好きな人ができたりとてつもなく好きで片思いの時、本来は人を好きになるのって素晴らしい事のはずなのにその気持ちが弱みになる事があります。
惚れる事って素晴らしい事とは裏腹に惚れる事による弱み。
がうまれてしまうのです。
ここに関しては、「惚れたら負け」になる心理的な理由と惚れ勝ちする5つの秘訣で解説していますが・・
・惚れる事によって立場が弱くなる。
・惚れる事によって冷静な判断ができるようになる。
・自分のキャパを超えて尽くそうとする。
というように惚れることによって振られたり別れたりするのが怖くなってしまい
相手の要望に応え相手の都合に合わせないといけないような気になってしまう。
惚れた側が立場が弱い。
これが基本的な惚れた弱みになってしまう仕組みです。
じゃあ、そもそも惚れることは弱みなのか?
いいえ・・・そうではなく弱みも使い方次第で強みに変わるのです。
そのためには、まずは惚れることによる弱みを知り、その弱みを強みに変える使い方を知れば・・・惚れた弱みは強みに変えることができるのです。
ここではその秘訣をシェアしていこうと思います。
なぜ恋心・惚れたら弱みになるのか?
では、そもそもなぜ惚れた事が弱みになるのでしょうか?
そもそも人が人を好きになるという気持ち自体が本来は素晴らしいものであるはずなのに、なぜそれが弱みになるのでしょうか?
下記は、実際に惚れた弱みって何?
というアンケートを32名集めた回答から代表的な6つ厳選したものです。
・時間にルーズでした。待ち合わせは付き合っているときにしたことが無く、いつも、相手の都合で私が待っていました。なかなか来てくれなくてイライラしたこともあるのですが、会えて顔を見ると許してしまいます。
・急に呼び出された時、体調が良くなくても会いに行ってしまう。
・ひどいことをされても、ついつい許してしまう。自己犠牲のかたまりになる。
・相手の事が好きすぎて、全く怒れなくて甘やかしてしまったこと。
・惚れてしまったら喧嘩で絶対に勝てないところ
などなど、恋をし惚れた弱みのほとんどは、
・普段では許せない事も許してしまう。
・言われたことを聞いてしまう。
・世話をやいてなんでもしてあげたくなる。
などなど、ようは普段はマイナスに受け取るものを見逃してしまう・・。惚れてしまったのだからその気持ちをなんとか表現しようと、普通の人と全く違う対応をしてしまっているのです。
そもそも正しいも間違いがあるとかは個人個人違うので二人のとっての正解を見つければいいし、
許すも許さないもそれは別にいいと思いますが・・。
やはり一番大きいのが、
相手に合わせる
相手の言う事を聞いてしまう
相手の要望に無理にこたえようとする
かなと思います。
ここに関しては、勝負ではない!けど「惚れたら負け」になる心理学と攻略法の記事でも解説しましたが、惚れた最大の弱みは、合わせたりしてしまう事による“手に入れたい”という強い目的意識と”捨てられたくない”という回避目的です。
実際、心理学では人は恋をすると知能指数が猿並に低下すると言われています。
この3つの理由によって・・・
本来は、相手に合わせるのではなく相手の意見と自分の意見を合わせて新たな案を見つけ出せたほうがいいし、聞くよりも聞ける部分だけを聞けばいいし、要望に応えるのではなく本当に求めているものを見つけてできる事だけをやればいい。
のですが、それができなくなってしまうのです。
そのため結果的に
惚れたから弱い立場になる。
だから負けてしまう。
という感じですかね。
でも、これだけは言えることがあります。
強みと弱みは表裏一体である。
これは本当に色んな事で言えますが、一見弱みって駄目な部分に見えるところもありますけど・・
不安を感じやすいのならばリスクを取らない道を見つけ出す事ができるという事。
というように弱みというのは表裏一体で強みも存在しているのです。
しかし、不安を感じやすい人というのはその不安の感情にさいなまれてしまって、弱みばかりに目がいってしまって物事のリスクに目がいくといういい習性を活かそうとさえしないのです。
弱みは活用できれば強みになるのです。
しかし、自ら活用できる!と気づかなければ活かす事さえできないのです。
では、一体惚れた者の最大の強みとは何か?
それは・・・
“相手の事を思う強い気持ち”
ではないでしょうか?
もちろん他にもあると思いますが、他の異性よりも明らかに好きなので動機としては、圧倒的に強い気持ちをもっているわけですよね。
その動機の強さを違う方向に活かせばいいのです。
大概の場合、惚れてしまった時には“その相手を手に入れる(付き合う・結婚する・本命になる)ために”その気持ちを使うのですが、そうではなく・・・相手の人生をよりよくするため・互いにとってもっといい関係を構築するために使うのです。
なぜ、相手に合わせるのか?
それは、自分が手に入れたいという気持ちが避けられたらどうしよう・・
という思考を生み出してしまいます。
例えば、
相手をもっと深く理解しようとする。
とかですね。
例えばですよ。
先ほど普段ならば許せないものを許したり、間違っていることを間違っていると言えなかったりするのも、逆に言ってしまえば「なぜ?どうして?何のために?」という“意図”“考え方”潜在的に求めているもの”を聞けるようになるための最初の一歩踏みとどまる力にもなりますからね。
強い思いを手に入れるために使うのではなく、
より深く密な信頼関係を構築するために使うのです。
では本気の気持ちを具体的にどう使えばいいのか?が次のテーマです。
使い方を変えて強みに変えるための5つのポイント
では、具体的にどういう事を意識していけば強みに変えられるのか?について考えていこうと思いますが、これらは全て実行できるかどうかは、
あなたが相手を手に入れたい!
のではなく、あくまで
相手と自分にとってよりよい関係を構築したい。
という目的意識に変えなければ難しいということは覚えておいてください。
あくまで付き合ったり結婚するのはその過程です。
もちろん、目指している方向が違うのならば袂は分かつことになるかもしれませんが、そもそも目指すものが違う二人・求めているものが違う二人・どうしても合わない二人がずーっと一緒にいられることの方が難しいですから・・。
ということで具体的に5つポイントを紹介していきましょう。
3-1.気持ちに共感し言う事は聞かない
惚れるとわがままを言ったりするとついついしょうがないと思って許してしまったり、可愛く見えたりして許容してしまいます。もちろん小さな事ならば別にいいし細かい事ならば、それはあなたの「器」を大きくするためにもしたほうがいいですが、そうでないものに関しては別に聞く必要もないかと思います。
そういう際には相手の気持ちに対しては共感をして言う事は聞かないようにしたり・・
相手の気持ちは汲みながらもあなたのためにやったほうがいいと思うという意見を言ったり・・
すればいいと思います。
3-2.遅刻やドタキャンは許すがフェアにする
惚れたら負けとかいう人は、都合よく相手に使われたりするので遅刻やドタキャンなどをされたりしますが、別に許すのは全然いいと思います。
そもそも人それぞれルールみたいなものは違うしやろうと思ってもできない事もあります。
しかし、それをあなたがした場合、キレたり被害者意識を持つようならば・・・
その後あなたと相手との関係は“フェア”なものにはなりません・・・。
もちろんそれでいいのならば一生フェアな関係を諦めるくらいの覚悟があるのならばいいですが、、それが理想の関係でないのならば許してもいいですがフェアな形に戻してください。
3-3.間違いを指摘するのではなく「嫌」は伝える
先ほど、人それぞれルールは違うというお話をしたように正しいとか間違いとかも人それぞれ違います。あなたにとっての常識は相手にとっての常識ではありません・・・。
あなたが嫌だと思う事ならば「嫌!」と言えばいいです。
しかし、間違っているとか正しいとか理論をしてもあんまり意味がないので、それならば「自分にとっては間違っているけど相手にとってなぜそれが正しいと思っているのか?」は興味をもって聞いてみる価値はあります。
それは相手をより深く理解することにつながるはずだし、相手が本当に求めているものは何か?を知る絶好のチャンスです。そして・・・知る過程で互いの違いを理解し活かす道も見えるかもしれないし、あなたの考え・相手の考えが変わるキッカケにもなるかもしれません。
3-4.我慢をするのではなく快適にする
惚れた弱みとして、普段ならば我慢できないことを我慢したり、相手の表面的に言っている言葉を真に受けたり勝手な解釈をしたりするのならば・・先ほどのように互いを理解するキッカケにして、より快適な関係をいかに作っていけばいいのか?を意識してください。
その過程では当然、互いに妥協する部分もあるでしょうが・・・
よりよい関係が見える可能性があるのならばいいですよね。
我慢をしても無理に努力をしても仕方ないのでいかに快適な関係を作っていくのかにフォーカスを当てた方がいいです。
3-5.一緒に考えて意見を出し合い決定する
そのためには、何かを決める時、、、遊びに行ったり食事をする時などのちょっとしたことでいいので、相手に決定権を委ねるのではなく一緒に決める癖をつけてください。
一緒に決めるプロセスが大事です。
これが日常から定期的にできている関係というのは何か意見の対立があった際や新たな案を考える際に自然とできるようになります。
一緒に意見を出し決めた事は、当然満足度はあがります。
例え、クソまずいラーメン屋でも・・・「まずかったねぇ!」と楽しめるのです。
デートが何であろうとも・・・ただ気をつけなきゃいけないのはどちらかが我慢の気持ちが大きく大きな状態にはしないように気をつけてください。
・・・以上、5つのポイントを意識してください。
ただ、当然これは「相手を手に入れるため」であることにフォーカスがあたっていたり、あなたが構築したい関係が上の項目とは違っている場合は使うことはたぶんできないと思います。
最後に
さて、ここでは惚れた弱みを強みに変える弱みの使い方について解説をしてきましたがいかがでしたか?
弱みって弱みのままにしておくから弱みなんです。
弱みには当然表裏一体の強みがある。
惚れるということはそれだけ行動力がつくところ。
そのエネルギーを付き合うため・別れないため・振られないために使うのではなく「相手との関係をよりよくするため」「より密になるため」に使った方がいいです。
是非、この記事を参考にしてみてください。