体裁的、表面的には夫婦ではあるけど・・実際には夫婦だと感じていない。
夫婦という概念とは全く違う感覚を感じている状況を仮面夫婦といいますね。
それのカップルに当てはめて
仮面カップルというようにも
言われたりします。
この仮面カップルという状況だと・・・
別れの前兆であったり、浮気をしやすかったり
する可能性が格段にあがってしまいます。
しかし、こと仮面カップルという状態は女性よりも男性のほうは気づかないという場合も結構あります。
「は?ちゃんと付き合ってるだろ!?仮面カップルってなんなんだよ!」
みたいに。
そして、ワケもわからずに別れを告げられてしまう・・
なーんてことも結構あったりします。そこでここでは、よく女性が「私達仮面カップルだなぁ」と感じてしまう〇つの事例をもとに仮面カップルというのは一体どういう状態か?について解説をしていきたいと思います。
この仮面カップルという状態。
下手すれば男性諸君にとっても後に長く付き合うほど恋愛を楽しめなくなる要因になりかねないのでじっくりと読んでください。
じゃないと別れたい!
とか言われているのに本当の理由もわからずいつも振られる・・
なんて羽目になりかねませんよ。
1.周囲に見せつけるための私
かつて交際していた男性とは仮面カップルだと思えることが多かったです。
彼とは付き合っていた約1年間体の関係は一切ない状態であり、デートも彼の自宅がほとんどでした。しかも彼は趣味のゲームをしているばかりで私に構うことはほとんどなく、食事の時間が来たら私が食事を作るという状態になっていました。
私と付き合うようになったのは、おそらく彼の友人が皆彼女がいて自分一人だけいない状態だと変だと思われたくなかったようでした。
なので時々彼の友人が主催するバーベキューには必ず私を誘って行くようにしていました。
その時はいつもなら絶対にしないような私に食事を取り分けたり、欲しいものはないかと気を遣ったりしていたことからただ私を彼女ということで紹介し、見栄を張りたいだけだったのだろうと思いました。
その証拠に自分は見た目にあまり構わないくせに、私にはもう少しかわいい服装をしてほしいとかあるいはメイクをきちんとするようにとかもっと痩せろという注文を多くつけていたころから、友人たちよりもいい女を連れているような感じにしたいのだと思いました。
そのような彼の見栄のために付き合っていくのは嫌になってしまったことから、約1年後にはこちらから別れを告げました。
2.皆といる時はカップル、それ以外は空気?
私は彼氏と付き合っていた時に、仮面カップルだと感じることがありました。
例えば、お互いの気持ちが冷めていて、なかなか二人きりでデートしたりもしなくなったのですが、仲間内みんなで会うときは、仲良く話したり一緒にいたりしたので、周りからは上手くいっていると思われていたのです。
みんなでいるときは楽しそうに話すのですが、二人きりになると何を話していいか全くわからず、いつも無言になったり、どちらかが携帯をみ始めたりして、全く会話らしい会話をしませんでした。
そういった状態が半年ほど続き、私たちは所謂仮面カップルではないか?と思うようになりました。
会話もないので喧嘩もしないし、お互いに興味がなくなってきていたので、何をしても全くスルーしていました。
流石にこのままでは付き合っていくのは難しいと考え、思いきって彼氏に相談してみました。
しかし、事態は変わることなく、これが良いきっかけになり私達は別れてしまいました。
その後は仲間内でもたまに会っていましたが、その時は友達として普通に話していました。
今考えれば、きっと恋人より友達のままいたほうが良かったのではと思いました。”
3.ラブラブ感なし!
私達は付き合って3年目になるのですがラブラブな感じは全く無くてデートをする時も手をつないだ事がありません。
デートに行く頻度も周りと比べたら物凄く少ないなと思いました。
好きだよとか愛しているとかお互いに言わないので友達なのかなと思ってしまう時があります。家に泊まりに来た時は「お風呂は?」というと「うん」としか言わないし熟年離婚しそうな夫婦のようなカップルだなと思いました。
でも好きな気持ちはお互いにあるので付き合いは続けたいなと思っています。
周りから見たら冷めきったカップルに見えるんだろうなと思いました。
雑談も全然なくてほとんど黙っている状態に近いです。
たまには沢山話したいなと思う時は友達に話して彼には全く話さない私にも原因があるのかなと思いました。
彼の事は好きなのでもう少し会話を何かした方がいいのかこのままの状態を維持した方がいいのかちょっと迷っています。
急に変わるとお互い違和感があるのでそのままがいいのかなと思いました。
4.都合のいい女なんじゃないのか?
元彼と仮面カップルだったかもしれません。
彼とは婚活パーティーで知り合いました。私は当時24歳の技術職、彼は28歳のITエンジニア。お互い理系なのでフィーリングが合い、数回デートしてお付き合いする事に至りました。
大きな恋愛感情はなく友達のような交際でしたが、ある時に彼との距離感というか、恋人とはいえ赤の他人なのかと感じてしまいました。
それは彼の友人のホームパーティーに誘われた時です。
彼は普段、私のことをあまり褒めてこないので口下手だとかクールな性格なのかなと思っていました。「好き」とかは告白された時から聞いたことありませんでした。
ですが、ホームパーティーの際、友人の前で彼は私の腰に手を回すなど必要以上にベタベタしてきたり、キザな台詞で私の事を褒め殺ししてきたのです。
友人たちから彼は「お前すごい彼女のこと大事にしてるんだな~」と言われて有頂天になっている様子でした。
ところがパーティが終わると態度豹変。ほろ酔いで良い気分だった私は彼の腕に絡もうとすると「チッ、触んなよ」と一蹴されてしまいました。この時、私は彼にとって利用しやすい都合の良い女なのか?と思い””恋人””という関係に疑問を抱き始めました。
その後、疑惑は確信に代わり、彼の浮気が発覚しました。
というのも、彼から別れを切り出してきて理由を聞いたら彼は心境の全てを吐き捨てました。
どうやら他に目当ての女性がいて、私と付き合うことで彼女に嫉妬を煽ったり「俺は女性を大切にする男」というアピールがしたいがゆえ私と仮面カップルをしていたそうです。
今では、こんな男に引っかからななくて良かったと安堵しています。”
5.人前ではカップルという名目でニコニコ、しかし・・
私が仮面カップルだなと思ったのは、いつもは全く連絡も取らないですしデートも全くしない。
そしてお互いにお互いのことを理解しあっていないことも分かっていたのでそういった点でも凄く嫌でした。
例えば、昔であれば相手に伝わらなかったらしっかりと伝わるまで頑張って教えようとしていたのですが、仮面カップルになってからは伝わらなくても
「もういいや」
と思ってしまったり
「言っても無駄だしな」
と思ってしまっている自分がいました。
私が何か伝えても否定されることが増え、何も言いたくないと思ってしまったことがきっかけでした。
一緒にいるときは全く会話もなく、2人でいるのに1人でいるような感じ。
体に触れ合うこともなく、手をつなぐことすらなく。人と会うときだけカップルという名目でニコニコして、親にも会って、「楽しいです。幸せです」みたいなことをしていたからです。
もうすごくこの関係がつらかったですし、はっきりさせたいなと私はずっと思っていました。相手に必要とされていない恋愛は必要ないです。”
6.両親からの極度のプレッシャー
私は昔彼氏と付き合っていた時に、もしかして仮面カップルかもしれないと思うことが、多々ありました。
例えば親公認だったので、お互いの親に会うときはとても仲良く振る舞うのですが、それ以外はあまり話をすることもなく、お互いあまり干渉しませんでした。
何故親の前だけで仲良く振る舞ったかですが、お互いの両親に結婚しろとかなりプレッシャーをかけられていたからです。
お互い一人っ子同士で、親がかなり干渉してくるので、なかなか親に背くことができませんでした。
ですので、親がいる前ではそれなりに良い子を演じて、彼とも上手く付き合っているように見せていました。
まさしく仮面カップルでしたが、その当時はそのことにあまり疑問を持っていませんでした。
その後お互い益々相手に興味がなくなっていき、遂に二人で話し合いをして、別れることを決めました。
両両親はかなりショックを受けたみたいですが、愛情もなくなった相手とは生活できないと思うので、今になっては別れて正解だと感じました。”
7.そもそも自分が意思表示をしていない。
学生時代、告白をしてくれた先輩と付き合っていたのですがその時まさに仮面カップルでした。これまでほとんど男性と付き合ったことがなく、この先も私のことを好きだと言ってくれる人なんていないだろうと思っていたのです。
それで告白されたことを機にこれ幸いと付き合ってみたのですが、もともと彼に対して愛情があったわけではなかったので盛り上がることなく別れの時を迎えました。
この時自分から彼に会いたいと意思表示をすることはなく、いつも彼に誘われる形でデートをしていました。最初は頻繁に会っていたのですが、だんだんとデートの回数も少なくなり、最後には月に1回ほど会うだけで電話やメールをすることもほとんどありませんでした。
最も気まずかったのは、デート中のふとした瞬間に彼に「好きだよ」と言われた時です。好きでもない人に向かって「好き」ということができず、いつもあいまいに笑ってごまかしていました。
今となってはその時付き合っていた彼に対して、申し訳ないことをしたと思っています。”
8.そもそも好きではなかった。
友達に彼氏の自慢話を永遠と聞かされている時、自分は仮面カップルだなと思いました。
その当時付き合っていた彼は、猛烈なアプローチをしてくれて結婚を前提とした付き合いをしたいと言ってくれました。
その時ちょうど元彼と別れたばかりで傷心だったことに加えて、仲良しグループの中で彼氏がいないのは私だけだったのです。そういった理由もあり付き合うことにしたのですが、周りの友達のように彼氏に愛情を持つことができませんでした。
しかし彼は、私のそういった気持ちに気付くことなく付き合ってからも付き合う前と変わらず優しい言葉をかけてくれたりプレゼントをくれたりと愛情を示してくれました。
収入が高く性格的にも問題があるようには思えなかったのでしばらく付き合っていたのですが、最終的には私に好きな人が出来て別れることになりました。
もしもあのまま付き合っていたら、流れに任せて今頃は結婚していたかもしれません。
スペックは素晴らしかったのですが、やはり本当に好きな人と結婚した方が幸せだと思うので別れて正解だったと感じています。”
9.自分の前では無表情・親の電話で笑顔
3年ほど付き合っている彼とは共通の休みが水曜日だけしか無いので、一応毎週デートをしているのですが、大半の時間をカフェなどで過ごしています。
ですが……株をやっている彼はスマホばかり見て、私もスマホでネットサーフィン。
たまに私がネットで見つけたデートスポットについて、今度ここ行かない?と話しかけても……「んー」と聞いてるのかよくわからない返事ばかり。
そんな風に過ごしていたいつものデート中、たまたま実家の母から電話が来たので話していると
「○○君も一緒?たまには話したいわ」
と言うので、相変わらずスマホに夢中な彼に
「ねー、お母さんが話したいってー」
と言うと
「えー」
と面倒臭そうに言っていたくせに……
電話を変わった途端
「もしもし~ お母さんお久しぶりですー」
と最近あまり聞かない高いトーンの声で話し始めました。
恐らく母から娘をよろしくねとか言われたのか、「大丈夫ですよ。任せてください」などと笑顔で答えています。
しかも、その間自分のスマホをチラチラ見るのも怠らず……。
「それじゃ、また はい変わりますね~」と笑顔で会話を終わらせ私にスマホを返すときには既に無表情。
しかし、その変わり身を見ても、もはや何とも思わない私も私です。
お互いの親と話すときや、友達に会った時にはいつもこんな感じなので慣れてしまっていました。
このままこの彼と付き合っていていいのか疑問に思うこともありますが、新しい出会いもなかなか無いので別れる決心までもいかず……といった具合です。”
10.浮気をしても興味なし!怒る事もしない。
3年ほど付き合っていたのですが、日にち置くことにつれ、彼はスマホでゲームの日々。半同棲してたのですが、休みは合わせてデート一応してるのですが、最初の頃は旅行行ったり楽しかったのに、私は彼以外の人ともお付き合いしてるの知ってても何にも言うてこない。
これぞ仮面カップルってヤツですね。別れ話とかにもならないですし、「そっか」で終わり。
怒る事もしてこないです。
お泊りしても怒らない。
「〇〇ちゃん言うても聞かないから」と終了。
それを2年ほど続けていましたが、私もわがままな性格でしたし、段々ちゃんと向き合いたいと思っても「〇〇ちゃんゲームの課金して良い?」と私のスマホ1台貸してたのですが、呆れてしまい、向き合う事もせず彼と別れました。
彼はすんなり自分の家に帰って行きました。
彼は浮気するタイプではないですが、居ても居なくても何とも思わなくなってったんです。
その虚しさ味わい、仮面カップルなんてもうこりごりです。”
11.互いに1番ではない恋人同士
お互いに、1番好きな人ではないけど付き合っている私と彼。
薄々気付いているのに、知らないふりをして付き合っています。
私○○のこと世界で一番好きだよ。
俺の方が好きだよ。
えー。私の方が好きだよ。
なんて、ばかばかしい会話をべたべたしながらしています。
バレていても、一番好きじゃなくても、離れたくはない存在なのです。
でも、心の中には忘れられない一番好きな人が常にいるのです。
忘れられない人がいるから、この人を手放せないのです。
寂しい気持ちを抑えるために。
卑怯、疑似恋愛。
そんな言葉がぴったりなのかもしれません。
もしかしたら、本当の気持ちが話す事ができたならば、仮面をかぶり合わずに支えあえるのかもしれません。
そして、仮面カップルじゃなく本気の本当のカップルになれるのかもしれません。
本当を知られたくないというプライドが強いから仮面を付けないとダメなんです。
そんな関係を、私は悪いとは思えません。
いつか本当の恋愛に変わる可能があると思うからです。
仮面を脱ぐキッカケは一体何か?
さて、ここでは仮面カップルだと感じた瞬間をいくつか紹介をしてきましたが、これらを見てもらえばわかるように仮面カップルというのは
建前と本音の「建前」でしか関わっていないのがわかるはずです。
・他の人や人前では〇〇だけど二人の時の違い。
・形だけの関係を重要視し中身が伴わない。
・口ではいい事を言ってるが実際のところは・・
そうやって目に見えるものや二人以外のほうを重視してしまってる状況はどうしても仮面カップルだと感じずにはいられないのがわかりますね。
もしかしたらあなたもそうかもしれません。
しかし、この仮面カップル状態を抜け出すためには・・・
・相手への興味や関心を持つこと
・自分の本音を相手に上手に伝えること
しかないんじゃないかなぁと思います。
周囲にどう思われるのか?どういっているのか?に目がいき目の前の恋人に目を向けないのはこれはある意味で「浮気」と同じようなものです。
そうならないためにも・・仮面カップルが嫌だと思うのならば今日から少しずつでもあなた自身に素直になって、もっともっと相手に興味や関心を抱いてください。
そうすれば・・きっと何かが変わるはずです。
もちろん!仮面カップルでも全然オッケーです。最後の方のように仮面だと思っていてもそれでも必要としあえるカップルもいますから・・でも、いつかそういったこともさらけ出せた瞬間に仮面カップルを本当に卒業できるかもしれませんけどね。