ギャップ萌えを作りだすたった２つのロジックと11の実例

「今、あまり印象良くないからギャップ萌えで一発逆転を狙いたい。」
「ギャップ萌えさせようとして色々やったけど全然効果なしだった・・」
「そもそもギャップ萌えってどうやって作り出せばいいの？」

男女関わらずギャップ萌えは一気に恋心を生み出すための武器になるからギャップ萌えを作ろう！

とする人がいます。

確かにギャップ萌えは今までの悪印象を逆転させるくらいの好意の感情を生み出します。

それで、壁ドンやら普段は草食だけど肉食になったりとか・・
はたまた、恥ずかしがったり優しくしてみたりだとか・・

ネットや書籍などの色んなギャップ萌えを作るための方法をやったけど逆に印象を悪くしてしまう人がいます。

あなたはそんなふうにはなりたくないですよね。

そこで今回は、心理学・認知学をもとにギャップ萌えが生み出される原理を解説をしていきます。

この原理から外れたギャップ萌えをすると大概の場合は悪印象になってしまいます。

きっと、ギャップ萌えをさせようとしてうまくいかなかった方は

「あ、だから自分は失敗したんだ・・」

とうまくいかなかった理由がわかるはずです。

是非、ページをスクロールしていただき、ギャップ萌えの心理を作り出すためのロジックを知ってください。

その上で同時に女性がギャップ萌えを感じた瞬間を５０人にネットでインタビューしたものを厳選して１０個にまとめたので自分の状況に当てはめて参考にしてみてくださいね。

ギャップ萌え＝印象による感情のふり幅

「ギャップ萌え」とは、ひとりの人物に内在する、ある要素と別の要素とのギャップ（間隔、ずれ）、普段は有り得ない状況が生みだす萌えである。

と言うように、男女かかわらずギャップ萌えをしますがこのギャップ萌えと言うのは普段との大きなズレによって好きと言う感情を感じた現象のことをいいます。

が、もうちょっと正確に言うと

相手の中にあるあなたの印象。
「きっとこういう人だろうなぁー」

という今までの印象があなたの
なんらかの行動によって

新たな
「え？そんな一面あるの？！」
と擦り変わって

それが相手にとって好印象だと受け取られればギャップ萌えがおこるのです。

つまり、ギャップ萌えというのは印象から感じる感情の振り幅によって結果的に好印象を感じることによってうまれるものなのです。

とはいっても、ギャップ萌えで惚れる！

みたいに言われて真に受けてギャップを出せばいいんだと真逆のキャラを出してみたものの逆に嫌われる羽目になったみたいな事がおこったりしてしまいます。

それはなぜか？というとギャップ萌えの原理を理解していないからです。

ギャップ萌えがおこすためには、
結果的に好印象にしないといけません。

つまり・・

プラスの印象を感じるようにしなければいけないのです。

これを不快な感情にしてしまうとギャップ萌えではなくギャップ引きになるのです。

つまり、ギャップを見せる事で相手の印象がどのように変わるのか？という、相手のから自分がどう見えているのか？どう魅せればいいのかがわかっていないとギャップ萌えは使えないどころか逆に悪い印象を与えてしまう可能性があるのです。

では、一体ギャップ萌えとは一体どのような時におこるのでしょうか？

それには究極的に言ってしまえば２つの要素しかないのです。

下から上に上がるギャップ萌え

まず、これが最も典型的なギャップ萌えですが・・・印象が悪かった状態が好印象に変わるギャップ萌えです。

特にこれは最初の印象が悪かった人。
何らかの出来事で印象が一気に下がった人。

だからこそおこるギャップ萌えで、このギャップ萌えがおこると

悪い人→いい人
無能な人→優秀な人
冷たい人→優しい人

というように一気に印象が変わるのです。

例えば、有名なのが

強面の人が動物を可愛がっている姿を見て・・めっちゃ優しい人だ！となる。

電車でヤンキーがおばあちゃんに席を譲って・・凄い思いやりのある人だ！となる。

チャラいように見えるけど実は仕事は真面目に考えて・・誠実な人なんだ！となる。

とかですね。

これは、悪い印象だったのがちょっとした行動によって一気に好印象に変わるいい例です。

このギャップ萌えの凄いところは、もともと優しいと思われる人以上に優しいと感じるところなんです。

わかりやすくグラフにすると、

元から優しい人は通常の状態から優しいと感じているので中心から好印象になっていますよね。

しかし、強面の人の場合

普段から優しい人ほどじゃなく、ちょっとした優しさによってギャップ萌えがおこり、感情のふり幅が大きいのがわかるはずです。

先ほども言いましたが、、、
大事なのはこの幅なんです。

グラフを見比べてもらうとわかると思いますが、距離的に見ると・・

明らかにギャップ萌えをした方が距離が長いですよね。

ギャップ萌えがあると効果的な最大の理由は
印象から感じる感情の高低差の距離からうまれるのです。

このギャップ萌えをおこすことによって悪印象も一気に好印象に変えることができるようになるのです。

実際の女性の実例を見ていきましょう。

なんか頼りなさそうだなと思ってましたが・・・
最初に新しいアルバイト先の飲み会があり参加したときに、頼りなさそうな男性がいました。なんかこの人頼りなさそうで仕事もできなそうと思っていました。見た目がそんな感じでした。アルバイトで彼の仕事ぶりを見ていると、スーツ姿でしっかり仕事をこなしていてかなりギャップを感じました。また、仕事姿がかっこよかったからギャップ惚れしてしまいました。

男の人って仕事でこんなに能力を発揮するんだーと、一気に憧れる存在になりました。

仕事姿がかっこいいのは本当にヤバイです。
普段とギャップがありすごく憧れてしまいました。
しばらく憧れの存在で仕事が楽しかったです。
普段の姿と全然違って仕事でしっかりしている姿が素敵でした。

憧れていたけど他の職場の女性と付き合ってしまいました。

やっぱり仕事でかっこいいから職場の女性にモテてたのでちょっと残念でした。

やっぱり仕事ができる男性ってかっこいいですね。本当に憧れる存在でした。

ただ単にテンションが高い人だと思ってたけど優しかった
すごくおもしろくてテンションが高い人だなと思っていたのですが、友人が飲み過ぎて吐いてしまったときに、すぐ自分から進んで袋と布巾を持ってきてくれて全然汚い素振りも見せずにてきぱきとお掃除してくれている姿をみて、すごく以外だと思いました。俺無理なんだよねって感じのタイプかと思っていたのですが、すごく慣れた手つきで片づけてくれたのですごくギャップでかっこいいと思ってしまいました。何も言わずに掃除してくれて、友人を大丈夫？

と気にかけている姿を見てすごく感動してしまいました。

後日友人と話したのですが、友人もやっぱりかっこよかったと言って意見が一致したので、すごくイケメンな行動だったと感じました。

嫌な顔一つせずに一生懸命掃除してくれていたところにとてもギャップを感じてとてもポイントが高いと感じたことでした。

すごく性格がいいとそういうときに判断できるなと思ったので、とてもいい人で優しいと思いました。

ただ、これは色んなクライアントを見てきた上での経験上ですが、この下から上に向かうギャップはできる限り短期間でおこさないと相手が避けて離れていく可能性が高くなってしまうという事です。

会えなくなってしまったらギャップ萌えを作る事は難しくなるので会えている間にいかのこのギャップ萌えを作るのか？がポイントになってきます。

そして・・・もう一つのギャップ萌えが

上から下に降りるギャップ萌え

です。

このギャップ萌えは相手から見た時にあなたの印象が最初から好印象でプラスの状態になっている時に使えるギャップ萌えです。

たまにいるのですが、既に自分の印象が好印象なのに、ギャップ萌えをおこそうとしてより好印象を与えようとする人がいたり、逆に人間臭さを出してマイナス印象を与えようとする人がいますが、そういったギャップ萌えは基本的に使えません。

ここでのポイントは言葉通り・・・

”印象を下げる”のではなく”降りてくる”という事です。

つまりですよ。

一言で言ってしまえば、相手にとってはあなたは既に好印象で上だとみられている場合は、相手のステージまで下りた事をするのです。

例えば、

明るくて落ち込まない人だと思ってた悔しくて泣いている姿を見た時
新入社員ではいった建築会社の同僚で、いつも同期の中心にいて、とても明るくて常に笑っている同期がいました。男子女子に関わらず、とても人気があり、自然とその男子の周りに人が集まるような空気をもっていました。私もその同期のことはとても好きでしたが、暗い話や悩み事をしたとしても「なんとかなるよー。だいじょうぶ！」と笑い飛ばされると勝手に思い込んでいたので、その同期とは深い話をしたことはありませんでした。

偶然、その同期を同じ営業所に配属されて、営業所でもその同期は常に笑顔で悩み事など全くないような雰囲気でした。

ただ、あるとき　その同期の担当するお客様から理不尽なクレームをつけられ契約や破談になってしまいました。

同期は「仕方ない！」と笑っていたので、私もあまり心配していませんでしたが、営業所の外で、一人その同期が悔し涙を流している姿を見ました。

その姿をみて、笑顔の裏には、悔しいことや悩みなどたくさんあるんだろうなと感じ、ただ明るいだけでなくとても強い男性なんだなと改めて同期として惚れ直しました。

普段は仕事でめっちゃできる人でなんでもできると思ってたけど、それは誰かの為だからできることで自分だけの事になるとめっきり何もできなかったりするのを見て一緒だと思った。

いつも前向きでプラスに物事を考えているように見えるけど弱い部分を見た時に、この人も私と同じように弱い時があるんだと感じた。

すごい仕事ができる人なのにこっちの意見を聞いてくれたりしてフェアな関わりをしてくれた。

これを見てもらえばわかると思いますが印象を下げているのではなく、ポイントは「私と同じ人間なんだ」というように認識しているところです。

つまり・・悪印象を与える・マイナス印象を与える。
のではなく、相手が普通にありえる印象を与えるのです。

ここ、非常に重要なので覚えておいてください。

もうちょっと正確に言うと、

”相手がダメな状態にやりがちなアクションまでのマイナス印象を与えるのはプラスに転じる可能性が高い”

ということです。

このギャップ萌えを作るためには、あなたが相手の立場におりてかかわりをもってある程度の情報を知っておく必要があります。

それによって「ここまでがギャップ萌えがおこせる！」
というボーダーラインが見えてくるはずです。

普段全く泣かず常に強気でポジティブな人に対して、弱いところを見せても効果が薄いんですね。それならば強気でポジティブだったけど実は無理しているんだ・・・という姿を見せた方が効果的だったりするように。

しっかりと相手をみてギャップ萌えをおこしてください。

グラフにするとこんな感じです。

これも上がった分だけ距離があるのがわかりますよね。

ただ、デッドライン（印象が悪くなるライン）を超えないようにギャップをおこすのがポイントになるのでしっかりと相手と信頼関係を作って相手を理解していくことによって初めてこのギャップ萌えはおこせるようになるのです。

その他のギャップ萌えを作り出す方法

さて、ここまでは最も基本的なギャップ萌えをおこすための原理について解説しましたが・・・あくまであれは基本的な概念なので覚えておいてください。

もう覚えましたね？

ギャップ萌えは主に２つの状況でしかおこらない。

・下から上にあがるのか？
・上から下に降りるのか？（下がるのかではない。）

でしたね。

これら２つのギャップ萌えは基本ですが、ちょっと違うパターンもあるので紹介しておきます。

突出した才能をもってるけど当たり前の事ができないギャップ萌え

もし、あなたに他とは違う圧倒的に突出した周囲も本人も認める才能や能力があるのならば、他の人にとっては”当たり前にできる事が全くできなかった”としてもそれはギャップ萌えになりえます。

先ほど、プラスの印象→マイナスの印象の場合は、「相手にとって悪印象にならないレベルで」と言いましたが、プラスの印象が明らかに突出している場合はちょっと違います。

圧倒的な突出した才能にフォーカスが当たる分。
それ以外の事はできるわけがないよね。
普通じゃないからこの人は凄いんだ。

というように認識されるギャップ萌えがうまれます。そして、相手にとっては当たり前の事なら自分が支えればいいと思えるので結果的にマイナスになりにくくなるのです。

AV男優のしみけん氏とはあちゅう氏の夫婦とかはいい例です。

沢山の女性を抱いているということは女性から見たら当たり前にマイナス印象ですが、それそのものが圧倒的に突出した才能だと判断されているからこそ見え方が変わって結果的にプラスの印象になっているのです。

全てのマイナスが１つのプラスにつながっているギャップ

これは、なかなか説明が難しいのですができる限りわかりやすく説明をしていこうと思いますが、これは相手にとって何をするにしてもマイナスの側面しか見えない時などに、それが全て１つのプラスのためにやっている事だと認識されたときにおこるギャップです。

例えば、

会社の人事をやっている人が何千人ものリストラをおこしたとします。

ここでリストラになった人達は大概の場合は不満を抱き印象が悪くなるはず。
なぜなら仕事もなくなり家族は路頭に迷う可能性さえあるからです。

それからストライキをおこして対立をしたとします。

しかし、よくよくその理由を聞いてみると、そのリストラが今現状会社を立て直し、より高みを目指すために必要な戦略のためにどうしても必要で本来は後になんとか戻ってきてもらおうと思っている。

しかし、変な期待を与えてしまって次の仕事が見つからないままになるくらいならば言わない方がいいと思っていた・・だからストライキをおこしてくれた時にこのまま嫌になってくれたほうが次にいけるんじゃないかと思って・・・

とかですね。

今まで知らなかったことを知る事によって

「そういうことだったのかぁ～」

とすべてのマイナスがプラスに転じるのです。

しかし、当然ですがこれは「嘘」でも案外いけたりするんですが、嘘をつくと必ずどこかに不和が出てくるので大体ばれます。

そのため本当の事でないといけません。

自分のしたことは素直に認めた方がいいですよ。

これは起こった出来事による全てのマイナス面が１つのなんらかの目的につながっている事を知ったときに好印象に変わりギャップ萌えがおこっているのがわかります。

全てのマイナスがプラスになる瞬間にギャップがおこるのです。

このギャップは、長期的な関係を構築する中であなたの印象が悪くなった時に使えます。また、自らマイナスの印象を成長によってプラスに転換するギャップなどもありますが、このようにギャップ萌えというのは自分自身で作り出すことも可能になるのです。