夫婦関係で言えば、表向きには仲がいい夫婦関係に見せているが実際のところは家庭内別居状態であったりDVやパワハラが横行しているよう事で言われる仮面夫婦という言葉ですが、、、
これはカップルにも似たような現象があるので
仮面カップル
という言葉もあります。
実際、どういったカップルが仮面カップルなのか?については、仮面カップル・仮面夫婦とは?で実際の体験談を紹介してきました。
あの記事を見ると一見、
・人前では仲良し
・しかし実際に2人の時には・・
という夫婦と同じようなパターンでしたが、一体なぜそんな仮面を被ったカップルになってしまうのでしょうか?
ここでは、そんなカップルから脱却をするため。
仮面カップルの根本的な意味と仮面カップルになってしまう人の心理的な特徴を解説していこうと思います。
一体仮面はどうして被られるのか?
なぜ、仮面カップルになってしまうのか?
その理由がきっとわかるはずです。
1.仮面カップルの意味とは?
そもそも仮面カップルって何?と思われるかもしれません。
決して、
「カップル二人が仮面を被っているから仮面カップル!」
なんてオチではありません。
仮面カップルという言葉そのものは、人それぞれの主張が違う抽象的な表現ですが、一言でわかりやすく言えば、仮面という言葉だけで言えば「建前」のようなものです。
あなたもありませんか?
「あぁ、自分は本当はこう思ってるけど場の空気を壊さないためにああ言っておこう。」
みたいな。
とりあえず「すごいっすね!」
とりあえず「そうですね!」
とか言ったりしたような事は誰もがあるはずです。
その場の空気を壊さないために、自分への被害を最小限にするために・・・仕事だからなどなど人それぞれ理由はあるかもしれませんが、僕たち人間は誰だって建前でのコミュニケーションをとるものです。
でも、うまく言葉にできない人もいるかもしれませんが・・
当然そこには別の本音があるわけです。
そして、この建前を重要視し本音を言えない関係になると仮面夫婦だといえるのです。
表面的な関係を維持するために自分を演じる・隠す。
その繰り返しが、形としては恋人だけど心の中ではそれほど好きではなくなっていたり、周囲には仲いいと思われてるから仲良くしているだけ、一見すごい好きっぽくしてるけどお金に困ってるから付き合ってるだけ・・
という本当の仮面カップルになるのです。
つまり仮面カップルというのは
見かけ上は付き合っているけど、カップルだけど、実は・・・
という状態なのです。
2. 仮面カップルの3つの特徴
では、一体どのようなカップルが仮面カップルになるのでしょうか?ここでは現在仮面カップルでなくても仮面カップルになってしまいかねない恋人同士の特徴について●つほど紹介していきます。
一応ここでは代表的によくある
・他に気になる人がいる。
・気に入らない事がある
・価値観が合わない
とかは除外しています。
1.相手の気分を害さないようにする。
よく、怒っている人に対しては「まぁまぁ~」というようにご機嫌を取る事がありますが、これはこれで必要な時もあるかもしれません。
しかし、自分自身に対する苛立ちをごまかしたり気を使ったりし続けると・・
「とりあえずご機嫌とっとけばいいんでしょ?」
と思いながらやる羽目になります。
とりあえず褒めるとかもそうですよね。
「この前、●●やったんだよねぇ~」とドヤ顔で言われ
「すごいねぇ~~~~!」といったりとか。
他にも
・相手が何について言ってるか理解せずに謝る。(とりあえず謝る)
・相手の機嫌が悪い時その理由を知らずにプレゼント攻撃(物で動かそうとする)
・人前では良い恋人を演じる
これは浅い関係であるのならばいいかもしれませんが、親密になるほど言ってる側も言われる側も飽きがくるものです。もち!たまにはいいと思いますがあまりにこういったことが続くとどちらかが「仮面感」を感じやすくなってしまいます。
2.関係維持のために我慢・努力をする
これは一見、いいことのように思うかもしれません・・。しかし、そもそも努力というのは自分で頑張ってるとか努力とか思わずに楽しんでいたら周囲から言われる言葉です。
互いの関係を保つために「頑張ったとか努力した。」
という感覚が強くなるほど、僕ら人間はその努力や頑張りを認めてもらおうとし始める傾向があります。
「こんなに○○ちゃんのために頑張ってるんだ。」
「こんなにあなたのために我慢したのに。」
と。
言葉にしたり思ったりしてしまうのです。
しかし、これは形だけの関係を維持するためにやっている事なのであなたとしては「本当に自分がしたくてやってる事ではない」という感覚を感じるし、相手も「やって辛いだけならやらなくてもいいのに」という感覚が残ってしまいます。
もち!頑張ったり努力する事に力をいれることも大事な時もあるかもしれません。
しかし、これが続くと精神的に疲弊していって気持ちがどんどん冷めていって「仕方ないからやってる」という本音が大きくなって仮面カップルになる確率があがるのです。
3.表面的な“言葉”を要求・受け取る
仮面カップルになりがちな人は、表面的な言葉を重要視するのはなんとなくお分かりかと思います。
とりあえず「すごい」という。
とりあえず「共感」をする。
とりあえず「おだて」る。
みたいに言葉上のコミュニケーションを非常に重要視します。
恋人が自分以外の何かや誰かフォーカスしていて二人の関係にフォーカスが当たってないように感じる中で不安や恐怖を感じて
「好きって言って!」
「好きって言ってくれないんだ・・」
と言って
「好き」
と言われても
「俺は褒められたいんだぁ」
と言って
「すごい!」
と言われても、確かにその瞬間は安心するかもしれませんがどうせまた言い始めるのです。このように表面的な言葉を欲しがったり形を欲しがったりしてしまうと「相手は自分の本音」をより実感をしはじめてしまうのです。
「すごい!」とは言ってるけど実は思ってないしなぁ・・・みたいに。
だから、言葉だけを求めても仕方ないんです。
これは逆もあります。
相手の言葉を悪い意味付けをして受け取る癖があるとかですね。
恋人が「最近ちょっと私たちうまくいってない気がするんだよねぇ」と言われたときに「俺の事好きじゃなくなってる!」という意味を付けたりしてしまうとか・・このように相手の言葉の表面を受け取ってしまっていると相手の意図もわからないままになり結果的に仮面になる可能性があがってしまいます。
・・・などなど。
このようなことを一方がやっているとどうしても仮面カップルに近づいてしまいます。
でも思いません?
「それ、僕やったことありますよ!」
「あぁ、私もそうだ!」
と。
でも、安心してください。
3. 仮面を被ってるからダメではない。
のです。
ただ、これだけは言えるのはどちらかの一方か両方がやっている事自体、仮面を被っている方は相手そのものに興味や関心を持つことができていない可能性が高くなってしまう。
意思疎通もうまくできにくくなる。
相手の気持ちや本当の思いも察知できにくくなる。
深い親密関係も構築できなくなる。
傷を抱えやすくなる。
相手と対立する言動をしがちになる。
可能性があがるだけです。
例えば、互いに仮面をかぶって体裁だけを整えていることを求めてるカップルならばそれもありでしょう。
互いに、
とりあえず褒める。
とりあえずおだてる。
とりあえず共感する。
というような相手のご機嫌をとりあって我慢や無理な努力を要し精神的に疲弊したときに爆発・・・そして、今度は相手があなたのご機嫌を取る。
というようなカップルになってしまう可能性があがります。
これはこれで1つのカップルの形ですからそれはそれでいいと思います。
別に表面を取り繕うことが悪いわけではありませんからね。
誰だって、
嫌われたくない。
自分だけ愛されたい。
嘘でもいいから褒められたい。
形の関係を壊したくない。
とりあえずでも優しくされたい。
と思う部分はあるでしょうから。
正義が勝つ!と勝ったものが正義。
という観点があるように
浅くても形だけでも・・・
最後まで一緒にいることが愛。
ともいえる部分もあるかもしれませんから・・・・。ただ一方が深い信頼関係を体験したことがある場合、一方が深い信頼関係を本当に求めている場合は・・・
仮面カップルのままでは長続きはしにくいです。
例え互いに求めてはいても・・・
どちらかが実現できないと難しい。
そういう意味では互いの関係を取り繕った関係でもそれはそれでアリなのかもしれません。
本音のあなたも建前のあなたも。
あなたであることには変わりないのですから・・なので決して仮面カップルが悪いわけではないのです。ただ、あなたの恋人が仮面だけの関係のように感じているのならば、、、、、それでは一緒にいられないのならば・・
仮面を外した関係を目指してみてもいいかもしれません。
ただ、どうせ結婚をしたいと思っているのならば、カップルの時点で一度や二度は本当の仮面をかぶらない関係を目指しそのために自分を高めてみることはやってみたほうがいいんじゃないかなぁと思います。
結論:結婚するのだってアリ!でも…
それでいいのかどうかはあなたが決めることってことですね。
ということでここでは仮面カップルとは?そして仮面カップルになってしまっている人の代表的な特徴をまとめました。
どちらにしても心理学的にはカップルでこの人とは意思疎通ができてる!
と思っていても相手の30%くらいしか理解していない。
とも言われていますから・・。
しかし、仮面カップルの場合は相手の好きな物とか嫌いな物とか物理的なものは理解できても、「なぜ?何のために?」というセルフコンセプト(意図・思想・行動規範)までは理解しきることはできません。
それじゃあ、
状況や態度で信じるか信じないかが決まり、
出来事や言葉で愛を疑い愛を求め、
苦しい我慢や努力を愛の証明にしようとし
相手に我慢や努力を強いようとしてしまう。
ことになりかねません。
でも、僕ら人間はいきなりそういう関係になることができるわけではないので、カップルである今から仮面の中にある本当の相手を見つける意識をもってみてください。そのためのヒントは下記の無料メール講座に登録してみてください。
きっと参考になると思います。