恋人がいる異性を好きになった。
既婚者を好きになってしまった。
・・・・そんな既にパートナーがいる人を奪うというのが略奪愛と言われています。
そんな略奪愛ですが、メディアとかではなんか昼ドラみたいに男と女のドロドロの地獄絵図みたいに描かれたものが多いですよね。
しかし、略奪愛ってある意味で
あなたが奪う側にも奪われる側にもなる可能性はあるのです。
あなたにとっては略奪愛だと思わなくても好きになる事もありえるわけです。
「え?絶対に自分はそんな事しない!」
「私の恋人はそんな人ではない!」
と思いたくてもそれは起こりえるこのです。
僕はこれまで絶対ないと言いながらもそういった状況に陥った人を何人も何十人も見てきました。
他人事ではなく現実的にありえる事なのです。
だからこそ、僕らは
「自分とパートナーといかなる関係性を構築するか?」
が非常にに大事になってくるわけですが、それはおいておいたとして・・・
ここではそんな略奪愛の一般的に言われている意味と解釈から学ぶ、略奪愛がなぜおこるのか?そして略奪愛の側面から見る恋愛論に関して考察していこうと思います。
これを見る事によってあなたは略奪愛とは何か?
というものがわかるだけではなく、恋愛関係に訪れるあらゆる障害、そしてその乗り越え方のヒントを学ぶことができるかもしれません。
1.略奪愛の意味とその解釈
そもそも略奪愛って何?という人もいるかもしれませんが、よく言われている説明をすれば
略奪愛(りゃくだつあい)とは、すでに結婚している、
もしくは恋人がいる相手の恋仲を引き裂き、自分と恋愛関係に持ち込むこと。
というような説明がされています。
一言で言ってしまえば「すでに恋人がいたり結婚している相手を奪う事」みたいなもので、この説明もその他の説明でさえ“奪われた側の視点”での解説だというのはわかりますね。
実際ウィキペディアなどでは
略奪愛を行う人間は独占欲が強く、浮気相手という立場に満足せず、本命と別れさせることで自分にだけ愛情を注がせるように仕向け、欲求を満たそうとする。外から見た恋仲の結束力にも注目され、結婚している夫婦の場合に「略奪愛」という言葉が用いられることが多い。
相手が本命と別れさせるために自分との性的魅力や金銭魅力などをアピールしたり、本命の交際相手のデメリット情報を流して相手が本命と交際関係を維持することにメリットがないように思わせたり、相手が本命と別れなければ自分から別れることをチラつかせて相手が自分の魅力を選ばさせるという手法を取ることが多い。略奪愛において、自分との性的魅力のアピールする過程で二股を前提とした性行為を行うことが多い。
引用元:Wikipedia
というように説明されていて(ウィキペディア自体が個人の解釈されているため)明らかに奪われた側の視点で書かれています。
確かにそういった一面にも見えるかもしれません。
しかし、実際にはそうではない部分が多いというか、上の説明したアプローチ法であったり考え方をしているような人は略奪愛なんていうのはほぼ成功しないんですけどね(笑)
特に
☑独占欲が強く別れさせようとするために仕向け欲求を満たす。
☑自分との性的魅力や金銭魅力をアピールする。
☑交際相手のデメリット情報を流す。
みたいなことをすれば逆に略奪愛が成功するどころか失敗に終わるどころか逆に嫌われたり、たとえ別れさせる事には成功をしたとしても自分と付き合うところまでは持ってこれないしその後長続きすることもできにくいのです。
しかし、略奪された側はどうしてもそう感じてしまいます。
「へっへっへ、、、あの子の彼の悪い噂流して別れさせてやろうじゃないか(笑)」
と、そんなことを考えているような奴はほとんどいないし、いたとしても成功率はかなり低いです。
実際、本当に浮気をしているんじゃないか?と不安を感じていたのを聞いて
「不安にさせるなよ!」
と味方になり実際に浮気をしていたのを暴露して別れさせ自分と付き合ってください!と言うような人結構いたりしますけど、そういうアプローチで失敗するパターンってかなりあったりするんです。
つまり・・略奪愛って強引に奪おうとしている人ほどうまくいかない可能性のほうが明らかに高いのです。
そういう意味では上の説明は、あくまで内情を知らない奪われた側のみの視点というのは目を見るより明らかです。
といいつつも中には、方法だけをたまたま知ってしまった人や
勉強して知ってしまった人の中には・・
確かに独占欲が強かったり他人から奪うことによって自分の方が上だと認識したい場合もあるので、100%間違っているとも言えないんですけどね(笑)
世間では略奪愛が泥棒猫のように捉えられがちだと思いますが、それは
・略奪された側の視点
・一部の奪う事を快感に思っている人
そして何よりも
・奪われてしまった側の弱い被害者に対して共感する文化
が日本にはあるからではないかと思うのです。
誰かの不幸の上に成り立つ幸せなどない・・
という価値観もあるくらいですからね。
ただ、これだけは言えることがあります・・・。
2.人を好きになる気持ちは自由意志
こんなことを言っていると、僕は略奪愛をしている側でそれを正当化させていると思われるかもしれませんが、こういうようなことを言うと
「奪われる側の気持ちになってみれば!?」
みたいに言いがちな人がいますが、、、、
僕はそもそも略奪は2度ほどされています。
一度は彼女が他の男とカーS●Xをしているのを見てしまいましたし(苦笑)
そんな体験をしていて略奪愛擁護派みたいな発言をしているのは相当頭がくるっていると思われるかもしれません。
そんな体験をしておきながら、苦しんで涙した経験を持ちながらも
“浮気や不倫なんて当たり前におこる世の中であったほうがいい”
とまで思っているくらいですから。
なぜ、そんなことを言うのか?
というと、そもそも浮気や不倫や略奪されることを止めようとしたって止められるものではないからです。
確かに人の行動はある程度抑制することはできるかもしれません。
ある程度は。
でも、そもそもそれ以上に人が人を好きになるのは“自由意志”でありどれだけ行動を抑制しても懇願しても強制したとしても・・・
変えようとして変えることなどできません。
そして、意思を変えることができないということは、、、
結果的に行動でさえも変えることができないのです。
そもそも人が人を好きになるのを止めようとしたって止めることなどできません。
特に略奪っていうのは、大概の場合二人の関係に心理的な隙があるからおこるものである場合がほとんどなので、つまりは二人の関係が良好であったりよりよくなる可能性を感じていれば・・・・
浮気なんてしようという事を考える余地など生まれはしません。
だから僕は略奪をされてよかったと思っています。
なぜなら、略奪をされることによって自分が恋人と「よりよくなる関係を作るすべ」を学ぶことができたし、もっと魅力的な自分になろうと失敗から学び努力をすることができたから。
それに伴って自分の魅力はあがったという実感があるからです。
でも、それは決して略奪愛そのものが悪だ!奪う奴はロクでもない奴だ!
なんて思いに囚われ続けていたらこうはなっていなかったと思うし結局僕は変わることができなかったと思っているからです。
結局、略奪するやつが悪いとか略奪された恋人が悪いとか、された側の気持ちを考えてみてよと自分を成長させないのなら・・・
「自分を変える必要がない」と言っているようなもので“よりよい関係を作ることができる自分になる事“にフォーカスを当ててないんじゃないかなぁと個人的には思います。
まぁ、奪っておきながら奪われた時に奪ったやつが悪い!
とかいうよりもまだいいですけどね(笑)。
3.弱肉強食・適者生存の法則は大切な事を教えてくれる。
この記事を書いている僕は相当変わっているかもしれません。
実際によく言われます。
だからって略奪された時にすぐに
「うれしい!これで成長できるぅぅぅ!ハッピー!」
とはならないですよ(笑)
そりゃ苦しむし辛いし悲しい気持ちはあるに決まってます。
でも、そこで相手のせいにもせず略奪した奴のせいにもせず、
「自分がどうしていたら略奪されなかったか?」
「浮気をされることはなかったのか?」
を真剣に振り返って考える事によって多くの気づきが得られたんです。
また僕は略奪する側もやったこともあります。
中には略奪する気なく二人の付き合いの問題を浮き彫りにするために、あえて略奪をする側を演じたことも・・・
する側の過程でも、
こういう関係に隙ができるのか?
どういう関係に溝がうまれるのか?
関係はどうしたら壊れる方向に向かうのか?
ということを学びました。
つまり・・結果的にどの立場であれ、学ぶことは非常に多い。
というのが略奪愛だと僕は思っているし、起こった出来事から何を学びどう成長するのか?こそが一番大事なことだと思うのです。
よく、恋愛の世界も弱肉強食や適者生存だという人がいます。
でも、弱いものが負け強いものが勝つというのが略奪愛では決してないと思うのです。
確かに奪われてしまったのは負けたともいえるかもしれないし、現実を取って略奪愛ではなく元さやを選んだのもある意味で負けかもしれない。
しかし、そこから何を学び自分の糧としたのか?
それによっていかに自分が魅力的な自分になれたのか?
その出来事によってよりよい関係を構築できる自分になれたのか?
こそが大事だと思うしこれまでの自分を超える事ができれば・・・結婚であろうが恋愛であろうが・・また、人間関係であろうがよりよい関係を構築できる自分になる事ができるはずです。
略奪がいいか悪いのかはわかりません。
結婚していて略奪をすれば法的に慰謝料が発生するから悪いように見えるし、奪われた立場の視点から見れば悪いようにも見える側面もあるでしょう。
でも、略奪=誰かの不幸を踏み台にした幸せ。
という考え方は、主観的にはそう思うのは結構ですが必ずしもそうではないと思うし、そういった考え方をしても結局幸せな関係を構築できる自分自身にはなれないと思います。
なにくそ!もっといい恋愛をできるようになってやる!
くらいの怒りならば、そういう人は後になって感謝ができる出来事に変わるはずですからね。
なのでいいとか悪いとかは別にしても少なからず略奪愛というのは必ずしも悪い側面しかないものではないというのは頭に入れておいてください。
略奪愛のその後の展開は?
さて、いかがでしたか?ここでは略奪愛の一般的な意味が「奪われる側」の解釈で説明されていること。
そもそも人が人を好きになるのは自由意志だからこそ止めることができない、
だからこそ、
奪われる側は、よりよい関係構築を心がける。
奪う側は、二人の関係のほうがよりよい関係である。
ことにフォーカスをあてるしか手がないと僕は思っていますしこれまで、僕はここに徹底的にフォーカスしたら奪われる確率もかなり減りましたし奪う事もできるようになりました。
が、だからってそれで終わりではないのです。
略奪愛でくっついた二人はそこからがスタートだし、略奪された側は奪った二人が不幸になると信じたいでしょう・・・幸せであるのならば、、、それって意味で自分の付き合い方が過ちだったと認める事にもなりますからね。
ではその後、、、一体略奪愛で一緒になった二人はどうなるのか?
そこに関して解説したのが以下の記事です。
また、このブログでは略奪愛を網羅的に解説しているブログ講座もやっているので一覧で見たい場合は下記をご覧になってください。