本来は、恋愛をうまくいかせるため、より親密になるために使えると言われる恋の駆け引きですが・・
その方法が過激であるほど高度であるほど..
逆効果になって失敗してしまう事があります。
好かれるはずにはったはずの事が嫌われる羽目になってしまう。
これは駆け引きだけではなく恋愛テクニック(洗脳・催眠)を含めてよくあるのです。
なぜこのような事が起こるのかというと・・
そもそも駆け引きやテクというのは、ブースターなんですよね。
つまり、、
感情を大きく動かす分。
それがいい方向に向かうかどうかは別なのです。
だからこそ諸刃の剣と言われるんですけどね。
では一体、具体的にどうして恋の駆け引きは失敗するのか?その代表的な5つの理由について解説していくのが今回のテーマです。
もし、あなたが駆け引きを失敗させたくないと思うのならば是非ご覧になってください。
1.嘘にしてしまう
電話をしたいという気持ちを抑えて「俺は全然電話したくないんだよ!」と無理してふるまって電話をしない・・
すぐに誘いにオッケーすると軽くみられて「すぐに誘える女」と思われるので最初は断る。みたいな駆け引きとかありますね。
本当は話す時間・遊ぶ時間があるのに駆け引きのためには嘘をつかなきゃいけない場面もあります。
しかし、こういう嘘はバレます!
ということが言いたいわけではありません。
バレたら確かに問題かもしれませんが、それ以上に問題なのはあえてつく嘘というのは後のコミュニケーションに影響を及ぼすし、駆け引きの場合「手に入れるための嘘」になってしまうので無意識的に罪悪感を感じてパフォーマンスが発揮しきれません。
思い通りにいかなかった時の負荷があまりにも高いのです。
だからこそ、駆け引きで嘘をついてしまったのならば…
嘘にならないように即座に現実にしたり、自分の考え方に論理破壊がおこらないようにロジックを組みなおしてください。
例えば、遊びに断ったのならば必ず予定を入れるようにするのです。
これによって後のコミュニケーションでの負荷をかなり軽減できるようになります。そもそも人の嘘がバレるのは「疑われないように」すること。そして嘘をついていると自覚している人はコミュニケーションロスが激しくなるので駆け引きをするにしても自分自身に嘘をつくような事はしないことがいいですけどね。
結果的に相手が喜ぶ嘘ならいいですけど、そうでない嘘ならつくだけ損です。
駆け引きをするのならば・・・
その駆け引きを現実のものにしてください。
連絡をとらなくする。
というのは、忙しくして自分のやるべきことに集中しようということ!
この言いかえが実行できるかが大事です。
押し引きならば、押した分だけ引く
押して半分くらい引く。
という感覚。
自分の主張はするけれど、それを押し付けず相手の意見を尊重する。
2.方法論ばかり見て相手を見なくなる。
こういう駆け引きをある程度覚えだすと・・・手法ばかりにいって相手を見なくなってしまいます。
そもそも、駆け引きにしろ恋愛テクにしろ、そういったものは相手を見て使っていくものです。
相手の心理状態と目的に合わせて使うのであって方法論が重要視しても、相手の心理状態が見えていなかったり目的よりも手法ばかりに目がいっているのならば、、、
大概の場合失敗します。
そもそも僕ら人間は、自分以外の人間の事を理解などできやしません。
だから、相手を観察し興味をもって対話をする事で少しずつ理解していくのです。
そして・・完全に理解していく・・・
なんてこともできないんです。
その興味の矛先が駆け引きに向かってしまっていると、当然ですが“相手”に興味がいってない状態になってしまうので逆効果の駆け引きをしてしまうのです。
それならば、相手をもっと理解するための駆け引き。
をしたほうがいいかもしれませんね。
例えば、自分を好きにさせるために思いっきりアプローチかけて押してみて、突然連絡をしなくして引いてみるみたいな駆け引きをするのではなく、、、
遊びに言った時遊び感覚でプレッシャーを高めてどういう反応をするのか?
逆にプレッシャーを低めてどういう反応をするのか?
によって相手のプレッシャーに対する反応がわかったりして相手を知る事につながりますよね。
こういった「相手はどういう人か?」を知るために使うかがわかれば、どういった駆け引きが相手にとって喜ばしいものかが見えてくるわけです。
駆け引きや恋愛テクが悪いのではなく、相手を見て目的を変えたりして使っていく事によってこれまでとは全く違う効果が出てきます。
しっかりと相手を見ましょう!
あくまでテクニックや駆け引きなんていうのは、相手の心理を動かすための方法であり・・・そこに相手がいなければ動かす方向もわからなくなるし目的によって当然使い方も変わってくるのです。
とりあえず駆け引きをすればうまくいく!
のではなく、駆け引きを通じて相手をより深く理解するキッカケにしたり、駆け引きを通じて相手の今の心理を二人の関係をよりよいものにするために使うべきです。
3.1つ1つに目的を持っていない・自己利益の目的
これまで目的は凄い大事だという事を言っていましたが、心理学にしろ脳科学・洗脳を含め駆け引きにも色々ありますし、僕も実際に教える側として色々公開してきています。
でも・・・面白いものでその後の効果は全然違ったものになったりします(笑)
例えば、変なものに騙されないように人が洗脳される仕組みを僕が教えたとしてもですよ。
それを洗脳してダマして小金稼ぎをするような人もいれば、男をだまして貢がせる人もいれば・・ヤリまくるために使って結果的に親密な関係を作れず孤独になる・・とか本当に色んな人がいます。
これって本当に面白くて手法は一緒だったとしても
目的に応じて使い方が自然と変わるし結果も変わってくるのです。
例えば、「自分がその相手と付き合うため!」
だけで使ってる人って、やっぱ自分らしくない使い方をしちゃうんですよね。
だから、後でボロが出るから最初はうまくいっても段々とそのボロがバレてしまうみたいな(笑)
目的に応じてテクニック・・そして駆け引きは形を変えるのです。
例えば、「楽しい場を作るため」に断るとしたら、最初は「えぇぇ~~どうしようかなぁ。」と断ってみて反応を見ながら「明日は、天皇と会食の後に総理大臣とのミーティング・・」とか冗談を言ったりできますよね。
このように駆け引きというのはあまりに遠い目的に設定するんじゃなくてもっと小さなものにしてください。
そして、特に最終の大きな目的は、付き合うためという「自分だけの利益のための目的」を持つのではなく「互いにとっての利益になる目的」を意識して使った方がずーっと上手な使い方ができるようになるはずです。
4.うまくいかないと焦る・ごまかす
先ほどの目的を持ったり、あなたなりの理由もなく駆け引きなんてしてしまうとその駆け引きがうまくいかなさそうな時には焦ってごまかしたりしてしまいます。
例えば、女性に●●に行きたいんだけど・・と聞かれたとき、、
本当はその女性となら行きたいと思ってるのに
「いやいや、、、興味ねーし!」
と引いた時
「じゃあ、いいやぁ!」
となってしまって
「いや、でもなぁ・・やっぱ興味あるかなぁ~!」
みたいに意見を変えるとか。
こういうのってかわいくも見える場合もありますけど、基本的には一貫性がない人みたいに見られてしまいます。
駆け引きというのは効果がなかった時に焦りを生むだけでなく・・あなたという人間の一貫性さえも失ってしまうのです。
そしてごまかしてしまいます。
それが印象を一気に悪くしてしまうこともあるのです。
だから、あまりに自分に負荷の多い駆け引きはしないほうがいいし、駆け引きをするにしても自分に無理がないような駆け引きをする必要があります。
もしやるなら、「それをやる自分なりの理由」「バレたとしても相手に言える理由」を持っておいてください。でないと大概の場合駆け引きはほとんどの場合失敗に終わってしまったり疑われて終わりになってしまいます。
5.まずは自分自身がリラックスして余裕を持つ
そして、何よりも駆け引きというのは自分自身がリラックスして精神的に余裕がある時に行ってください。
そもそも、
・相手を見る為にも
・互いにとっての目的を持つ
・焦ってごまかす
・嘘を嘘のままにする
これら自体も自ら自分の精神的な余裕を失わせてしまうものでもあるし、そもそも焦っているから・・
精神的な余裕を持っていないからこういう使い方をしてしまっている部分もあります。
でも・・それじゃあうまくいきませんよ。
もちろん!そういった自分が自分でいられなくなる恋愛って超興奮で刺激的にも思えますけど、こういう精神状態だと過度に依存的なアクションをしてしまったり、攻撃的になってしまってうまくいきにくいのです。
相手に与える印象もあんまりよくないです。
関係が密になるほど逆効果になります。
使い方が極端になってしまいます。
そのため、まずはあなたがあなた自身の人生をエンジョイして精神的に安定した状態で関われるようになったほうがいいです。
テクニックやノウハウ・・駆け引きを使うのはあくまであなた。
そんなあなたの精神状態によって駆け引きだって使い方は変わってくるので、まずは自分のメンタルを安定させたり物事の見方を変えていたらどういった使い方をしているのかを振り返ってみてください。
それだけで、今まで見えなかった駆け引きの使い方とは全く違った使い方ができるようになるはずです。
恋の駆け引きは・・相手を知るために使うといい。
さて、ここでは恋の駆け引きが諸刃の剣になってしまって失敗する理由について解説をしてきましたが、やっぱり一番失敗する理由は・・・
恋の駆け引きを自分を好きにさせるため、
自分に戻ってくるようにするため、
嫌われないようにするため
に使っている場合がほとんどです。
これだけのためだけに駆け引きをすると失敗する可能性はかなりあがります。
だから相手の反応によって相手を理解するため。
につかいのが一番いいと僕は思います。
でも僕らって面白いもので、自分の今の行動が何のためにやってる行動なのか?
どこの方向に向かっていっている行動なのか?
に意外と気づかないのです。
だから、もし駆け引きをするのならば少なからず「相手が何を求めているのかを知るキッカケ」「今現在の脈を計測するため」に使ってみることをオススメします。