モテる男とモテない男はそもそも性格が違うんだとか言われていたりします。確かにそれも要素の一部としてはあるかもしれません。
しかし、この性格というものの解釈を理解し基本的なモテる男のルールを知るだけでモテる男に近づくことができるのです。
大体、どれだけモテない男でも、ちょっとした細かい部分を意識するだけで、モテるようになることはいくらでもあります。
今回、ご紹介するのは、テクニックではなくちょっとしたコツみたいなものですが、これらを守って女性との関わり方を変える事で女性を惹きつける力は格段にあがります。
もちろん、これらはただモテるだけでなく恋愛力や人間力そのものを高めるためにも参考になるので参考にしてみてください。
1.モテる男は一般的に言われる性格なんて関係ない。
よく、モテない人とかに限らず僕達人間は、自分自身にレッテルを貼りたがります。例えば「ネガティブだからやる気が出ない」とか「内向的だから自分からは話しかけられない」とか。
僕達人間は、常に何らかの理由をつけたがりそれを”性格”と言います。そして、自分自身や他人に対して「こういう性格の人だから仕方ない」みたいな言葉を使うわけです。
つまり・・モテる男はモテる性格だからモテる。
モテない男はモテない性格だからモテない。
という結論をつけたがるわけです。しかし、このように結論をつけてしまえばあなたは一生モテないままで終わってしまうのです。ハッキリ言っておきますが”性格”はモテる男になるために重要ではありません。そもそも性格とは一体何なのかも知らずにこういう言葉を使っているのなら今すぐやめるべきです。
自分で自分をモテなくさせて何かいいことがあるのか?あるわけがないのです。
1-1.性格とは何か?
そもそも性格とは何でしょうか?これは色んな心理学者が色んな事を言っていて色んな分類の仕方をしているのですが、どれを見ても共通するのは「気質」です。つまり、感情や思考の傾向の事を性格と言うのです。
例えば、代表的なのがユングの分類ですが、これは8種の分類をされています。
外向 | 外界の事物に関心が向く。環境適応が早い。周りの意見にあわせる(流される)。 |
内向 | 内界の主観的要因に関心が向く。思慮深い。周りの意見に左右されない。 |
思考 | 知性によって物事を一貫的に捉える機能 |
感情 | 好き嫌いで物事を捉える機能 |
直観 | 物事の背後の可能性を知覚する機能 |
感覚 | 生理的刺激による知覚機能 |
このユングの分類は、心理的な機能としてどういう方向に思考をする傾向があるのかを表しているのです。
例を出すと、内向的な人と外向的な人で言うなら、内向的な人は暗いとかおとなしいという意味ではなく、自分の内面で考える傾向がある人の事を表していて、外向的な人は外部からの刺激から影響を受ける人のことを言っているわけです。
よく、ポジティブとかネガティブな性格とか言いますよね。
これは、どっちがいいとか悪いとかではなく、ポジティブは前向きではありますが足元を見ず(リスクを考えず)突っ走る傾向があり、ネガティブはリスクを考えて思考をする傾向があるだけでしかないのです。
これ、どちらもメリットデメリットがありますよね。つまりポジもネガも使い所が大事なだけであり、そもそもネガティブもポジティブもポジティブな結果を得るためには必要になるのです。
=性格は基本的にモテるとは無関係なわけです。
どれだけネガティブ思考でも、必要とあれば前向きなアクションをしますしポジティブだって転んでしまえばネガ的な思考でリスクを考えるようになるわけ。つまり、性格は必要とあらば変わるし変えられるとも言えます。
つまり、モテる男かどうかは元から決まっているのではなく、自分自身の性格という気質をいかに活用していくのかがカギになってくるわけです。
1-2.モテる男に変化するための性格(性質・気質)の取扱説明書
では、どうやって今の性格(気質)を使っていけばいいのかを考える前に、多くの人が自分の性格をどのように自覚をしていくのかを考えていきましょう。実際、僕は今では明るく前向きな人だと思われていますが、昔は内向的な引きこもり、オタクでしたし、僕自身もそう信じていました。
そんな僕がどうしてモテなかったのか?モテるようになったのかというと、性格が形成される原因そのものを取り除いたからです。そもそも性格は主に2つのものから創り上げられます。
1.他者のレッテル
2.自分自身の過去の経験
例えば、僕は昔は周りから暗い人だと言われ続けていました。内向的で自分の主張もせず常にビビっていたので仕方ないと言えば仕方ありませんが、その言葉を僕は信じ「俺はどうせ内向的な人間なんだ・・・」と信じてきたのです。
すると更に周りの評価通りの自分になろうとして余計に内向的な行動が増えて今度は自分で自分に「俺は内向的で暗い人間なんだ」とどんどん思い込んで自分で自分にレッテルを貼り強化していったわけですね。
しかし、僕はこのままの自分は嫌だ!できるならば内向的な自分を変えたいという決意と同時に環境を変えたのです。すると、周りの人は僕にレッテルを貼っていないので自分自身で自分のレッテルを創っていけたのです。
このように性格というのは周りの人の評価、そして自分自身の評価のどちらかから形成されるわけです。もちろん未だに僕は内向的だと思いますが、それは自分自身の内面を見つめる習性であり周りの人には外向的で明るい人だと思われているのです。
つまり性格を変えたいのならば
1、新しい環境
2、過去を捨て新しい人生を生きる意思
この2つがあればいくらでも変えることができるのです。そして、これはモテる男になる上で下手なテクニックやノウハウを学ぶよりもずっと効果的な方法なのです。
気質的な性格は変わりませんが、周りの評価などで使われる性格はいくらでも変えられます。なのでもし本気で現状を変えたいのなら、モテない状態からモテる男になりたいのならばこれは頭に叩き込んでおいてください。
1-3.では、モテる男はどういう性格的な共通点があるのか?
とは言っても、モテる男に全く共通点がないのか?と言われるとあります。モテる男になっていくための性格的な条件は存在するのです。まず最低限
・他力本願・他者依存的な思考を続けない事。
・自分を成長させていくこと
これだけは絶対に必須項目です。
当たり前ですが、女性に冷たい態度を取られて逆ギレをするのも凹むのもどちらでもいいですが、最終的に「見返してやるくらいいい男になってやる!」「もっといい男になって次こそは!」という男のほうが、最終的にはモテるようになります。
誰かのせいにするのはいいけど続けないコト。誰かに何とかしてもらおうとするのではなく誰かに学び自分の力を磨くこと。これが出来ない人は恋愛だけじゃなく何をやってもうまく行く方向にはいけません。
では、具体的にモテる男の共通の条件とも言える性格的な要素を7つ紹介していきます。もちろんこれは全部やらなくてもいいしイキナリ出来る事ではないので少しずつ取り入れるだけでも全然モテる度合いは確実にあげることができるはずです。
1.余裕を持つメンタル
2.女性に負担を与えない
3.ちょっとした気遣いで
4.追いかけない
5.ユーモア
6.一途
7.ミステリアス
一見、一般的に言われてはいないものも入っていますが、大事なのは”どの部分”でこの性格的な要素を取り入れるか?です。是非、注意深くご覧になってください。
条件1.妬み・嫉妬よりや束縛よりも余裕を持つメンタル
女性に好かれるモテる男だと思われるためには、数を求めようが質を求めようが、感情に振り回されている状態では厳しいです。
例えば、狙ってる女性や好きな女性が他の男と一緒にいる時や彼氏持ちだたりすると、妬んだり、嫉妬心を持ったりしていると心理的に焦りが出てきてしまいます。それが言葉に出たり態度に出てしまうのです。
中には付き合う前から間接的に束縛してくる男もいたりしますけど、そもそも恋愛という自由に相手を選べる世界ではそういう男は明らかにモテません。付き合っても束縛する男のほうが明らかにモテないのは言うまでもありません。(中には好きな女性がいますがそういう女性ほど依存的だったりしますので・・)
大事なのは・・・余裕を持つメンタルです。そのためには、
・感情を自制しコントロールをする。
・感情の方向性を変えて活用する
この2つが一般的です。メンタルを鍛えていくのかメンタルの使い道を変えるのかの2つあるので最終的に余裕をもって関わり客観的に女性と関われるようになる事が最低限必要になります。
条件2.軽くて遊び人でチャラい!女性に負担を与えない
よく、恋愛では”重い”とか言いますよね。これは女性に対して求めている要求が大きいほど使われる言葉です。しかし、モテる男はこの要求が少なくて”軽い”のです。そしてこの軽さがチャラいとか軽いと思われます。
ちょっとわかりにくいので詳しく解説をしていきましょう。
例えば、まだモテてない方ほど直接的に女性を誘います。「連絡先を教えてもらっていいですか?」とか「●●いこう」と言うように「僕あなたを狙ってますよ!」という合図バリバリでアプローチをかけます。
そして、それまでに過剰に優しくしたり何かをしてあげます。しかし、これらの行動は全て自分の要求を通すためにやっているわけなので、好意を察知されてしまえば女性はいかに断ろうかを考え始めるわけです。
しかし、モテる男は間接的かつ軽く誘うのです。負担にならないように誘うわけです。例えば、「カラオケ好き?」「じゃ、今度機会があればいこっか?」としてYESを貰って時間を置いてから「あ、連絡先聞くの忘れてた・・」というように連絡先を聞きます。
告白もせずにキスもするし告白するにしても軽くします。
これは、相手の女性に断るストレスを与えない配慮でもあるわけです。本人がそこを意識しているのかはわかりません・・・確かにこれが行き過ぎると”軽い””チャラい”と思われるし本人自体もそういう軽い付き合いや体だけの関係だけになってキズナは作れないかもしれません。
しかし、個人的にはそれもアリじゃないかと思ってます。”嫌われる覚悟””自分自身の責任”にしてあげる事ができているのである意味、自分の”好き”を無理に押し付けて重い気持ちを行動でブツけている人よりもずっとマシかなと(苦笑)ただ、最終的にはバランスを意識しないと、結局モテたとしても心の中は孤独だってことになりかねませんのでご注意を。
条件3.ちょっとした気遣いで優しさを感じさせる
よく女性は優しい男が好きとか言います。しかし、ここで勘違いしがちなのが優しい事をすれば優しいと思ってくれるわけではないという事です。例えば送り迎えをしてあげるとか奢ってあげるとか、過剰にやることは優しさではありません。
また、例えば、ちょっと遊んでる彼氏持ちの女性を好きになって、良かれと思い浮気をしている事を暴いてもそれは優しさではないのです。余計なお世話なのです。
もし、そこであなたが何も求めてないなら話は別ですが、そういう余計なお世話が全て「俺が君を手に入れるため」だとなれば不快感を感じてしまいます。
そういうあからさまは優しさは優しさではないのです。送り迎えをするのではなく「気をつけて帰れよ。帰ったら心配だからメールくらいはしろよ。」のほうがいいし求められてあなたが時間があればやってあげればいいのです。
自ら「はい!僕君のアッシーになります!」なんて宣言しなくてもいいのです。
ではなく、ちょっと悲しそうとか何かあったんじゃないか?って気づいてあげる事。気遣ってあげてねぎらいの言葉をかけてあげる事が優しさなのです。別に大したことをすることが優しさではなくほんのちょっとしたあからさまでない気遣いをしましょう。
条件4.クールに追いかけない
よくクールな男はモテるとかもよく言われていますよね。よくこれを勘違いして「黙っていればモテる」というように勘違いしている人がいますが、そうではなく、追いかけない、ガッツかないということです。
例えば女性の話に共感できなくても「うんうん」と頷きはするだけで、余計な事は言わないけど最後に「無理するなよ」と吐き捨てるようなクールさはとか。後は「俺は○○に行きたいから行くけど来る?別に予定があるならいいけど。」というようなある意味女性の選択に対してさっぱりしていることです。
追いかける事はしない。しかし、だからと言って何もしないのではなく好意的に思っている事を態度や行動や言葉で負担にならないように伝えてくる・・だから効果があるのです。
人は追いかけると逃げる、逃げると追いかけたくなるという習性が自動的に働くようになるでしょう。
条件5.過去を笑い飛ばせるユーモア
モテる男ほど、過去を生きてはいません。よく多くのモテない男は「過去●●だから」とか「どうせ俺はモテないから」と過去ばかり生きています。そして自分のダメなところを過去であろうが隠そうとします。
しかし、モテる男は過去を笑い飛ばし過去から学び取り今があると思っています。失敗は失敗ではなく、うまくいかないデータがとれたくらいにしか思っていないのです。
そして最悪な過去でさえも笑い飛ばしネタにするほどのユーモアさを持っています。
別にお笑い芸人のように面白く言うとかでなく純粋に自分の失敗談を笑って、「俺ってクソだった」と言えるくらい過去から学び成長しているということですね。
条件6.自分の目的や目標に一途に突き進む
今まで、僕は色んな男性の恋愛の相談を見てきていますが失恋をしたときとかうまく行かなかったときに、モテない人ほど自分が失敗したことに落ち込み、女性に裏切られた事に憎しみを抱え、悲しみを抱え続けます。
しかし、モテる男は「いい学びだたもっといい男になるぞ!」とか「クソ!あんな女見返すくらいの男になってやる!」というように自分自身の可能性を開く事にフォーカスしているのです。
嫌われるんじゃないかとか好かれないんじゃないか?とか余計な事を考えず今この瞬間の目標に一気に突き進んでいき、自己成長に徹底的に力を注いでいて、その成長が更にモテるようになっていく秘訣だったりします。
もちろん凹む事もありますし、失敗もしますが、最終的には自己中でもなんでもいいから自分gあ伸びる方向に自分を持っていくことを考えましょう。
条件7.弱音を吐かないミステリアスなワイルドさ
先ほど、過去を笑い飛ばせるユーモアさと言いましたが、それと同じくらい今現状の悩みとか弱音というのは吐きません。もちろん、ゼロではありませんが、ある程度の関係になるまでは全く見せない人もいます。
その弱音を見せないところがミステリアスさを生み出しワイルドさ(男らしさ)を感じさせます。クールなどからでもミステリアスさは感じますが、本音を出さない部分「好きな気持ちや狙っている気持ちを悟られないようにする」事でもミスリアスさを生み出します。
そもそもミステリアスというのは「わからない」という要素。以前「好きな人だからこそ!振り向かせる為の12の武器」の記事で恋愛感情の原理でも話しましたが、手に入りそうだけど手に入らないきわどさが恋愛感情を拡大するのです。
それ以前に、このミステリアスさを日常から持つ事は非常に重要です。日常は前向きで弱音を吐かず余裕をもっていきましょう。
最後に。。。
ここでお伝えしたモテる条件を読み返してみると、基本的なものばかりだと言う事がわかります。しかし、多くの恋愛に悩む人を見ているとこれがなかなかできていないコトが非常に多いです。
どれもマインド的、性質的なものなので、あなたがモテたいと今頑張っているのなら、好きな女性になっているのならば常に1つ1つチェックををしていきましょう。この条件を1つづつ小さなところからクリアしていくだけでどんどんモテるようになっていくので忘れないようにしましょう。