげる事」か「満たされているという事を気づかせる事」でしかやめさせることはできないのです。
やめろ!なら別れる!ではやめさせにくい理由
よく嫉妬や束縛をされた時にやめさせようとしてよくやることは、やめさせようと「電話してくるな」とか「そういった束縛やめろよ。」とか「やめないなら別れる」というようなセリフをいう事です。
しかし、それでは根本的な解決には結びつかない確率が高いです。
例えば、「ちょっと他の女と話してるくらいで嫉妬して疑われるようならをや別れる」って言って「やめるから!お願い!別れないで!」と言ってまだ好きな気持ちがあるから、寄りを戻したとしましょう。
でも彼女の「嫉妬心」そのものは消えない為、疑ったり喧嘩をすることを我慢しても必ずどこかで爆発したり、逆にイヤーな言い方をしてきたりして探ってきたり、影でこっそりと携帯を見ていたり・・・なんて事になりかねません。
そして何度も何度も繰り返されるわけです。
しまいにはリストカットや自殺をするとか言い出す女性も時々いたりします。
なぜ、「やめろ」と言っても「別れるから」なんて言っても嫉妬や束縛は収まらないのか・・・それは恋人にとって「嫉妬」や「束縛」は悪い事ではなくいい事だと思っているからです。
「私は(俺は)あなたの事が好きなんだ!だから・・・とられたくない!」
と言う心の叫びなわけです。彼ら、彼女らの中には、自分は認められていない・・愛されていない・・・信じられない・・という前提であなたを見ている。
そこから抜け出すためには・・・束縛するしか手段はないと思っているのです。
自ら嫉妬や束縛が無意味であることを気づかせてあげる事。
そんな中で「やめろ!」とか「やめないとわかれる!」みたいなことを言って「直す!」と言ったとしても、束縛をしてくるという行動はやめても、感情レベルでの不快感や不安感を取り除く事はできません。
だから・・・その不快感や不安感が別の形で現れるのです。
ちょっと友達と遊びに行ってくると言った瞬間に、凄い憎しみを帯びた目で見てきたり、「俺は縛り付けないから・・」と言いながらも明らかに怒っている態度をとったり・・・
そもそも束縛は、
・嫉妬心から生まれ
・独占欲という思考が生れ
・束縛という行動をとる
わけですから、感情、思考、行動全部が変わらないと束縛は本質的に解決ができないのです。
では、そのためには、「俺は嫌だ」という主張と同時に「本人に気づかせてあげる」なければいけないのです。でも、これは言う間でもなく人によっては難しい場合があります。
一応、ここで基本的な束縛をやめさせるやり方のポイントを教えていきますが、やりきれないのなら、やり続けるのがあまりにも苦しいのなら、今のあなたには無理なのだと思って諦めるのもの1つの手です。
不足感から行動をする人は、人の人生の足を引っ張る傾向があるので、そんな中でも「自分と言う軸」を持ち続けられる人でないと難しいので「ここまでやったら終わり」と諦めるのもアリだと思います。
束縛や嫉妬の要因!恋人の行動や感情に振り回されない
まず、最も重要なのがコレです。例えば携帯を勝手に見られて友達の女の子とのメールがあった・・・それを見られて浮気しているんじゃないかと疑われたとしましょう。
これはよくありますよね。そこで彼女は「これ誰?」「浮気してるんでしょ?」とか言ってきて、こっちがいくら違うと言っても「浮気してる!」を前提として話してきます。
するとあなたは「自分の事が信じられていない」と逆ギレをおこします。そして、もう疲れてしまったあなたは「じゃあ、帰れ!」となり彼女は「やだ!」となり無理矢理帰し「ごめんなさい・・」と…そしてまた同じことを繰り返す。
これは結構よくある話ですが、そもそもこういう時に相手の行動や態度や言葉などに感情に振り回されないことがまずは大事です。
振り回されると話の論点さえずれてしまいます。
まずは、客観的に「そう思ってるんだぁ」くらいに見れるようになるのが大事なのです。そして、同時に「こいつは俺の事好きだから周りが見れないんだな。」と相手の根底的な気持ちを汲み取る状態を作りましょう。
そもそも恋人は敵ではなく味方なはず。
ただ、近いからこそ親密だからこそ「自分の尺度であなたをジャッジしているだけ」にすぎないのです。これができないと、どれだけやり方を知ろうが相手の言動や行動に巻き込まれてしまい、お互いが感情に振り回されてしまうことになります。
まずは、深呼吸をして怒りがあれば、発散させて俯瞰で見れる視点を持ちましょう。
本当に求めている状態は何かを悟らせる。
まず、嫉妬や束縛をしてくる相手は「あなたを疑い」「現在から勝手に最悪な未来を想像し」、自分に価値がないことを前提としてあなたを束縛してきます。
「浮気をしているんじゃないか?」と思えば「浮気をしている前提」であなたと会話をしてくるのです。「自分から離れていくという前提」でコミュニケーションをとってきます。
だから束縛はウザいのです。
好きなのに疑いの気持ちが前提にあるので、そんな中で話し合いをしたって結論は「そんなに別れたいならわかれてやるよ!」となりやすくなってしまいます。
ゴールの見えない話し合いは、どちらかが正しい間違いで終わるし、どちらかが我慢をし譲るとか謝るとかしか道はなくなります。だからまずは「ゴール」を設定をするのです。
「どういう関係になるのが望みなのか?」
「どういう気持ちでいる状態が望ましいのか?」
をまず決めなければ「どこに話を向かわせればいいのか」がわからなくなるのです。これを徹底的に決めてください。
「私の事だけを見ている状態」とか言うなら、「じゃあ、どういう時にそれを感じられる?」とか「俺がそれを我慢して精神をすり減らして無理にそうしている状態でもいいの?」というように聞いていき一緒に考えてあげてください。
これには質問力と粘り強く相手と向き合ってあげる必要がありますが、見つけ出せば「今の状態」と「理想の状態」の対比ができるので、勘のいい相手ならば「あ、私、選択を誤った!」って勝手に気づいてくれたりします。
・理想の状態があり
・そのために今、自分はどうあるべきか?
を考えるだけで、これまでのようなどっちが正しい論は薄れるはずです。そもそもどこに向かうのかがわかってなければ、誰だって過去や現在の気持ちを優先してしまうもの。だから、まずはどうなりたいのか?どういう二人でいたいのかを聞いてあげてください。
そして、今の束縛をしている状態はそこに向かうために近道なのか?を問うてあげてください。
「じゃあ、それでいいんじゃない?」
こういう話をしていると、僕達人間は相手にアドバイスをしたりジャッジをしたりします。「それはダメだわ」とか「それおかしいんじゃないの?」とか勝手に決めつけ押し付けてしまう傾向があります。
話を聞いてると「それ、別れたいって言ってるようなものだよね」みたいな言葉を言ってきたりします。しかし、そういう時は「じゃ、それでいいんじゃない?」くらいの気持ちで聴いてあげてください。
「そうやって、君は好きだという俺を疑い信頼もできないのならそれでいいんじゃないかな?」
と言ってあげてもいいです。大事なのは相手に選択をさせること、相手に自分を俯瞰で見させてあげる事です。しっかりと自分の主張と相手の主張を分けて考える癖をつけてください。(これは、女性を好きにさせる上でも非常に重要なスキルです。)
「でも、俺はそういう関係を作りたくない。」
と言ってもいいでしょう。ここで相手の話に塗れてしまうと話の方向性が完全にズレてしまいます。ただ、こういう話はあなた自身「別れる事でさえもお互いの為にならないなら致し方ない。」くらいの気持ちをもってないとできないかもしれません。
束縛や嫉妬とはいえ…自分は相手の事を大切に思っている。
更に、これは常に意識してください。「俺は君の事が好きだから付き合ってるんでしょ?」「嫌ならもう別れてるよ。」「俺は好きだからこうやって聞いてるんだよ」というようなニュアンスの言葉はちゃんと伝えてあげてください。
不足感を感じている人は、あらゆる言葉をネガに受け止めがちです。先ほどの「じゃ、それでいいんじゃない?」みたいな事を言ったりすると「私の事好きじゃないんだ!」とか思います。
そこで「いやいや、それを言ったのは君でしょ?俺は○○ちゃんの事が好きだし大切だからこうやって寄り添って話を聞いているんだけど・・・」と言えるくらい大切に思ってる相手だと思って会話を進めてください。
「なんでお前はあーいえばこういうんだぁ!!」みたいにならないように(笑)
この時点であなたは感情に振り回されてしまいます。
あくまで俺は君の事を大切に思っている、信頼しているという意思をあらゆる言葉や態度で示してあげることが大事です。相手の言う通りに動くのではなく「あなたなりに示している」ことを説明してあげるのです。
その先には何がある?
そして・・・相手の束縛や嫉妬の先に一体どんな未来があるのかを考えさせてあげてください。先ほど、本当に求めている状態は何かを聞きましたが、今自分のその束縛や嫉妬が「どんな未来を創るのか?」を考えてもらいましょう。
すると、
・理想の未来から現在と対比をする
・現在から未来を想像する
ことによって自分が今やっている束縛や嫉妬心がロクでもない未来を創っていくことを実感してもらいます。ここで嫉妬心を感じ束縛をすることがいかに自分にとっても相手にとってもいいことが1つもないと気付ければベストです。
もちろん、その気持ちがすぐになくなることはありませんが、この「気づく」がないと嫉妬心やど苦戦欲、束縛は根本から解決することはそうはありません。
※中には自分自身で気づく力を持っている人もいます。そういう力がある人は物事を正しい間違いで判断したり、100%の絶対があると思っていない頭の柔軟な人ですのでそういう人は何をしても大体気づきます。
そもそも嫉妬心や独占欲って楽しいの?
これは僕が言っていたことですが、そもそも嫉妬心、独占欲を感じている自分って楽しいのかな?ということを聞きます。
別に人間なので、やきもちや嫉妬は感じてしまうのは仕方ないかなと思います。でも、その感情に振り回されて嫌な気持ちに浸りつづけて楽しい時間を過ごせるのか?いつまでもそんな気持ちを感じたいのか?と言われたら誰だって嫌なはずです。
本当に好きな相手なのにも関わらず、疑い信じず、自分が正しいと思って関わっていれば、相手だって「自分の心のよりどころ」がなくなり、その心の穴をうめるために、本当に浮気をしてしまう・・。
ならば、今この瞬間から二人が楽しくなる方向に、幸せを感じられる方向に向かえばいいじゃん!って言ってあげられればいいですよね。
嫉妬をし自分の不足感を相手に埋めてもらおうとする状態を望むのか?
それとも、一緒に楽しく幸せになっていく道を一緒に創っていくのか?
どっちがいいの?と・・・。逃れるために独占し束縛をするのか?、そんなこともしないであろう二人になるためには、友達くらいできても自分がすごい大切に思われている関係を作るのか?を選択させてあげてください。
希望を見つけだすのか?絶望に塗れるのか?
それで絶望を選ぶのなら、それはあなたと一緒に未来を創っていく意思がなく過去や今のほうが重要だと言っているようなものなのでそうしてあげてください。
一気にここまでやるとかなり疲れるのでちょいちょいとやっていき、じっくりと考えさせてあげてください。結局は本人の選択です。お互いが選びたい方を選べばいいのです。
さいごに…
束縛をやめさせたり嫉妬心を改善をするためには、今や過去を正当化させたり言い合いをするのではなく、未来にコミットさせてあげる事が先です。
しかし、これをやるには「今の君は束縛をし疑いの目で好きな男を見ているかもしれないけど、例え別れても君がよりよい人生を向かうために」という気持ちをもってなと難しいかもしれません。
それができないのであるなら「誰よりも君のことを信じているよ。」ということを伝えてあげるだけでも全然違ってくるはずです。
そもそも嫉妬や独占欲は・・満たされない心の叫びです。
それを受け止め、相手以上の満たしてあげるのも手ですが、我慢とか辛いって思うのならばやめたほうがいいと思います。まぁ100%ではないのでなんとも言えませんが頑張ってくださいね。応援していますよ。