男ならば、モテる男になりたいと思うのは普通のことかもしれません。実際、男女関わらずモテる男は人に好かれているわけなので、モテないよりは明らかにモテたほうがいいに決まっています。
しかし、残念なことにほとんどの人が”モテる”という意識が低いです。
例えば、一般的には経験人数が多ければモテるとなりますが、それが「数打ちゃ当たる」だと、結局人間関係は構築できないし、どれだけ百戦錬磨のモテる男と周りが言おうが本当に好きな女性が出来たときに付き合う事もできる人もいます。
必死にモテるために色んなテクニックやノウハウとかを学んだりしている人もいたりしますが、そもそもそんな面倒な事をしなくても、個人的には「女性との関係の質」を追及していけば、自然とモテるような男になることは簡単にできるのです。モテる方法とか好きな女性を振り向かせる方法云々の前に、必ず確認するようにしておいてください。
この記事では、あなたが女性関係の中で、より多くの女性により深く愛される男になるために、まず深く理解っしておくべき3つの事を紹介します。
・そもそもモテる定義とは何か?
・どうすればモテる男になる事ができるだろうか?
・モテる男の特徴と条件とは?
この基本をしっかりと抑えた上で女性と関われば、今までよりも格段にモテる魅力的な男になることができるようになることをお約束します。
また、今、失恋をして恋愛に絶望している人も、もちろん女性も「恋愛とは何か?」を学ぶ上でもきっとあなたの魅力を格段に高める価値ある内容になるでしょう。
1.モテる男の定義とは?
よくモテる男を定義する人達は「好きな女性に好かれる事」とか「沢山の女性をオトすこと」とか言われていますが、これはどちらが正しくて間違ってる論をしても無意味な事でどちらでもいいです。まず結論から言うと、僕はモテる男になっている状態を以下のように定義をしています。
もし、これからあなたが魅力的なモテる男になりたいと思っているのなら、抽象度が高すぎて理解しきれなくても、この定義を満たす男になるために心がけましょう。それだけで、あなたの魅力は格段に高まり好きな女性も数をこなすことも普通にできるようになっていきます。
しかし、現状の恋愛を教える人達も恋愛をしている人達も、「好きな女性VSとにかくモテる」程度の定義だから本質を捉えず、やり方や方法論が陳腐なものになってしまっているのです。
僕はこれまで、色んな方に恋愛のアドバイスなどをしてきているのですが、その中で「モテる男を否定して彼らのやっている事を否定してやらない人」と「モテるテクニックばかりに目が言ってその本質を理解していない人」がいる事を見てきましたが、これはどちらに傾いても必ずと言っていいほどうまく行かなくなる時が来るのを見てきました。
このような事にならないためにも、まず、
・多くの人が使う「モテる」という言葉がどういう意味で使っているのか?
・どういうプロセスで「モテるテクニックやノウハウ」は開発されるのか?
これを見ていかないといけません。それでは一緒に見ていきましょう。
1-1.モテるという言葉に含まれる3つの要素
モテるという言葉には色んな意味が含まれていて、人それぞれこの定義は自由ではありますが、多くの場合「モテる」という言葉の中には以下の3つが混同されています。
「モテるという言葉」に含まれている3つのもの | |
健全で自然な「モテる」 | 女性に対して価値を提供していて、その女性の人生においてプラスになる。相手の事を考え何かをしてあげたいと言う気持ちが行動になりそこに対して女性からのフィードバックがある状態。 |
普通の「モテる」 | 女性にとって短期的な感情的な欲求を満たしたり枯渇させる状態 |
悪質な「モテる」 | 自分にとっては「相手の事を思ってはいるが」相手の女性にとってはストレスになりマイナスになる状態 |
残念な事に、今までの(今でも)恋愛を教える人達は「モテる」という言葉のほとんどを後者の2つを指しています。
例えば、「たった3つの質問をするだけで性欲爆発をして速攻でヤレる!」というような過度に膨張され「とにかくヤリたい」「苦労なくいい思いをしたい」という情報は、ネット上にはかなりあります。このような歪曲された知識はほとんどの場合、それによって儲けを得ようとする人が発信をしています。
そもそも、そういう事を言っている人が「本当にあなたや女性の人生の質を高める事を本気で考えているのか?」は疑問です。しかし、彼らの教えている知識が女性を好きにさせる事ができないか?と言われればそうではないのです。
よく、こういう情報を見ては「ロクな男じゃない!」とか言う人がいますが、そういう事を言う人で今の恋愛に満足していない人とか好きにさせられていない人は、自己中心的な「好き」を女性に押し付けている場合が多いです。
少し過激な表現になりますが、どちらの主張も「いかに自分の思い通りに女性を好きにさせるのか?嫌われないのか?」ばかり考えてきているわけなので、必ずその”気持ち”は女子に伝わることになり長期的な関係や、女性のステージによっては一切通用しなくなる時がくるのです。
1-2.「モテるテクニックやノウハウ」が生れるプロセス
もし、モテる男というのが「女性に価値を与えていく」中で女性に好かれ特別視され、選ばれるようになる以上、一般的な”モテる”の概念のままでは限界が訪れます。
この問題を解決して”より魅力的な男”になるために、まずはよくある恋愛テクニックやノウハウが生れるプロセスを理解しておくことが重要です。
早速ですが、下記を見てください。
・どうしてもオトしたいキャバ譲がいる時には、数回好意を伝えるために何度か通っていき楽しい時間を過ごし(だからと言ってハマってると思われない程度)アフターに行き次行く約束をして約束の日に行かない。そして翌日にプレゼント(花束など)をもっていくとオチます。
・好きな女性と何度かデートをしボディタッチやスキンシップをしてもイマイチ進展がないのならば・・引いてください。私達人間は逃げるものを追いかける、追われると逃げたくなるという習性があるので追いかけてくるのです。
・逃げるものを追う習性、追ってくるものから逃げる習性があるので、話す時などはちょっと前のめりに話し(圧迫感から不安になり)、その後に背もたれに横たわれることで引く状態になり(安心感)を感じるようになります。これだけであなたに無意識的に安心感を感じ心を開きやすく話しやすくなります。
これは、よくある女性を好きにさせるためのテクニックで、恋の駆け引きの基本「押して引く」というのを形を変えてハウツー化をしているわけですが、こういったテクニックやノウハウは、”いかにすれば女性を惚れさせるのか?”という視点で書かれています。
これは明らかに” 低レベルな「モテる男」”に当てはまってしまうのです。
しかし、こういうのを見て「俺は本気で好きだからそんなひどいやり方なんてしない!正々堂々と自分の気持ちを伝えるんだ!」とか言っている人は逆に”悪質な「モテる」になっている可能性があります。詳しく説明してきましょう。
1-3.悪質なモテる男は”自己中心的”な思考と行動をする
本人の視点 | 数日・数か月の超短期 |
本質 | 自己利益中心 |
そこから生み出されるもの | 女性に対する心理的ストレスのみ |
女性の人生の質 | 何も変わらない(心理的に疲れる。) |
女性の充足 | 顕在的に表れる欲求 |
思考 | 自己中心 依存体質 自分の価値観の押しつけ いかに嫌われないようにするか? 他者の選択の否定・批判 |
例 | ・相手の気持ちを理解しようとせず自分の気持ちを伝えることしか考えない。 ・他者を否定・批判し自分をよく見せようとする。 ・嫌われるのを恐れ自分を出さない。 ・女性の反応にわざわざ左右される。 ・付き合えなければ意味がないと思っている。 ・奢る・足になる。 ・「絶対に幸せにする」「世界で1番好き」とか言う。 |
そもそも恋愛というのは、相手の為とか誰かの為と言う言葉から最もかけ離れた感情です。なぜなら、付き合いたいとか結婚をしたいわけですから、どれだけ「世界で一番君の事が好きだ!」とか「誰よりも君を思っている」と言おうが所詮「自分が付き合えなければ意味がない」と思っているわけです。
それはただの好意の押し付けでしかありません。自分の好きな気持ちを伝えれば・・
とか言う人がいますが、そもそもそれは相手の女性が好きじゃなきゃ喜ばれませんし、もし好きじゃないのならば・・・断るストレスを感じるだけです。
あなたはありますか?行きたくもない興味もない飲み会に無理矢理しつこくクドクドと誘われたことが・・めっちゃストレスじゃないです?断るのも行くのも。
それと同じ事をしているわけです。
モテる男達のやっている事やテクニックなどを学んで、「そんな騙す事なんてできない。」とか言う人がいますが、あなたのその気持ちが逆に女性を悩ませる事にもなりかねないことを理解しているでしょうか。
しかし、それさえも気づかずに、自分の気持ちを優先し気持ちを伝える事を、付き合う事を強制しているわけです。「君の事を思っているから・・」という綺麗事を武器にして・・・これはある意味、女性からしたら最も悪質なものになりかねないのです。
犯罪だと認識して犯罪をおこすよりも犯罪とも気づかず罪を犯すほうが明らかに危険度は高いですよね。それと一緒です。良かれとおもってやっている事が全て女性の負担になっているわけですから女性からすればタチが悪すぎです。
残念ながら、このような恋愛をしている人ほど「付き合う」「仲の良いカップル」になることは難しい。そしてあなたも女性も心理的に疲れる事は認識しておいてください。
1-4.通常レベルのモテる男は先に与え後でもらう事を考える
本人の視点 | 中期的視点(結果重視) |
本質 | 自己利益を得るために女性の短期的欲求を満たす。 |
そこから生み出されるもの | 短期的な刺激や興奮や安心感 |
女性の人生の質 | 短期的には満たされる |
女性の充足 | 潜在欲求を刺激し動かす |
思考 | テクニックウやノウハウ重視 いかに女性を好きにさせ性的に興奮させるか? 自立、自己責任 いかに好きにさせるのか? |
例 | ・現状の女性心理は理解し活用し女性を動かし好きにさせる。 ・手に入れるために他者否定をせず批判もしない。 ・嫌われたら次にいけばいいと思う。 ・女性の反応をいかに活用するかを考え気にしない。 ・結果が出なければ仕方ないと思っている。 ・いかに好きだと言わせるかを考える。 |
悪質なモテるよりは、ずっと女性を惚れさせたり好きにさせたり経験人数がある程度あったりするのがここに当てはまります。先ほどの恋愛テクがいい例ですが、この人達は「いかに自分がモテるのか?」という感覚の人間が多いです。
特に女性の人生をよりよくすることに対しては情熱を持っていない為、テクニックの域を出ることはありません。この姿勢では短期的に女性を燃え上がらせる事ができても依存的な女性以外は離れていきます。
長続きはしないし・・・本気で好きになった女性が現れた際にも通用しなくなります。そもそも自己都合的な理由で女性にモテているという顕在的な欲求を満たすために、モテているわけなので深いレベルで女性を理解しているとは言いがたいのです。
定義 | ||
顕在ニーズ | 現象や物理的な欲求で、本人が認知できるレベルの願望や悩みですがこれは本音ではありません。 | ・彼氏が欲しい。 ・彼氏がムカつく。 |
顕在ニーズ | 現象や物理的なものの裏にある欲求。感情的なもので本人では認知しにくく言語化が難しい。感情や心を言語化するのは簡単ではありません。 | ・一人ぼっちは寂しい。 ・もっと認めてほしい・存在価値を感じたい。 |
ここで注意してほしいのは、恋愛テクやノウハウというのは、基本的に潜在的欲求を刺激するものです。しかし、あなた自身がモテたいとか好きな女性と付き合えなければ意味がないという顕在欲求から恋愛をしてしまっている限り・・・
短期的には潜在ニーズは満たせて好きにさせる事ができたとしても長期的に関係性を構築したり、意識レベルの高い女性は好きにさせる事はできないのです。
自分の不足感を埋め為に恋愛はしてしまいがちですが、それを続けている限り選ばれる魅力的な男になることなどできやしないのです。
例えば、これまであらゆるモテる男と付き合ってきた女性がいたのですが、彼女はいつも付き合った彼氏から、車の運転が下手だと言われ遅いと言われてきたそうです。しかし、ある男性に「ごめんね。運転下手で・・」と言ったときに「いいんだよ。自分のペースで気楽にやれば。」と言われてその一言でこの人と結婚したいと思い、付き合い結婚をしたのです。
彼女が潜在的に求めていたのは
「自分自身を認めてくれる人・尊重してくれる人」
でした。
そして、これまでの男は一見モテていて短期的にいい男には見えていたのですが、それは所詮「自分がヤル、付き合いたい」という顕在的な欲求を満たすためだけであり、先にエサを与えて自分が得をする・・手に入れてからは一切彼女の潜在的に求めているものを気づけずに結局は振られていたわけです。
つまり・・・相手そのものの潜在的に求めているものを察知し続けることができなかったんですね。そして、結局自分も女性もいい恋愛をすることができないのです。
確かにただ単に付き合う、経験人数を増やす程度ならばアリだし、行動レベルで女性の潜在的な部分は何かをかじる程度ならいいですが、それだけでは女性の潜在的に求めているものを察知することは出来ないと言う事は理解しておいてください。
1-5.女性を幸せに導けるモテる男を目指そう。
本人の視点 | 長期的視点 |
本質 | 自分の利益は取り除き女性に寄り添い女性の人生をインスパイアする。 |
そこから生み出されるもの | 潜在的な充足感や好奇心や可能性 |
女性の人生の質 | 人生のターニングポイントになり長期のビジョンが見える |
女性の充足 | 短期的には充足しない場合もあるが長期において自分の壁や未来の道が見えるようになる。 |
思考 | あり方重視 いかに女性の人生をよりよくするか? 相互自立、相互依存 自分と相手を明確に分け共有する部分を明確化する。 |
例 | ・女性心理を自分の尺度なく理解しようとする。 ・女性の人生や選択を否定や批判もせず全てを受け入れようとする。 ・嫌われても相手の為ならやる。 ・女性の反応や態度がいかなる心理なのかを探求する。 ・結果はどうでもいい。(でも自然とついてくる) ・いかに相手の人生をインスパイアできるかを考える。 |
あなたが、これから真の意味で恋愛に取り組みより魅力的な男に成長したいのであるのならば・・・
この定義を少しずつでも満たす意識をもってください。
もしかしたら、この定義を今満たそうとして実践をしても付き合うとかモテるとかまではいかないかもしれません。もし、そうなら少しだけ考えてみてください。
例えば、あなたが見た目も内面もある程度似ている女性がいたとします。
一方の女性は普段は明るいのだが、それは自分を良く見せたいという思いからで、日常自分を抑え込んでいるおですが、自分の要求が通らなかったりすると感情がすぐに揺さぶられ感情的になったりします。「私の事をわかってくれていない・・」「●●してほしい・・」とか・・・。
もう一方の女性はあなたの事を受け入れてくれてあなたの可能性を誰よりも信じてくれている女性で、後押しをしてくれたり勇気を与えてくれるし、時として自分で越えなければならない壁がある時には、嫌われる覚悟をもってでも一歩踏み出すために無視をしたりすることもあるのです。
どちらの方があなたが選ぶのかに議論の余地はありません。この一旦でもできれば自然とモテる、好きにさせる程度の事は普通にできるようにはなるでしょう。そして、これは原理的には100%は無理だし僕自身も行きついてはいません。
しかし、この要素を取り入れる事で僕は、イザという時にあらゆる恋愛の障害を乗り越える事ができたのです。もし、あなた自身が自己中的思考や、顕在的なものばかり満たすために恋愛をしているとしたら、少しずつでもこの意識を持ってみてください。
2.どうすればよりモテる男になれるのか?
さて、それではここまでを踏まえて、あなたが次のステージのモテる男になるためのプロセスを見ていきましょう。
2-1.モテる男の3つのレベルとその条件
僕は「モテる男とは自分の人生の質を高めながら女性の人生を高め導いていくことができる男」という定義を満たす自分になるために、先ほどの3つの段階を満たす条件を定義しています。これはまだ上手に言語化できていないのですが、まずは見てください。
2-1-1:潜在的な欲求を理解する姿勢を持つ
女性を好きにさせられないモテない人は、そもそも女性が潜在的に求めているものを満たせていません。自分の気持ちを伝えることばかり考え、自分の価値観を押し付けて女性にストレスを与えてしまっていたり、女性の言っている事の物理面ばかり目がいき結局、本当に求めているものを与えられていないのです。
例えば、彼女のいる男と浮気をしている女性を好きになったとしましょう。ここで悪意的な恋愛をしている人は、よかれと思い「浮気なんてしても不幸せになる」とやめさせようとし、今、浮気をしている女性を否定をし、やめさせた後で自分が付き合おうとしています。
これは、浮気をして不幸になると言っているのではなく女性からすれば、浮気をさせて自分が付き合いたいと言っているわけです。女性からすれば今の自分を否定された上に付き合ってくれと言われているわけですから不快感しか残りません。
このような顕在的なニーズに訴えかけても女性は動かないのです。
では、この場合はどうするべきかというとテクニック的に言えば「相談に乗る」わけです。そして、相談に乗っていれば勝手に不満をぶちまけ愚痴を言い出すので自ずと別れる方向にもっていくことができるわけです。
更に高いレベルで好きにさえる男は「浮気をするしない」という視点ではなく「その女性が一体何が満たされずに浮気を続けているのか?」という感情的(潜在的)に求めているものを察知し引き出そうとします。
そして、女性自ら「私は誰かに認められたかったんだ」
というような事を気づかせて自分から別れる決意をします。(または女性が潜在的に求めている言葉を代弁してあげることもあるでしょう。)
この時には、好きな女性だからこそ、相手がいかにしたら幸せな道を歩めるのかを一緒の立ち位置で考えていただけなのです。なので自分が選ばれなくても構わないくらいの気持ちでやっているのに、女性から見れば「この人ほど私のことを思ってくれる人はいない」となり結果的に選ばれる男になるわけです。
他の男を選んでも別にOKなので自然と「押し引き」ができるようになります。
大事なのは、女性が現象や出来事、物理的なものの中で一体潜在的に「何が満たされたいのか?」「何が満たされないのか?」を理解しようとする姿勢、または潜在的なものを刺激する事なのです。
これは決して「好かれよう」「嫌われよう」しか考えていない人にはできる芸当ではありません。そういう気持ちを消し去ることができないのあらば、テクニックやノウハウから行動レベルで身に着けるのがいいでしょう。
2-1-2:ハイレベルなモテる男は潜在ニーズより上を見ている
潜在的ニーズは、ある程度女性慣れをしテクニックやノウハウなどを学び実践をすればある程度は身に着けることができる。付き合う程度の事はそれほど難しい事ではありません・・しかし、それもその潜在的ニーズが「短期的なもの」であるほど長期に渡る関係性、深さには到達できません。
これは、未だに私自身も追及しているのですが、自己利益を追求するという短絡的な目的ではなく、女性の人生をよりよくする価値を与えることを目的に基づいて初めてなせる技だと考えています。
つまり、最終的には、女性の本当に求めている未来とは?そしてそのための障害でさえも明らかにしてあげる必要があります。そのためには、まずはあなた自身が確固たる軸を作る必要がありますが。
例えば、先ほどの浮気相手の女性を好きになった場合の話ですが、話していると「好きだといい浮気をしながらも、好きになることそのものに疲弊している」ように見えたとします。
そこでその女性に質問をしながら、一体どうすれば女性が幸せになるのかを傍で寄り添い引き出したり一緒に考えたりしていたとしましょう。「本当に得たい恋愛関係は何だろう?」「そのために今の選択でいいのか?」「本当に今何が欲しいのか?」などと質問しながら導いていくのです。
すると、「目先の一人では寂しい・・・認められないという潜在ニーズを刺激され離れたくても離れられなくなっていることに気づくのです。そして・・・「自分の言いたい事を我慢し待つような恋愛はもうしたくない」と女性自らの意思で決意ができるのです。
すると女性はそこを一緒に考えてくれたあなたを特別視し始めます。
人生のターニングポイントになっているわけですから当たり前ですよね。
もし、その時に「好きだからどうしても君には幸せになってほしかったから・・」と伝えればどうなるかは想像できますよね。あなたがそんな気持ちがなくても彼女はあなたの事を特別な尊敬できる人として見てくれるわけです。
この2つの違いはわかるでしょうか?そもそもどちらも行動レベルでやっている事は似てはいるように見えますが、少し違うのがわかるでしょうか?大事なのは自分の思いを相手にどのように伝えるのか?そのために何をやるのか?なのです。
そうやって考えると自分の気持ちを伝えることしか考えていない人がいかに悪質なのかはなんとなくわかってもらえると思います。
3.モテる男になるための3つのアドバイス
最後に、これからあなたがモテる男になりたい、もっとモテる男になりたいと思っている方に3つのアドバイスを送ろうと思います。これらは僕自身も常に忘れないようにいつも心の中で意識し続けている事です。
3-1.まずは自分の人生を充実させよう。
そもそも自分自身が好きでない人が誰かにモテようとか好かれようとしても明らかに無理があります。だって、嫌いな奴が好きになっているわけですから女性から見れば「嫌いな奴が自分の事を好きになっている」と潜在的に感じさせてしまうのです。
自分の至らない部分を不足している部分を女性に埋め合わせてもらおうと思っている限り、女性に求めるだけ求めてストレスを感じさせてしまうだけです。もちろん100%は無理かもしれませんが、あなた自身があなたを好きになる、または可能性を秘めていることを信じてください。
つまり・・・まずは自分自身の人生を豊かにすることを徹底的に考えてください。
例えば受験勉強中に恋をして勉強が手がつかなくなったという人がいますが、そういう人はその感情の力を「自分の成長と可能性を切り開く事に使う」のです。「好きな女性にもっと好かれる男になるために勉強をもっと楽しく一生懸命やろう」と。
見ていなくてもそれくらい思えれば自分自身に集中できますよね。しかし、それができないと「いかに女性ん何かをもらおうか」を考えてしまう思考がはいってきたりします。
集中すべきはあなたなのです。
振られたとしても「忘れられない・・」気持ちがわからないでもないですが、それならば「くそ~~もっといい女と付き合えるくらいの男になってやる!」って男のほうが絶対にモテるのです。
最初っから誰かに依存し自分の不足している部分を埋め合わせてもらおうなどと考えるのではなく、まずは自分自身の人生を重質させて、楽しませ、それから好きな女性を楽しませるのです。
結果、女性はその可能性に魅了されるのです。
どんどん魅力的になっていくのです。そして、この好循環を実感するとどんどん自分を成長させる楽しみを知り、同時に相手の女性の心理も理解できるくらい客観的に見ることができるようになるのです。
与えるというのは「不足を埋めようとするため」に与えている限り絶対に見返りを求めてしまうのでまずは自分の人生を豊かする行動に集中しましょう。そこから与えた者はどんな高価なプレゼントよりも価値があるのです。
3-2.今や過去の自分を正当化するのをやめて行動しよう。
女性の人生の質を高めるのならば、まずはあなた自身が現在や過去の出来ない理由や言い訳を捨てて、または今の自分を正当化するのをやめて行動をしましょう。
ここでのポイントは、今までの自分ではありえない行動をすることです。
そもそも、多くの人はやり方を求めますが、それ以上に大事なのは「今の自分の価値観」を捨てる事です。「告白なんてしても無意味ですよ。」と僕が言ったとしても、そもそも「自分の気持ちを正々堂々と伝える事が大事だ!」という事を信じている人は絶対にやろうとしません。
なぜなら、自分の考えを正当化させているからです。
今までと違う世界に行きたいのなら行動だけでなく考え方を変えて、自分を正当化するのをやめなければいけなくなります。アインシュタインも言っていますよね。
(The definition of insanity is doing the same thing over and over and expecting different results)
と・・・。そもそも目的と手段が一緒になるかと言われたら違うのです。「一緒にいたい」から「毎日のように電話をする」はあなたにとってよくても、相手にとって果たしていい事かどうか?わからないですよね。
ならば、恋愛テクニックを学んだ方がまだマシです。そもそも恋愛はある意味「自己中心的な気持ちから生まれる」のですから。しかし、その思いを「相手の為」に使うからこそ意味がある。そういう意味では恋愛テクを学ぶ事は意味があるのではないかと思います。
そもそも、あなたの世界観や価値観で人を判断するのはやめましょう。そして、あらゆる世界観や価値観を受け入れられる人間が「器の大きい魅力的な男」になるので、あえて正当化させるのではなく疑い逆の選択をしてみる事も大事です。
過去の延長線上に未来はないのですから・・・そっちのほうが絶対に楽しいし可能性は切り開かれるはずです。
3-3.理想の恋愛関係とは何か?を持とう。
あなたの価値は、あなたが持つ理想の恋愛関係とは何か?をどれだけ探求するのかによって大きく変わってきます。
例えば、とりあえずヤレればいいとか沢山の女にモテればいいと思っている人は、それが現実化したらそれ以上の事はかんがえようとしません。いかに口説くのか誘うのか?オトせばいいのか?ばかり考えるわけですから、嘘ばかりになってしまいます。
きっと、そういう事ばかりしていると、ただの性欲処理のため、数だけで自分がいい男だと勘違いをし本当に大事な女性が現れた時には一切通用しなくなってしまいます。これまで関係性の薄い恋愛をしてオトすことしか考えていないわけですからオトした後に別れることにもなるでしょう。今はそれでいいならいい・・。僕もありましたから。
しかし、そんな関係性でお互いが本当に楽しんで満たされるのか?
ここを考えてください。僕が本当に求めていたのは「共に尊重しあい認め合えるような関係性をいかに作るのか?」でした。だから、僕は無理に女性を口説いたり誘ったりせず女性の意思で僕と遊びたいと思ってもらうようにしました。
自分の考え方を受け入れてもらうようにしました。そして誰よりも相手の事を認め尊重をしようとしたのです・・・その結果、何もしなくても女性から誘われるようになるまでになったのです。
そして、意識の高い女性が集まるようになり見た目なんていうのは一切関係なく好きにさせるようになるまでになったのです。このように、あなたが望む関係がどういうものなのか?相手はどう思っているのか?を考えるだけで思い描くだけで行動も大きく変わりそこに対する意味づけも変わってきます。
更に、「理想の恋愛」を女性に求める事はしなくなるので恋愛で絶望することもなくなりただただ魅力的な男になっていくことができるようになるのです。
まずは、モテる!ヤル!でもいいので行動し経験し理想の関係とは何かを追い求めてみてください。
まとめ
モテるという定義は人それぞです。どれが正しいとか間違いとかはありません。しかし、女性を幸せに導ける男、一緒にいて可能性を見いだせない男では、長期的に選ばれ続けることなどできません。
そもそも、恋愛は相手に価値を感じさせることです。
そして、それができないと結果はついてこない。だたそれだけなのです。それが今では「どのようにモテるのか?」という単なるテクニックになってしまっている。モテるが沢山の女をただ抱くだけ、告白されるだけでモテるというのはおかしいのです。
大切なことは「どうやってモテるか」ではなく「どれだけ女性に価値を与えられるか?」なのです。あなたが女性に価値を与えるほどその価値が大きいほどあなたはそれだけのものを得ることができるのです。だから、僕らは好きだからこそ、関わりがあるからこそ、その女性に価値を与えることを考えればいいんです。