仕事で言えば、就職など面接の時や仕事で言えばクライアント。
恋愛で言えば、合コンやパーティーなどの場。
最初に出会う前に、SNSの投稿を見ていなかったりコミュニケーションもしていない・・・はたまた誰からも紹介されていないような、あなたの情報を何も知らないような状況で出会う場合。
第一印象で判断するしかなくなりますよね。
人は今ある情報量でしか相手を判断できないため、最初の印象・・つまり、ファーストインプレッションが悪い確かにちょっと面倒になります。
この第一印象が悪くなってしまうと
・警戒されたままで会話をするので打ちとけるまでが面倒になる。
・他の人と同じことをしても印象が悪いだけで悪い意味付けをされがちになる。
ので、仲良くなったりするのも難しくなるし、恋愛対象には口説くのもどうしても難易度が高くなってしまいます。
「私は仲良くしたいと思ってるのに印象悪くなってしまってうまくいかない。」
という残念な状態になります。
これ、結構つらいですよね。
そして、この第一印象は5秒で決まる。
と言われているので最初の印象次第で後が色々面倒になってしまいます。
しかし、この印象を自分である程度操作できるようになれば・・
悪印象・好印象関わらず自分の思った通りの印象を相手に与えることができるようになるんですけどね。
好きじゃない人にはちょっと悪印象に。
好かれたいなという人には好印象に。
というように。
また、
普通ならば悪い印象になる事でも好印象に変える事も。
できるようになったりします。
しかし、まずは第一印象をうまくクリアしないといけません。
では、一体僕達はどのように第一印象を決定しているのか?
その第一印象をどのようにすればよくも悪くも使うことができるのか?
についてここでは、実際に証明されている心理学を使って解説をしていこうと思います。
ここを理解するだけで5秒で判断される第一印象をよくすることもできるし、たとえ5秒で判断される印象がよくないものだったとしても早めに対策することが可能になるはずです。
それではいってみましょう。
人としてモテないランキング1位「清潔感」
第一印象を操作する上でこれからいろんな法則心理学的な効果などを紹介していきますがそれ以前に生物学的に僕たち人間は伝染病を持っていそうな人物だったり、何らかの菌を保有していそうな人物とはどうしても遺伝子レベルで深く関わりたいと思えないものです。
どういう印象を与えるのかとか、この法則が使えるとかって言う以前に、清潔感がない人物に関しては関わろうとしても優しくしようとしても継続することができないんです。
なぜならば自分に感染の恐れがあるからです。
実際、男女かかわらずモテない人の調査では第一に清潔感が上がっています。
なので、表情とかそういうもの以前に生活スタイルそのものが現れる服装であったりとか肌であったりとか、そういったものが不潔感でないっていうのは最低限必要なことです。
実際あなたがホームレスの人と個人的に関わるかって言われたら、多分関わる事はしないはずなんですね
ただ破れたデニムとかちょっと汚れたような柄のシャツであったりとかそういうものはあえてやってるので不潔感にはなりませんが、あえてではないのに不潔感が出てしまっているのであれば清潔感を持ってください。
これがないと後のありとあらゆる法則や心理的な効果が使いたくても使えなくなってしまいます。
第一印象は何で決まる?メラビアンの法則
私たち人間が人を評価する時、好意的に思うかどうかを判断する時、こうあるべき姿とか判断をする時、いったい相手は何を見ているのか?どの部分を見ているのか?
をわかりやすく解説したのが、このメラビアンの法則です。
このメラビアンの法則は、人と人がコミニュケーションをする中でどの情報が優位に立っているのかを説明したものです。
つまり相手は目から入ってくる情報を非常に重要視しているということなります。
だから見た目が全て!
と言いたいところですがこのメラビアンの法則はコミニュケーションの場におけるどの部分を見ているのかというデータなので見た目のことを言ってるのではないんですね。
メラビアンの法則による視覚情報と言うのは、姿勢であったりとか表情であったりとか反応であったりとか立ち振る舞いであったりとか体の動かし方であったりとか筋肉の硬直具合であったり、あなたのことを言っているんです。
ルックスとか服装とかイケメンであるとか美女であるとかそういうことがメラビアンの法則に影響するかどうかは別の話なんですね。
なので第一印象を上げる法則として、このメラビアンの法則を使う場合あなたの姿勢や態度・表情などにフォーカスを当てた方がいいです
実際、心理学的な研究によると
信頼できる人=笑顔が多い人
できると思われがちな人=姿勢が良い
自信がありそうな人=背筋が伸びている人
というような結果もあるのであなたが相手に与えたい印象によって表情や姿勢や態度などを自分なりに考えて習慣化していってください。
不完全でも完璧に見せるハロー効果
このハロー効果は、ハマるとヤバイですが使う分には非常に有効なツールです。
例えば、先ほどもチラッと言いましたが、イケメンや美女を見るとその人はできる人だと判断されたり、優しくて清楚な人というように判断される傾向がある。
とか。
実際にそれが本当かどうかは別にしても・・おこりえるのです。
これは、見た目の第一印象という1つの情報だけで
”優れた遺伝子の持ち主”
だと認識されているんですね。
ハロー効果というのは、”1つの強烈でプラスに働く特徴(例:イケメンや美女)”を見ると、全ての印象がよくなるという認知的な偏りから出てくる心理現象です。
例えば、英語と中国語のバイリンガルで、更に韓国語勉強しています。
と言われると「この人なら韓国語もマスターしそうだな。」と思いやすいし、そのほかのこともそつなくこなしそうなイメージがわいてしまうのです。
このハロー効果を使って自分の最も特徴的なものでプラスの印象を与えられるものを表現することによって・・
あなたの第一印象は劇的にあげることができます。
ポイントは自分の能力や技術やスキルなどで最もインパクトの強いものを掛け合わせる事です。
これを自己紹介などで盛り込んだり誰かに紹介してもらったり、自分で軽く会話の中で伝えたりすることによって、一気に印象をアップさせることができるようになります。
たとえあなたが不完全でも・・・なぜか完全に見えるようになります。
これは、恋をした時の感覚に近く相手のいいところしか見えない現象を生み出すので非常に効果的です。
会わなくても印象を高める第三者効果
第三者効果というのは、もともとはメディアが及ぼす影響に関する仮説ですが、
これは
人は自分に対する根拠のないうわさの影響は小さく見積もる反面、
自分以外の第三者に対する流言やデマの影響については過大視しがち。
というものです。
例えば、地震の際、実際に自分自身の物資は不足しておらず買いだめをする必要はないとわかっているはずなのに、メディアの情報や口コミなどのデマによって買いだめをしようとするのをあなたも聞いたことはないでしょうか?
これです。
つまり、、、この第三者効果が働くと自分自身は根拠のないうわさを信じていなくても、他の人たちと同じように買いだめの行動に走ることになるのです。
この第三者効果を使う事によって
「実は全然凄くないと普段なら思う人でも・・・第三者効果で紹介される事によって凄い人のように振る舞おうとします。」
よくあるネズミ講やMLMなどで使われていますよね。
確かにただ単にすごい人!みたいに紹介されるのはどうかと思いますが・・・僕達人間は誰かからの口コミによってあなたの印象というのは会う前から操作することが可能なのです。
ただ注意点が、この第三者効果は
凄い人いるよ!
みたいなあいまいな説明だと建前上でしか効果がないのでもったいないです。
そのため、この第三者効果を本当に活用するのならば、実話で面白く興味を引きこの人は凄い人だと感じてもらえるようなエピソードを話してもらうのが一番効果的です。
そのため、知人や友人などに強烈なインパクトと好印象を与えられ、ついつい誰かに話してしまいたくなるようなエピソードをもっておくと非常に便利です。
悪印象でも問題なし!ゲインロス効果
とは言っても、当然ですが僕ら人間は全ての人間に対して好印象を与えることができるわけではありません。
ただ、印象を残せないよりは悪影響のほうがいいです。
大事なのは、記憶に残す事です。
それはなぜならばこのゲインロス効果を発動させることができるからなんです。
ゲインロス効果というのは、ゲイン(利益)とロス(損失)という意味で、最初の印象を下げてから上げる事によって、最初から好意的に思われる人よりも”感情のふり幅”により結果的に好印象になるという心理的な効果のことを言います。
よく言われているギャップ萌えですね。
このギャップ萌えには、2パターンあって
・印象が悪い状態から印象を上げる事によるギャップ
・印象が良い状態を普通まで下げる事によるギャップ
があります。
どちらもゲインロス効果ですが、このゲインロス効果によって印象を操作することができるようになります。
そのため、もし、あなたが何をやっても第一印象が悪くなるのであるのならば、あえて悪くしてから印象をあげるアクションをいれる。
例:強面でやくざっぽいけど老人に席を譲る。
または、好印象すぎてしまって人が寄ってこなかったり幻滅をされがちならば、いち早く印象を通常レベルまで下げてみる。
例:仕事はできるけど自分の事となると雑で面倒くさがりなところがあるエピソードトーク
をしてみるなどして、自分の印象を適正レベルに調整できるようになってください。印象は「良いか悪いか?」よりも記憶に残るか残らないかの方が大事なので、いつも印象が悪いと思うのならばそれを逆に活用していきましょう。
情報が足りないだけで悪印象になるMAM効果
印象が良いとか悪いとかよりも「記憶に残す事ができない」事によって、結果的に悪印象を与えてしまう人がいますが、そういう人は自分の情報を開示していない可能性があります。
このMAM効果というのは、僕達人間は
”情報を出さない人や隠す傾向のある人の印象が結果的に悪くなるという心理効果”
のことを言います。
つまり、あなたが自分を表現しないと情報が足りなさすぎる事によってどういう人かわからなくなってしまいます。
=危ない人かもしれない。
=この人は警戒すべきだ。
というようになるのです。
一番わかりやすい例が、あなたの恋人があなたの誕生日プレゼントの為に、共通の友人と一緒にプレゼント選びの買い物にこっそり行っていたとしましょう。
それをあなたはどこかから聞いて知ってしまったとします。
あなたは共通の友人と買い物に行った事。
を知らされていないので「浮気しているかも!?」と思いやすくなりますよね。
正に、これは情報が足りていない事によって悪い印象になる一番わかりやすい例ですが、このように僕らは情報が不足している状態だと結果的に悪印象を持たれるのです。
だから、もしあなたが記憶に残せない。
のであるのならば、まずは悪印象であろうが好印象であるのかは一旦置いておいて、自分を表現するところからスタートしてみてください。
そして、それを
好印象になるようにハロー効果やメラビアンの法則
悪印象になってしまうのならばゲインロス効果
を使って印象操作を行えるようになっていきましょう。
まずは大事なのは印象に残す事です。
残すために隠さない事です。
そのためには、あなた自身をしっかりと表現するところからスタートしていきましょう。
最初は失敗するかもしれませんが結果的に出した方がいい印象を与えられるようになるはずです。
印象は良いか悪いかではなく活用するもの
さて、ここでは第一印象をよくするための方法だけでなく、たとえ悪い印象だったとしても最終的によく魅せるための方法について解説をしてきましたがいかたがでしたか?
そう・・印象はいいか悪いか?
よりも大事なのは「どういった印象を与えているのか?」を理解することのほうが大事です。
・遊んでいそう。
・怠け者そう。
・真面目そう。
みたいな〇〇そうだな。というのがわかれば、後はその印象をどう活用するのかがわかってくるはずです。
自らこういう印象を与えようと決めてもいいですし、
今の印象をどう演出して好印象に変えればいいのかでもいいです。
大事な事は良いか悪いかではなく、それをどう料理するのか?
にあるということを忘れずにこの知識を活用してください。本当に難しい(避けてほしい)のは「印象が良いか悪いか?」よりも「何も印象に残らない事」です。
そのため、これらの項目を理解し印象に残す事。
最終的に好印象に変えるために何をすればいいのかを考えていく事をオススメします。