「え?この態度ってどっちなの?脈なしなの?脈ありなの?どっち?」
「一体どんな態度が脈ありなのか?脈なしなのかわからない。」
「言葉では建前で言ってるけどこの態度を見てるとどうもわからない・・」
というように脈ありサインを見極める時に態度を見ていて
「嫌われたかも・・」
「あれ?なんか違う。」
と困惑してしまう時もあるかもしれませんね。
特にちょっと恋愛から遠ざかっていたり、恋愛経験が少なかったり…
はたまた今までと違うタイプの女性だった時…
余計にわからなくなるかもしれません。
これまで感覚で脈あり・なしを判断していた人は特にわからなくなりがちです。
恋愛をしていると、相手の気持ちはわからないものです。
実際に僕らは誰かに憑依することができないので脈がありかないかなんてなかなかわからないものです。
気にし始めたらキリがない。
あの態度って一体何だったんだ?
どういう意味なの?
と考えを巡らせわからなくなってしまうものです。
色んなところで「この行動が脈あり・この言葉は脈なし」みたいに言われていますが、そもそも前提条件が違えば、それは脈ありにも脈なしにも変わるもので・・。
でも、やはりそういった情報よりも大事なのは…
目の前の相手をしっかりと観察する事。
なのではないかと思います。
そこで、ここではコーチングやカウンセリング、メンタリストなどが相手の心理を見破るために使っているマインドリーディング(読心術)を使った、脈ありサイン・脈なしサインでチェックしているポイントや見極め方、そして具体例を紹介していきます。
これであなたも誰の心でも読める!
というわけではありません。
しかし、あなたが相手に興味や関心をもって観察をした上で使うのならばきっとこれまでの倍以上の確率で見極めらえるようにはなるはずです。
脈あり・なしの態度を見極めるために…
この記事では最後に”脈あり・なしサインを見極めるための態度”に関しても紹介していきますが、まずは言っておくと「これぞ脈アリ・脈ナシ100%!」というものは存在しません。
状況や相手の女性はあなたとの関係などなどによって、
脈ありが実は脈なしサイン
脈ないと思っていたのが実は脈ありサイン
というのは結構あるのです。
だからこそ、「これぞ脈あり!」を妄信しすぎずに、あくまで目の前の相手を観察することが大事です。
これは態度を見るときも一緒なのです。
だから、この態度が脈あり・脈なし。
というものをただ単に紹介するのではなく、態度で見極める脈あり・脈なしサインを見極める際に、相手の心理を見極めるプロであるプロファイラーやメンタリスト、優秀なカウンセラーがほぼほぼ学んでいるスキルを使って解説していきます。
それが・・・マインドリーディング(読心術)です。
マインド・リーディングというのは、その言葉のとおり人の心の中を読む技術です。
僕達人間は、外見や態度(仕草や行動)1つ1つに、その人の性格とか深層心理が隠れているという前提にたって表情や体の使い方によって相手の心理を読むスキルです。
なんか難しそう・・・
と思うかもしれませんが、基本的な概念はそれほど難しくはありません。
このマインドリーディングを少し意識するだけで、コインで表が出るか裏がでるか?50%程度の確率でしか見極められない相手の心理を数パーセントあげることができるのです。
そこからあたりをつけてアプローチをし、開示をしてもらうことによって
60%・70%と相手の心理プロセスを理解してくのですが・・。
脈あり・脈なしならばもっと高い確率で見極められるはずです。
そんなマインドリーディング(読唇術)で相手の心理を見極めるポイントは主に以下の3つです。
・表情(目・視線・口など)
・体(手・足・身体)
・動作(姿勢・反応)
これらを総合的にチェックをすることによって相手の心理を読んでいくのです。
そこでここからは、それぞれのマインドリーディングでのチェックポイントと、各種、厳選した代表的な脈アリサイン・脈なしサインを紹介していきましょう。
表情で心理を見抜くマインドリーディング
まず、相手とのコミュニケーションなどの場で一番目にはいるのが顔ですよね。
そして、その顔の中で心理が表れるのは・・表情なのです。
常に目に入るのが顔になるのでただ単に顔を見ていたり・・
「うわぁ~すごい好み。」
みたいに見とれているのではなく。
マインドリーディングを使って相手の脈あり・なしのサインを見極める際には、顔に最も心理が表れる表情を観察していきましょう。
目というよりも厳密に言うとチェックしたいのが瞳孔(目の中の黒い部分)です。
あなたの話している話題・あなた自身など興味の度合いによって瞳は変化します。
✓瞳孔開いたままあなたを見つめる
✓昼間なのに瞳孔開いてる時
✓普通は通常状態
✓別れ際に変化なしの場合はNG
つまり、相手の目をみつめて瞳孔が開いた場合は相手があなたを魅力的だと感じてくれていると解釈してもいい。
あまりかの警察やFBIなどでも採用されているNLPなどではアイ・アクセシング・キューとも呼ばれる。
マインドリーディングテクの一つですが、右利きと左利きがあるように多少人それぞれちがいます。そのため、相手にとっての目線の方向は何かをチェックしてから読むのが基本です。
✓繰り返し見てくる場合は興味がある。
✓目を見開いている時はもっと知りたいサイン
✓上目遣いは基本的に受動的(尊敬・頼る・甘える)
✓水平視線はフェアで対等でいる心理状態
✓直視をする場合は仲良くなりたいというサイン
✓男性は隠し事をするときは目をそらしがち
✓女性は逆に嘘をつくときほど相手を見る
✓目が泳ぐのは迷い
✓左右にきょろきょろ動く場合は不安や警戒
✓会話中に目を閉じるときはシャットダウン
✓見下す視線(優位に立とうとしている状態)
口元は感情の状態を表現をする脈あり・脈なしサインです。目は口ほどにものをいうというのもありますが、口は言葉以上にものをいいます。
一体、あなたと一緒にいるときの感情は快なのか不快なのか?演じているのか本当なのかを見極めることができるはずです。
✓本当の笑顔:上まぶたが下がり頬の筋肉が目じりの近くまで持ち上がり唇の端と目じりが自然に近づく
✓マスキングスマイル(作り笑い):頬の筋肉は上がるけれど目じりの近くまであがらない。
✓軽蔑の笑い:左右非対称・左側のほうにシワが寄ったり口角があがる。)
以上の表情から出るサインをチェックしていきましょう。
特に男性の場合は、これらを全体的に捉えることができないので、イキナリ全部を総合的に見るのはなかなかできないかなと思うので1つずつできるところから意識を向けていってください。
体で好意を見抜くマインドリーディング
そして、同時に見てほしいのが体そのものです・・・基本的に相手の心理を読み解くマインドリーディングというのは、これら1つ1つの情報に頼るわけではなく、まずは全体的な雰囲気で相手の心理状態を予測をします。
そのため、表情だけではなく体の動きにも目を向けるのです。
実際に、かのメンタリストのdaigo氏や世界No1コーチと言われるアンソニーロビンズなども、表情だけでなく体の使い方そのものを見ているのです。
慣れてくると
表情と体の使い方の違和感
表情と体の使い方が一致してるが過剰になりすぎ
なども察知できるようになるのですが、まずは表情を常に観察しながらフッとした時に体を見て脈あり・脈なしをチェックしていくようにしていきましょう。
口元は感情の状態を表現をする脈あり・脈なしサインです。目は口ほどにものをいうというのもありますが、口は言葉以上にものをいいます。
一体、あなたと一緒にいるときの感情は快なのか不快なのか?演じているのか本当なのかを見極めることができるはずです。
手が出ているか肘がのっているか?その手がどう動いているのか?リラックスをしていると手が見えるし手のひらも見えやすくなる傾向が高いです。
✓手をひらを見せるようにすると誠実さのサイン
✓手を広げて横から出している場合は友好的。
✓あなた側にある何かをつかんだりしてる場合は支えを得たいというサイン
✓テーブルの上のモノを整理しはじめたら会話を整理したい・理解したい。
✓手のひらを隠そうとすると隠してるサイン
✓手を上から下に出す時は自分の方が上なんだぞというサイン
✓あなたと真逆のほうにある何かをつかんだりしている場合は不安なサイン
✓両手をポケットにいれていると協力する気がない。隠したいというサイン。
他にも、テーブルの上に手やひじが出ていない人、出していても両手指を汲んだり手のひらを隠している人は緊張したり自分を隠している状態というように見せることもできます。
また、これは男女によって多少変わってきます・・・例えば、女性が握手で手を強く握るのはその人の率直さの表れであったり、男性の場合は弱く短い時間の握手は自信のなさ・どうでもいいのサインである可能性があります。
ちなみに握手をすると相手が心を開き嘘をつく可能性(建前で関わる可能背)が減り脈ありに近づける効果もあります。
足の方向は自分が向かいたい方向を示すサインであり、足の動きは時として相手の心理状態を表す脈なし・脈ありサインを見極めるツールです。
チェックをするのは、足の方向と足の動きの2つです。
✓言葉や体はあなたを避けてるようにしてるけど足はあなたを向いている場合は「好き避け」をバレたくないサイン
✓足のつま先があなたに向いているのならば意識はあなたを向いている。
✓足が出口に向かっていて体はあなたを見ている場合は「帰りたいけど帰れない」サイン
✓貧乏ゆすりをしている場合はイライラしているサイン
✓足を揺らすときは去りたいというサイン
体の動き BODY~あなたに興味はあるか?話に興味あるか?~
さて、ここまで手と足について解説をしておきましたが、これらと一緒に体全体もチェックしておくといいです。体の動きはあなた自身(あはたの話)に興味をもっているのかどうか?それともガードしているのかどうかを見極めるサインです。縦に揺れるか横に揺れるかだけでも相手の心理は違うのです。
✓あなたは逆の方向に肩を向けたら興味をもっているサイン
✓うなずいていたりする時はあなたの話に興味があるというサイン
✓体がなんとなく縦に揺れ動くている時・動いている時はあなたに興味があるというサイン
✓肩をあなたの方向にむけたらガードをしているサイン
✓腕を腰に当てることは拒絶のサイン
✓肘をついて体のバランスが偏る時は興味ない
✓体がどことなく横に揺れている時は興味がない。
基本的にはこれだけ理解していれば、相手があなたに対して脈ありか脈なしか?
それがどのような脈なのかはなんとなく察知できるようになるはずです。
これと表情の両方をチェックすることによって・・・
例えば、
あなたのほうを見て、笑顔であなたの話は聞いてくれているけど・・・
・体は完全に帰る姿勢になっている=帰りたいけど仕方なく話を聞いている
・体を完全にあなたのほうを見て笑顔で話し始めた=帰るよりも話したい。
というように組み合わせで、自然と相手の心理を察知できるようになってくるのです。
この上の例ですが、言葉にすると「それなのくらいわかりますよ・・・」と思われるかもしれませんが、実は意外とその場になったら気づかないものです。
だからこそ、まずは観察するんだ!という意識をもってトレーニングをしていきましょう。
その他で見極める脈あり・脈なしサイン
ここまでは各種の顔と体の部位に応じたマインドリーディングの脈あり・脈なしを紹介してきましたが、ここからは、部位ではない複数の要素を含んだ脈あり・脈なしサインを紹介していきます。
部位1か所だけで見るよりも正確性が高いのでこれらも参考にしてみてください。
先ほどの体・手・足全体で相手の心理を見極める(脈あり・なし)を見極めるのが姿勢です。
他にもパーソナルスペースにはいってくるのか?はいってこようとするのか?
または離れていくのかも脈を計測するために使えます。
✓前かがみになる。身を乗り出す
✓歩いている時や座ってる時の距離が近い
✓腕・手・足が開く
✓ミラーリングをしてくる。
✓後ろ鏡になり身を引く
✓歩いている時や座っている時に距離を離そうとする
✓腕・手・足が閉じる
他にもマインドリーディング・それ以外などで使われている脈あり・なしサインの見極めポイントも紹介していきます。
✓喉頭を見せるのは、首を見せるのは誘っている
✓言葉をまねる=語尾や言い回しが似てくる
✓身を乗り出して話す
✓あなたの発言にいつも答えを返す
✓悩みや失敗・弱みなどを打ち明ける
✓休日の過ごし方を知りたがる
✓自分ばかり話さずあなたの事を聞こうとする
✓隠そうとする行為はガードしている
✓身体をそらし後ろ向きになり別の人に話しかける
✓反応がなくなるか?会話を聞き流し「あ、そう」と繰り返し言う
✓一緒に行動せず50センチ以上距離を取られている。
✓避けようとする(視線・要求・ボディータッチ・距離感)
✓君が今話したばかりのことを聞いていないふりをする
脈ありか脈なしかは実は重要ではない。
さて、ここまでマインドリーディングでチェックされる体全体から発せられる心理的なサインを元に脈あり・脈なしの代表的なサインを紹介してきましたがいかがでししたか?
一度、振り返ってみましょう。
「やった!これは脈ありかもしれない!」
「いやぁ、もしかして脈ありと見せかけた脈なしだったかも!」
「ヤバイ・・脈ないかもしれない・・どうしよう。」
または、過去の恋愛を振り返って脈を測れてなかった事に落ち込んでいる人もいるかもしれません。
しかし、ここで言われている脈というのは、
・あるからあなたの事をどうしようもなく好きな状態。
・ないからあなたは嫌われているからもう終わりな状態。
という事を知るためのものではないのです。
そもそも脈というのはなかったとしても・・・作ることができるのです。
実際、仕草の脈あり・脈なしでもチラッと解説をしましたが、僕ら人間は心の状態が行動に現れる。
というように考えられがちですが、逆に行動によって心の状態は作られる部分もあるのです。
そのため、
脈なしならば脈ありの態度に自然に変わる環境を作ればいいのです。
先ほどの
・体は完全に帰る姿勢になっている=帰りたいけど仕方なく話を聞いている
という脈なしっぽい状態であるのならば・・・
・体を完全にあなたのほうを見て笑顔で話し始めた=帰るよりも話したい。
というような脈ありっぽい状態に変えるか?
それとも、急ぎっぽい用事がある場合はその場は返して次回に話したい状態を作るようにすればいいのです。
例えば上の例でいうのならば
✓相手が話したいと思える話題をふってみる。
✓以前途中で終わった話題をふってみる。
✓相手が興味のある話題をふってみる。
という案が出てくるはずです。
しかし、”脈がないから諦めた方がいいのか?”という事を考えてしまったり、凹んでいる状態ではどうやったら脈ありに変えられるのかはほぼ出てきません。
あくまで脈あり・脈なしというのは今この瞬間の行為の方向性を知るため。
に使う事をオススメします。
そして、その瞬間瞬間を見て次にどの方向に導いていくのか?
脈なしならばある方向にどう変えていくのか?
のために使うものです。
マインドリーディング自体は、相手の心理状態を読むために使うものですが脈あり・なし程度のことならばそれほど難しくはないと思うので諦めずに取り組んでみてください。
しっかりと相手を観察できるようになれば、自然と・・・
・自分がどう思われているのか気にしすぎて緊張状態になる
・相手を見ずにテクニック頼りになって失敗する
・共感能力が低くて相手を理解できなくなってしまう
・興奮状態になって相手が本当は嫌なのにアプローチしてしまう
・建前上の関わりになって孤独を感じてしまう
ということも減りますので最初は見るところが多くて大変だと思うかもしれませんが取り組んでみてください。
段々とレベルアップしていくはずです。
人の気持ちはわかりません。
さて、ここでは相手の態度をマインドリーディングを使った脈あり・脈なしサインについて解説をしてきましたが、これらのものを学び実践をするとこれまでよりも見極める力は確かにあがるはずです。
しかし・・・これだけは言えることはあります。
脈ありっぽい。
脈なしっぽい。
まではわかるかもしれませんが、どれだけマインドリーディングをかじっても・・
人の気持ちまではわかることはないのです。
マインドリディングの本来の使い方は、あたりをつけるためでしかないのです。
あたりを付けてそこから相手に開示をしたもらうために使った方がいいです。
相当なトレーニングをしても相手の心までは読み解くまでは無理ですから。
何を考え何をどう感じてどういう判断をしてそのアクションをしたのか?
まではわかりようがないんです。
本人さえわかってない事も沢山ありますからね。
そのため、マインドリーディングは基本的に”あたりをつけるため”に使う事をオススメします。
脈ありっぽいな→もうちょっと揺さぶってみようかな。
脈なしっぽいな→ならば逆に様子をみよう!
みたいに使うのです。
そして最終的に脈アリのアクションに変えていきましょう。
小さな脈なしなど気にする必要はありませんから。
ということでここでは態度で見極める脈あり・脈なしサインについて紹介をしてきました。
是非、このサインを参考にしてコミュニケーション上で買う調してみてください。