復縁を成功させるためには、あらゆる復縁業者や復縁コンサルタントなどが言っている事で「冷却期間」を置くことの重要性を説かれています。
もちろん、全ての復縁において冷却期間が必要か?と言われればそうでない場合もあります。
しかし、イマイチこの冷却期間の必要性を軽視している人が多すぎます。
復縁をより確実により最速で成功させたいと考えたとき、「冷却期間」は非常に重要な壁になります。
実際、あなたも一緒にいて感情的になってしまうのなら・・・
ドツボにはまるのを何度も繰り返すのならば・・・
それをそのままに向き合おうとするのではなく冷却期間を作った方がいいです。
その間にあなたは
「なぜ、別れに至ったのか?」
「相手はどういう気持ちなのか?」
「では、どうすれば復活できるのか?」
を考えればいいのです。
しかし、これらの冷却期間は一体何を基準にしているのか?どれくらいの時間を置けばいいのか?
は、意外と知られていません。
どのような基準で復縁の冷却期間を決めているのか?を知ることで、あなたなりに冷却期間をより正確に把握してもらうための基準について解説をしていきます。
そして、冷却期間が必要な理由を理解することは、「あなたにとって復縁が必要かどうか?」が分かり、更に復縁を成功させ最短距離で結果を出すためにも非常に重要になてくるのです。
そこでこの記事では「なぜ復縁に冷却期間は必要なのか?」に関しても詳しく解説をしていきます。もちろん、他のサイトで同じようなテーマについて解説されている記事を見た方にとっても違う角度で解説をされているので、是非最後までご覧になってください。
1.復縁における冷却期間とは何か?
復縁をする際には、どうしてもあなた自身が別れたくない気持ちに囚われてしまい、逆に元カレや元カノは別れたいと言う気持ちが大きくなると言う不思議な現象がおこります。(全然不思議ではないんですが)
この熱を一度覚ますために、すぐに復縁をしようとするのではなく一度、冷却期間を置くことによって今までの関係性を一度リセットをする意味合いがあります。これはある意味人間心理で非常に有効な手段になるのです。
1-1:人間の脳の特徴
まず、人間の脳の特徴として感情が強く働いたものほど記憶に残ります。受験中に好きで仕方ない人が現れて勉強が進まないというのはある意味脳の機能としては当たり前のことです。(逆に、好きな相手にいいところを見せたいと思った瞬間に逆に勉強が滅茶苦茶はかどるというのもあります)
つまり、元カレや元カノの別れる理由となるものがより嫌悪感や不快感を感じたものであるほどその記憶は強く残るわけです。
しかし、同時に私達人間の脳には素晴らしい機能があります。それは「忘れる」という機能です。そしてこの「忘れる」為には「時間を置く」「他のものに集中する」の2つの手段があります。
そして、更に更に・・・私達人間は過去の思い出を肯定したいという性質を持っているため、時間が経つほど悪い記憶は消去されやすくなりいい記憶が残るようになっています。
1-2:復縁の最大の試練「冷却期間」が必要な理由と効果
上記の脳の特徴と心理の特徴を見れば冷却期間が必要だということはなんとなくわかってもらえると思います。冷却期間というのは相手があなたと付き合うと言う事に対しての不快感を軽減をさせるためにあるのです。
あなたからすれば「付き合うことはいいことだ」と思うのは当然かもしれませんが、相手が別れを告げてその決意が固いほど相手にとっては「別れる事はいいことだ」と思っているわけです。
それを無理矢理変えようとしても無理があるのです。
元カレや元カノはあなたとの付き合いに不快感を感じて別れを選択しているわけですから、それを変えようとするほど、相手は「私の選択を否定・批判されている」と感じるのは当たり前なのです。
だからこそ、過去の思い出と認識してもらうためにも、いい思い出だけを残すためにも、同時にあなた自身が一度客観的に別れの原因を見つめるためにも冷却期間は必要不可欠だということがわかるはずです。
1-3:冷却期間が逆効果になる場合はあるのか?
しかし・・・冷却期間が逆効果になる場合は全くないのか?と言われたらそうではありません。必要がない人もいます。よく復縁と言えば冷却期間が必要だとか思われているみたいですが、冷却期間が必要ない場合もあります。
それは、
アナタとの関係の間に問題を感じている場合。
そして、彼や彼女がそこに関して真摯に向き合おうとしている時です。
これをたまに別れたいんだとか怒っているんだという思い込みをしてしまう人がいます。
別れるのが恐怖で焦って怒っているんだ。
だから謝ろう。
みたいな小手先の事をしてしまうのです。
これは逆に冷却期間をとろうとすると対話をする気がない。
と判断されるだけでうs。
それは、相手がまだ「あなたの事を好きな気持ち」が「別れたいという気持ち」よりも多少上の場、または近い場合です。これを判断する方法は相手の気持ちを聞くことによって見えてくるはずです。
これはどのくらいの冷却期間が必要かを明確化する3つの基準の記事を見てもらえばやり方というか注意するポイントを解説しているのでそこを見てもらえばわかると思いますが、別れる別れないではなく「お互いの幸せのために」話し合いをすることが見分ける最大のポイントになります。
しかし、この判断をする上でもあなたの「別れたくないという強い自己中心的な気持ち」は一度引き離さないといけないので軽く(数日の)冷却期間はおいたほうが個人的にはいいと思っています。
冷却期間は期間にもよりますが必要ではあります。
これらを踏まえてみるとわかると思いますが、そもそも・・・
2. 冷却期間は「寄りを戻す」為に必要なのではない。
ということは覚えておいてください。「はい?」と思うかもしれません。あなたから見れば寄りを戻すために冷却期間を置いているのはわかります。そして、寄りを戻したいからこそ今あなたはこのサイトを見ていることもわかります。
私達人間は自分が望んでいるからこそ、望まない状況がイヤだからこそ行動を起こすことができるのですから・・・・しかし、それが寄りを戻すための冷却期間である限りうまくはいかないのです。
結構厳しい事を言いますがすごい重要な事なので覚えておいてください。
2-1:なぜ、元カレ、元カノはあなたと別れたのか?
そもそも付き合って別れるというのは、お互いの関係性に何らかの亀裂がはいっているからです。どちらかが我慢をしどちらかが自分勝手に生きていたり、認め合い尊重し合える関係になっていなかったり、付き合う事で不足感が増しているから別れるのです。
そんな中でそのままで、例え運よく寄りを戻せたとしても結局別れることになりかねません。冷却期間は「寄りを戻すため」にあるのではなく、あなたと相手との関係を新たなものにするためにあるのです。
その結果=復縁が実現するのです。
この概念を無視して復縁をしたいとか言ってくる人には私は絶対にアドバイスをしません。
重要亜なのは、寄りを戻すことよりもより幸せな関係をいかに作っていくのかを過去から学び未来に活かすことなのです。
2-2:寄りは戻らない
だから、よく「あの頃のように」「付き合った頃のように」とかあなたは思っているかもしれませんが。「あの頃のような関係」ではまた別れることになるのです。そして、例えそれで関係を繋ぎ止めたとしても別れ、付き合いの繰り返しになってしまいどんどん疲弊をしていきます。
別にそれが悪いわけではありません。
繋ぎ止めることも不可能ではありません
しかし、いつかは向き合わなければいけない時が訪れます。寄りは戻らないのです。寄りを戻すのではないのです・・。新たな関係を作っていくのです。そこで重要になるのが理想の恋愛関係とは何か?を明確にすることです。
既にあなたは付き合うというステージはクリアしているので、後はそこから学び成長をするためにどういう関係性を求めているのかを考えてみてください。そして、新たな関係性を作っていく為のコミットメントをしてください。
2-3:あなたがより魅力的な人間になる。
そしてそのために・・・あなた自身が魅力的な人間になるのです。ここで相手がなってくれればとか言ったって、願ったってもう元カレや元カノはあなたとの別れを決意しているのでどうしようもありません。
求める恋愛をやめて与える恋愛を学ぶ上で復縁はすごい大きな学びになるのです。
既にあなたと元カレや元カノとは付き合っていたという歴史があります。それは少なからず他の人よりも相手の事を知っているはずです。
そこから相手も自分も幸せになる道を見つけ出し、それをあなた自身が実現できる人間になればいいのです・・・その上で「自分を磨く」こと。
冷却期間が必要な理由は、あなた自身が魅力的な人間になるためなのです。
魅力的な人間になれば相手はあなたと「一緒にいたい」と自然と思えるようになります。わざわざ寄りを戻したいと懇願しなくても相手からあなたと一緒にいたいと自然に思うようになるのです。
相手の本当に求めていたことは何か?
自分が本当に求めていたことは何か?
そこからあなたは何を学びどのような関係性を作っていきたいのかを探し出し、あなた自身が魅力的な人間になることは、例え復縁ができなくても寄りは戻せなくても、本当にあなた自身が望んでいる「理想の恋愛関係」を実現する上で絶対に無駄にはなりません。
冷却期間の判断ポイントはどれだけ強い別れの決断か?
まず、冷却期間を判断する上で最も重要な事は、相手があなたに対してどれだけ強く別れることをコミットメントをしているか?ということです。つまり本気度合いが強ければ強いほど冷却期間を置いた方がいいです。
そして、その本気度合いの中に
・不快感
・恐怖感
が強いほど別れの決断は強くなります。
不安感ならば、まだ将来に対する不安なのでなんとかできる可能性がありますが、本当に別れたいかどうかが冷却期間の鍵になってくるのは間違いありません。
しかし、私たち人間は「建前」と「本音」をもっている生き物ですし。余計な常識が時として邪魔をしている場合も往々としてあります。例えば以下の図のように・・・
二階層になっている人もいれば三階層になっている人もいます。この中の根底となるものが「別れたい」「どうでもいい」と思っている状態ほど冷却期間は長くなってしまうのです。
現象⇒葛藤⇒決断
別れをあなたに告げる時に、元カレや元カノは基本的に「突発的に」別れを告げているわけではありません。
もちろん付き合っている期間が短い場合は突発的に付き合い突発的に別れるというのはよくあることですが、ある程度の期間で付き合い、付き合っている期間が長いほどその間には相手は相手なりに別れを告げるまでに頭の中で考えているのです。
何らかの出来事がおこり葛藤をし決断をするのです。
もし、別れの原因を探す際にはこの現象と葛藤の部分を思い出してみると原因が見えやすくなりますが、葛藤の期間は人それぞれですが別れを告げたのには本人なりに考えに考えた結果なのです。
この背景を知らずに、自分が寄りを戻したいと懇願をするほど、それは相手の考えた時間でさえも否定することになりかねません。まずは、相手は相手なりに考えて別れを決断しているんだよということを覚えておかないと冷却期間をどれだけ置けばいいのかの判断を誤る可能性もありますので忘れないようにしてください。
では、これらを踏まえて冷却期間をどれくらいおけばいいのか?
主にあなたがチェックしなければならないのは以下の3つです。
1、別れの理由
2、別れ方
3、希望度
1つずつ詳しく解説していきましょう。
冷却期間の基準1、別れの理由
まず、大事なのは別れの理由です。人は理由なくして別れることはありません。
遊び半分の数日だけの付き合いであるならば理由があるのかさえもわかりませんが、付き合って別れるのには相手なりの理由があります。
しかし、この理由を知る上で注目してほしいのが「本当の理由」です。例えば、嫉妬や束縛が激しい人が別れる際に「もう電話は見ないから」と言ったとします。そして一度は寄りが戻ったとしましょう。
しかし、電話は見ないとしても、それは嫉妬そのものや束縛の気持ちがなくなるわけではありません。その為、違う行動をとり始めます・・・見ていない時に携帯を見たり、ちょっとメールをしていると不快そうな顔をしはじめるのです。
つまり、別れの理由を知る際に「出来事」とセットで「どんな感情が」をチェックする必要があるのですが、この理由とその強さによって別れへの決意が変わってきます。
例えば、私が見てきた別れる理由として多いのが・・・
・共感をするもの共有するものがない(仲間意識が薄くなる)
・当たり前の状態になり刺激がない(ドキドキしなくなる)
・自分を受け入れられず認められていると感じない(存在価値がない)
・理解を示そうとしてくれず自分の主張を聞いてくれない(奴隷化)
とかですね。
現象で言えば色々ありますけど、本質的にはこれらが足りていないからおこる場合が多いです。一般的なアンケートでは価値観の相違とかが一番多いのですが、これは価値観の違いを受け入れあえていないからおこることで、共有するもの共感をするものが1つもない状態が多いです。
冷却期間の基準2、希望度
そしてその理由とセットで考えてほしいのが、希望度です。つまり、元カノや元カレから見てあなた自身が、あなた達がどれだけ成長し進化をしてきたのか?です。
例えば、辛い事でさえも乗り越えてきた事を相手が目の当たりにしていれば、あなたは相手にとって「変化や進化をする」と思われています。つまり、あなたとの関係に対して「希望」はまだると相手に思われているわけです。
この状態ならば別れを告げる事がお互いにとって「何らの変化のキッカケにならないか?」と思われているので、話し合ったりする意味があると思います。本来は共にブツかりあい乗り越えてきた経験があるほどキズナは強くなっていくので希望があるとは思います。
しかし、ここに一切に希望を見いだせなくなっているのなら、絶望しか見えていないのならば「別れるしかない」と思っているのであるほど別れの決意は強くなります。
好きだからこそ不満を感じているなら希望はあります。
好きとかそんなのぬきにして不満を感じているのなら希望がない。
という状態ですね。ちなみにこれは、「あなたが復縁をすることに希望がないって意味ではない」ことははき違えないでください。相手の中で希望が見いだせない、見出そうとしていないという意味合いです。
冷却期間の基準3、別れ方
これら2つの基準により相手はあなたに別れを告げるのですが、ここであなたが、相手の主張も聞き入れずに「別れたくない。」「なんで別れるんだ!」「お願いだから・・・」というように自分の勝手な思いだけを相手に伝えたりしつこく寄りを戻すことを迫ったりするほど冷却期間は長くなります。
なぜなら、「別れる事はいいことだ」と思っている相手に対して「別れる事はイヤな事だ」という気持ちがブツかるからです。
相手の気持ちを受け入れ、自分は別れたくないという主張をし、それでも別れると言うのならあなたのために・・というコミュニケーションをとっていれば相手は自分の気持ちを受け入れられていると思えるので、「最高の印象」を与えて別れている事ができます。
人は自分の選択を後で間違っていなかったかを考えるので、後にあなたの事を好きになる可能性が高くなるし、相手の気持ちを優先させてくれるような人を人は手放すことができません。
しかし、ここでシツコク迫れば迫るほど・・・
相手を攻撃すればするほど・・・
冷却期間はどうしても長くなってしまうのです。
相手の主張を受け入れた上で、お互いのためにどの道がいいのかさえも話し合えていえば突然別れを告げられることもないのですが、別れの際には相手の主張を聞いてあげる姿勢こそが冷却期間を一番短くしてくれる最良の方法なわけです。
以上、「冷却期間の基準3つ」で冷却期間は予測できます。
もし、これを方程式にするならば
別れの理由+希望度×別れ方=冷却期間
となりますね。
もちろん、更に好きな相手ができたとか冷めたとか細かく言えば色々ありますが、基本的にはこの方程式のとおり冷却期間を置くことをオススメします。詳しくは別の記事でそれぞれ書いていきますがまずはこの方程式を抑えておいてください。
例え、恋人ができても好きな相手ができても巻き返す事は可能ですから。
そして、復縁屋とか復縁コンサルタントは、冷却期間を判断する上でこの3つの基準に則ったアンケートをとっています。しかし、具体的になるほど多様性がなくなってしまうので、冷却期間を計測するアンケートはこれら3つの基準によってできているんだということを理解してください。
じゃないと冷却期間そのものを誤って判断することになりかねません。
何となくこの概念を理解した上で是非アンケートに答えてみてください。
それだけで、より正確な冷却期間を計測することができるようになるはずです。
ページ下部にて紹介しているサイトで冷却期間はなんとなくわかるようにしてくれているので参考にしてみてください。
最後に….自分を成長させるのが復縁の本質
これは忘れないでください。私はクライアントさんに言っている事なんですが、私は復縁ができるかできないか?を重要視していません。もちろん、そうやってもらえるように本気でアドバイスをしていますけど、人によっては「復縁が出来ないコト」が逆に魅力的な人間になるキッカケになる人もいます。
私はあなたに理想の恋愛関係を実現することだけは諦めてほしくないのです。
せっかく復縁をしたいと思っているのならばその気持ちを無駄に使わないでください。
より魅力的な人間になり相手と一緒により「幸せである」状態を作るれるようにあなた自身を成長させましょう。